2008年05月13日

金融保証会社(モノライン)大手のMBIAが決算発表

米国株相場レポート

5月 12日

森  崇

1.金融保証会社(モノライン)大手のMBIAが発表した決算で、同社CEOが、一段の増資は必要ないとの見解を示したことから同社株が買われるとともに、
  金融株が幅広く買われた。

2.小売企業業績に強気見通し等好材料が複数出、個人消費に対する安心感が広まった。

@アン・テイラー(ANN)
   婦人用衣料小売チェーン大手が、一部費用を除く一株当たり利益の暫定集計結果を公表。5月3日までの3ヶ月間で、45セントから47セントになったもようだとした。当初は35セントから40セントと見込んでいた。同社の“ロフト・チェーン”で、カジュアル、低価格品が良く売れたと言う。

Aコレクティブ・ブランズ(PSS)
   フットウェア小売チェーンが、一株当たり利益の暫定集計結果を公表。第1四半期の一株あたり利益は61セントから67セントになったもようと言う。

Bウォルマート(WMT)
   シティ・グループが同社の目標価格を57ドルから67ドルへの引き上げた。明日の決算発表を控え、海外部門の売上好調を見込んでいる。

3.ハイテク株に好材料。

@リサーチ・イン・モーション(RIMM)
カナダの携帯情報端末(PDA)大手の同社は12日、「ブラックベリー」の最新版を発表。この新機種「ブラックベリー・ボールド」には、高速の第3世代(3G)携帯電話ネットワークを利用。楽曲ダウンロードやインターネット閲覧、動画視聴もより簡単に楽しめるようになる。法人顧客対象に、業務用ソフト高速稼働の為、処理性能を向上させた。

Aアップル(AAPL)
   BMOキャピタル・マーケッツが同社の目標株価を180ドルから205ドルに引き上げた。新型iPhoneと、PC市場シェア拡大により利益が更に拡大すると言う。また、オンライン・ストアで、現在iPhoneが入手できないと会社側がコメント。これにより、新型iPhoneの発売が間近との観測が出た。

ダウ指数は前日比130.43ドル高の12,876.31ドル、S&P500指数は同15.30ポイント高の1,403.58、ナスダック指数は同42.97ポイント高の2,488.49で引けた。

080513.jpg


引け後、エンジニアリング大手のフレアー(FLR)が好決算と、強気見通しを公表し、株価はOTC取引にて、本日引け値(166.36ドル)に対し、175.99ドルで取引されていた(NY時間午後5時10分現在)。


(米国株相場にとっての強材料)
1.リサーチ・イン・モーション(RIMM)
カナダの携帯情報端末(PDA)大手の同社は12日、「ブラックベリー」の最新版を発表。この新機種「ブラックベリー・ボールド」には、高速の第3世代(3G)携帯電話ネットワークを利用。楽曲ダウンロードやインターネット閲覧、動画視聴もより簡単に楽しめるようになる。法人顧客対象に、業務用ソフト高速稼働の為、処理性能を向上させた。

2.シカゴ連銀のエバンス総裁が12日、以下の通り発言。
  (発言要旨)
★米金融当局の政策金利に対する姿勢は適切であり、成長とインフレという二つリスクに対して均衡が取れている。現在のフェデラルファンド(FF)金利誘導目標は両リスクに対して、ほぼ均衡が取れている。
★FF金利からインフレ率を差し引いた実質金利はほぼゼロかおそらく、ややマイナスだ。この金利水準は、緩和的と呼べるレベルだ。

3.MBIA(MBI)
金融保証会社(モノライン)大手の同社が12日寄り前業績発表。2008年1−3月(第1四半期)の営業損失は1株当たり3.01ドルと、予想(1.21ドルの赤字)を上回る赤字幅だった。住宅ローン関連など債務担保証券(CDO)低迷が影響した。ジェイ・ブラウンCEOは追加の金融保証として10億ドル超を支払うとの見通しを示した。価格評価の最も困難な「レベル3」に分類される資産は73億ドルだった。ただし、ブラウンCEOが、潤沢な流動を保持し、バランスシートは今よりも何倍も深刻な信用ひっ迫にも耐え得るよう強化されている。一段の増資は必要ないとの見解を示したことから同社株が買われた。

4.ウォルマート(WMT)
  シティ・グループが同社の目標価格を57ドルから67ドルへの引き上げた。明日の決算発表を控え、海外部門の売上好調を見込んでいる。

5.アン・テイラー(ANN)
  婦人用衣料小売チェーン大手が、一部費用を除く一株当たり利益の暫定集計結果を公表。5月3日までの3ヶ月間で、45セントから47セントになったもようだとした。当初は35セントから40セントと見込んでいた。同社の“ロフト・チェーン”で、カジュアル、低価格品が良く売れたと言う。

6.コレクティブ・ブランズ(PSS)
  フットウェア小売チェーンが、一株当たり利益の暫定集計結果を公表。第1四半期の一株あたり利益は61セントから67セントになったもようと言う。

7.アップル(AAPL)
  @BMOキャピタル・マーケッツが同社の目標株価を180ドルから205ドルに引き上げた。新型iPhoneと、PC市場シェア拡大により利益が更に拡大すると言う。
  Aオンライン・ストアで、現在iPhoneが入手できないと会社側がコメント。
   これにより、新型iPhoneの発売が間近との観測が出た。


(米国株相場にとっての弱材料)
1.ミシュキンFRB理事が12日、以下の通り発言。
  (発言要旨)
★更なる利下げについては、インフレ期待の落ち着きが大前提である。
★利上げを実施する際は物価全体ではなく、食品とエネルギーを除くコアベースの物価に対応すべきだ。

2.シティ・グループ(C)
オッペンハイマーのアナリスト、メレディス・ホイットニー氏は12日、シティグループが巨大な再建コストに直面しており、パンディットCEOが同行を好転させるには凄い離れ業が必要となると指摘。シティは2008年末から09年初めにかけて大規模な事業売却に迫られると言う。更に、シティが今後3−5年の間、利益がわずかにとどまり、一段の減配に迫られるとの見解も繰り返した。

3.スプリント・ネクステル(S)
米携帯電話事業者3位のスプリント・ネクステルが12日寄り前業績発表。不振な決算内容だった。当期中の解約件数は100万人を超え、同社は一部事業資産の売却を検討。

第1 四半期(1‐3月期)
○売上高…93億3,000万ドル(コンセンサス予想は93億9,220万ドル)
○1株当たり損益…0.18ドル(コンセンサス予想は利益0.02ドル)

4.ケーブルビジョン・システムズ(CVC)
ケーブルテレビ(CATV)大手ケーブルビジョン・システムズが、新聞発行大手トリビューン傘下の地方紙ニューズデーを6億5000万ドルで買収することに合意。


個別銘柄編

投資判断変更

1. フェデックス(FDX)
  モルガン・キーガンが、同社の投資判断を“アウトパフォーム”から“マ
  ーケットパフォーム”に引き下げた。

価格目標変更
1. アップル(AAPL)  
  BMOキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を180ドルから205
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

2.アップル(AAPL)   
  Am・テック・リサーチが、同社の目標価格を210ドルから220ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

3.フェデックス(FDX)
  スティフル・ニコラスが、同社の目標価格を105ドルから104ドルへ引き
  下げた。また、投資判断は“買い”とした。

4.アン・テイラー (ANN)
  フリードマン・ビリングスが、同社の目標価格を25ドルから27ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“マーケットパフォーム”とした。

5.スミス・インターナショナル(SII)
  ドイチェ・セキュリティズが、同社の目標価格を81ドルから89ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“買い”とした。



=以上= 
posted by mori at 10:18 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月10日

下落。

米国株相場レポート

5月 9日

森  崇

下落。


(背景)
1.金融大手に悪材料が出た。
@アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)
保険最大手AIGが8日引け後業績発表。2008年1−3月(第1四半期)、一部デリバティブの評価額見直しなどに伴う影響を除くと、1株損失は1.41ドルとなった。予想は34セントの赤字だった。また同社は125億ドルの増資を発表。 更に、スティーブン・ベンシンガー副会長は9日開かれた電話会議で、評価損の計上と信用市場の混迷が終了したとはまったく保証できないと述べた。

Aシティグループ(C)
シティグループのパンディットCEOは9日、今後3年間で約4000億ドルの資産を段階的に縮小する計画を明らかにした。

Bフリーモント・ゼネラル(FMNT)
サブプライムローン会社フリーモント・ゼネラルは9日、リテール(小口)バンキング部門の売却を完了できるめどが立たないため、破産法適用を申請する可能性があることを明らかにした。

2.フリーポート・マクモラン(FCX)に悪材料が出た。
  世界2位の銅鉱会社の同社株が急落。銅在庫が増加中であると言う。世界最大の銅消費国である中国からの買いが鈍化傾向を示唆していると懸念された。これを受け、貴金属、農業関連株にも売りが広がった。

3.ニューヨーク原油先物相場は終値ベースでの最高値を更新。ECBが金利を据え置く中、インフレ懸念を表明しており、今日もユーロに対してドルが下落したことが原油高を招来している。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引されている原油先物6月限は前日比2.27ドル(1.84%)高の1バレル=125.96ドルで終えた。ただし、このスピード上昇は維持不可能との見方が強く、石油会社の収益悪化観測に結びつき、石油関連株が軒並み下落した。

ダウ指数は前日比120.90ドル安の12,745.88ドル、S&P500指数は同9.40ポイント安の1,388.28、ナスダック指数は同5.72ポイント安の2,445.52で引けた。

20080510_1.JPG


(米国株相場にとっての強材料)
1.3月の貿易収支統計によると、財とサービスを合わせた貿易収支は582億ドルの赤字(前月は617億ドル)と、予想(610億ドルの赤字)を下回った。
年初来で最小額となった。輸入は2.9%減少して2067億ドル。2001年12月以来の大幅な落ち込み。輸出は1.7%減の1485億ドル。輸出の減少は2007年2月以来初めて。原油の購入が減少した。また中国製品への需要も減退、対中貿易赤字は161億ドルと過去2年間での最小に縮小した。

2.サーキット・シティ(CC)
米家電量販2位のサーキット・シティは9日、身売りの検討中であることを公表。ビデオレンタル最大手のブロックバスターと2位株主のカール・アイカーン氏に対し、適正評価を認めると明らかにした。はまた、戦略的選択肢の検討における助言役としてゴールドマン・サックスを起用した。ブロックバスターは適正評価前の暫定買収案として、サーキット株1株当たり6−8ドルを提示している。

3.モルガン・スタンレー(MS)
モルガン・スタンレーのジョン・マックは9日、今回の世界金融危機は、明らかに最終段階にあるとの見方を示した。

4.グーグル(GOOG)
  グーグルのシュミットCEOは、ヤフーとの今後の関係について明言を避けながらも、4月に行ったヤフーとのネット広告の試験提携を成功だったと評価。また、ヤフーとのさらなる協議の基礎になると述べ、今後の提携の可能性に含みを持たせた。

5.フォード(F)
米資産家のカーコリアン氏は、自動車大手フォード・モーターに資金を注入し、株式の保有比率を5.5%を超える水準にまで引き上げる可能性があると言う。同氏の投資会社トラシンダが9日発表。アラン・ムラリーCEOへの信認を示唆。

6.アクティビジョン(ATVI)
ゲームソフトメーカー大手のアクティビジョンが8日引け後発表した08年1−3月(第4四半期)利益はアナリスト予想を上回った。ゲームソフト「ギターヒーロー」の販売が好調だった。

7.プライスライン・ドット・コム(PCLN )
オンライン旅行会社のプライスラインが8日引け後示した08年通期の一部項目を除いた利益見通しの上限は1株当たり5.65ドルと、予想(5.09ドル)を上回った。

8.ファニーメイ(FNM)
米住宅金融投資最大手、ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)は普通株と優先株の売り出しを通して45億ドルを調達した。売り出したのは、新発普通株22億5000万ドル相当と、転換優先株22億5000万ドル相当。投資家の需要は非常に強かったとコメント。普通株は1株当たり27.50ドルで8200万株売り出された。4500万株の転換優先株の利率は8.75%。

9.OPEC関係者の話として、現在の原油相場が上昇し続けた場合、9月に開く定例総会前に増産の必要性を協議する可能性があるとロイター通信が報じた。原油価格に影響を与えるためには日量50万バレル以上の増産が必要としている。OPECの現在の生産目標水準は日量2,967万バレル(イラクを除く12か国ベース)。


(米国株相場にとっての弱材料)

1.シティグループ(C)
シティグループのパンディットCEOは9日、今後3年間で約4000億ドルの資産を段階的に縮小する計画を明らかにした。昨年12月に就任したパンディットCEOはこれまでに、金融機関中で最大の440億ドルの増資を実施している。

2.フリーモント・ゼネラル(FMNT)
サブプライムローン会社フリーモント・ゼネラルは9日、リテール(小口)バンキング部門の売却を完了できるめどが立たないため、破産法適用を申請する可能性があることを明らかにした。フリーモントは8日、残存する住宅ローンのサービシングの権利をゴールドマン・サックスの関連会社に売却することで合意、

3.アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)
保険最大手AIGが8日引け後業績発表。2008年1−3月(第1四半期)、一部デリバティブの評価額見直しなどに伴う影響を除くと、1株損失は1.41ドルとなった。予想は34セントの赤字だった。また同社は125億ドルの増
資を発表。 更に、スティーブン・ベンシンガー副会長は9日開かれた電話会議で、評価損の計上と信用市場の混迷が終了したとはまったく保証できないと述べた。

4.フリーポート・マクモラン(FCX)
  世界2位の銅鉱会社の同社株が急落。銅価格下落が2週目に及び中、銅在庫が増加中であると言う。世界最大の銅消費国である中国からの買いが鈍化傾向を示唆していると懸念された。


個別銘柄編

投資判断変更

1. アクティビジョン(ATVI)
  コーウエン&カンパニーが、同社の投資判断を“中立”から“アウト
  パフォーム”に引き上げた。

2.アクティビジョン(ATVI)  
  カフマン・ブラザーズが、同社の投資判断を“保有”から“買い” に引き
  上げた。また、同社の目標価格を27.50ドルから34ドルへ引き上げた。

3.エヌビディア (NVDA)
  スティフル・ニコラスが、同社の投資判断を“売り”から“買い” に引き
  上げた。


価格目標変更

1. ファースト・ソーラー(FSLR)
  シティグループが、投資判断は“買い”に新規格付けした。また、
  同社の目標価格を450ドルとした。

2.サンパワー (SPWR)
  シティグループが、投資判断は“保有”に新規格付けした。また、
  同社の目標価格を105ドルとした。

3.エヌビディア (NVDA)
  Am・テック・リサーチが、同社の目標価格を26ドルから27ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“買い”とした。

4.エヌビディア (NVDA)
  ウェッドブッシュ・モルガンが、同社の目標価格を25ドルから26ドルへ
  引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

5.アクティビジョン(ATVI)    
  ウェッドブッシュ・モルガンが、同社の目標価格を30ドルから35ドルへ
  引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

6.バリザイン (VRSN)
  スタンフォード・リサーチが、同社の目標価格を36ドルから39ドルへ
  引き上げた。また、投資判断は“保有”とした。

7.コーチ (COH)
  ニードハムが、同社の目標価格を35ドルから39ドルへ引き上げた。また、
  投資判断は“買い”とした。

8.ペトロブラス・ブラジリレオ (PBR)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を93ドルから59ドルへ引き下
  げた。また、投資判断は“イコールウエイト”とした。

9.バリザイン (VRSN)
  オペンヘイマーが、同社の目標価格を39ドルから42ドルへ引き上
  げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。



=以上= 
posted by mori at 07:39 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月09日

全般反発。

米国株相場レポート

5月 8日

森  崇

全般反発。


(背景)
1.大手小売りの既存店売上高が予想を上回った。
@ウォルマート(WMT)
小売り最大手のウォルマート・ストアーズが8日寄り前4月の既存店売上高を発表。前年同月比3.2%増加し、最大3%としていた同社の予想を上回った。

Aマクドナルド(MCD)
マクドナルドが8日発表した4月の既存店売上高(開店13カ月以上)は前年同期比5%増加。米国の既存店売上高は2%増ながら、欧州の既存店売上高は6.3%増加した。またアジア・中東・アフリカ市場の売上高は7.8%増。

Bダラー・ツリー(DLTR)
ディスカウント・チェーンのダラー・ツリーが発表した2−4月(第1四半期)の売上高は10億5000万ドルと、アナリストの予想平均10億2000万ドルを上回った。既存店売上高は2.1%増加。

2.ECBが利下げを決定する中、ECBのトリシェ総裁がインフレ抑制が引き続き最優先事項だと述べたことから、早期の利下げ観測が後退したことを背景にユーロに対してドルが下落した。これで商品相場が一段高したことから、石油、貴金属、穀物、素材等商品関連株が買われた。

ダウ指数は前日比52.43ドル高の12,866.78ドル、S&P500指数は同5.11ポイント高の1,397.68、ナスダック指数は同12.75ポイント高の2,451.24で引けた。

引け後、NVDAが決算発表。第1四半期の決算は予想を下回ったが、先行き見通し良好を受け、株価は引け値より上昇。ATVIも良好な決算内容で、やはり引け後のOTC取引で上昇。

clip_20080509_01.JPG


(米国株相場にとっての強材料)
1.ウォルマート(WMT)
小売り最大手のウォルマート・ストアーズが8日寄り前4月の既存店売上高を発表。前年同月比3.2%増加し、最大3%としていた同社の予想を上回った。食品雑貨、医薬品、電子機器の値下げ奏功。5月の既存店売上高については前年同月比ほぼ変わらずから2%増と予想。景気がより難しい局面に差し掛かっているとの認識を示した。

2.3月の卸売在庫は前月比0.1%減少(前月は0.9%増)し、予想(0.5%増)を下回った。原油在庫の減少などが影響した。3月の卸売売上高は前月比1.6%増加した。

3.ドイツテレコム(DT)
ドイツテレコムが8日発表した2008年1−3月(第1四半期)決算は、部門売却益や金利費用低下に支えられ、純利益が前年同期から倍増。

4.マクドナルド(MCD)
マクドナルドが8日発表した4月の既存店売上高(開店13カ月以上)は前年同期比5%増加。米国の既存店売上高は2%増ながら、欧州の既存店売上高は6.3%増加した。またアジア・中東・アフリカ市場の売上高は7.8%増。

5.3日に終わった1週間の新規失業保険申請件数は前週比1万8000件減の36万5000件。予想は37万件だった。前週は38万3000件と、速報値の38万件から修正。4週間移動平均は3日までの1週間で36万7000件(前週36万4500件)に増加した。

6.ダラー・ツリー(DLTR)
ディスカウント・チェーンのダラー・ツリーが発表した2−4月(第1四半期)の売上高は10億5000万ドルと、アナリストの予想平均10億2000万ドルを上回った。既存店売上高は2.1%増加。

7.ニューズ・コープ(NWS)
ニューズ・コープが7日発表した1−3月(第3四半期)決算は、売上高が予想を上回った。


(米国株相場にとっての弱材料)
1.サブプライムとオルトA(サブプライムと優良案件の中間)の住宅ローンでは、住宅評価額がローン残高を下回る案件が驚異的な勢いで増えている。英バークレイズ・キャピタルが調査結果を公表。

2.欧州中央銀行(ECB)は8日、短期金利の調節手段である短期買いオペの応札最低金利を4%に据え置くことを決めた。国際通貨基金(IMF)は、ユーロ圏の成長率が今年1.4%に減速すると予想しているが、ユーロ圏のインフレ率が3%を超えるなか、ECBは利下げに慎重。

3.ムーディーズ・インベスターズによると、世界の高リスク・高利回り債を発行している企業のデフォルト率は4月に1.7%と、5カ月連続の上昇を記録。デフォルト率は年末までに5%に上昇し、来年4月までには6.1%まで上昇する可能性があると指摘。

4.投資家ジム・ロジャーズ氏は8日、以下の通り発言。

  (発言要旨)
★金や非鉄の最近の下落基調が続くようなら、買い増す。
★原油相場は強気相場の中で150ドルを超え、200ドルにさえ達するのは確実だ。これは短期的な見方ではない。過去40年余り、大規模な油田は世界のどこにも発見されていない。
★農業は今後10−15年間、世界で最も成長が期待できる産業の1つになる。

5.OPECのヘリル議長は8日、ドルの下落が続いているため、原油価格はバレル当たり200ドルに上昇する可能性があると発言。地政学的な懸念要因が原油価格高騰の要因になっているとも述べた。

6.OPECは8日、株式市場の混乱やドル安が投資家による原油買いを促しており、最高値更新の原因になっているとした。原油不足が市場で生じているわけではない。株式市場の混乱ドル安を受けて、商品に資金が流れていると言う。

7.ナスダックOMXグループ(NDAQ)
市場運営会社のナスダックOMXグループが8日寄り前業績発表。2008年1−3月(第1四半期)の総収入は前年同期比45%増の8億1380万ドル、買収関連費用と一時利益を除く1株当たり利益は48セントとなった。予想は、売上高が8億3000万ドル、買収関連費用と一時利益を除く1株当たり利益は
49セントだった。

8.ディラーズ(DDS US)
百貨店チェーンのディラーズが発表した4月の既存店売上高は前年同月比で4%減少。

9.フォートレス・インベストメント・グループ(FIG)
プライベートエクイティ・ファンド運用会社、フォートレス・インベストメント・グループが発表した1−3月(第1四半期)決算は74%の減益となる、予想を下回った。

10.ホブナニアン・エンタープライゼズ(HOV)
住宅建設大手ホブナニアン・エンタープライゼズは株式売却により1億9100万ドルの資本を増強する計画を明らかにした。

11.ワーナー・ミュージック・グループ(WMG)
音楽産業大手、ワーナー・ミュージック・グループが発表した1−3月(第2四半期)決算は純損失が前年同期から膨らみ、予想よりも赤字幅が拡大。CDの売り上げ減少が響いた。同社は四半期配当の停止も発表した。


個別銘柄編
投資判断変更
1. ワコビア(WB)
CSFBが、同社の投資判断を“アンダーパフォーム”から“中立”に引き上げた。また、同社の目標価格を23ドルから30ドルへ引き上げた。

2.トランスオーション(RIG)
スティフル・ニコラスが、同社の投資判断を“買い”から“保有”に引き下げた。

3.スプリント・ネクストテル (S)
ソレイルが、同社の投資判断を“オーバーウエイト”から“イコールウエイト” に引き下げた。


価格目標変更
1. ビザ(V)
モルガン・キーガンが、投資判断は“マーケットパフォーム”に新規格付けした。

2.ナスダック(NDAQ)
フリードマン・ビリングスが、同社の目標価格を52ドルから44ドルへ引き下げた。また、投資判断は“マーケットパフォーム”とした。

3.アクティビジョン (ATVI)
UBSが、同社の目標価格を30ドルから33ドルへ引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

4.グーグル(GOOG)
UBSが、同社の目標価格を570ドルから700ドルへ引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

5.スプリント・ネクストテル (S)
BMOキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を9ドルから11ドルへ引き上げた。また、投資判断は“マーケットパフォーム”とした。





=以上= 



posted by mori at 08:45 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月08日

全般急落。

米国株相場レポート

5月 7日

森  崇

全般急落。


(背景)
1.米証券取引委員会(SEC)は投資銀行の健全性について、米連邦準備制度理事会(FRB)との情報共有を強化する方針を公表。流動性の急激な流出で経営破たんの危機に瀕したベアー・スターンズの例に教訓を得たという。またSECは投資銀行に対し、資本と流動性水準の開示を義務付ける方針を打ち出したため、一段の評価損計上観測が高まり、相場の圧迫要因となった。これを受け、投資銀行株を中心に、銀行株等金融株が総じて下落した。

2.全米不動産業者協会(NAR)の3月の中古住宅販売成約指数は前月比1.0%低下の83と、予想に一致したものの、2カ月連続マイナスとなった。2月分は2.8%低下と、速報値の1.9%低下から下方修正された。これを受け、住宅建設会社株が下落した。

3.ニューヨーク原油先物相場が続伸し、前日に続いて過去最高値を更新した。第1四半期の米労働生産性の伸びが加速し、経済への自信と、エネルギー需要の拡大観測が高まったことが背景。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引されている原油先物6月限は前日比1.69ドル(1.39%)高の1バレル=123.53ドルで終えた。一時は同123.80ドルに上昇し、取引中の最高値を更新した。これを受け、ユーナイテッド・パーセル・サービス(UPS)等の宅配会社株や、デルタ航空(DAL)、コンチネンタル航空(CAL)等航空会社株も売られた。

4.テクニカルに、ダウ氏指数が200日移動平均線を上抜けなかったことから、とりあえずの売り物が出た。

ダウ指数は前日比206.48ドル安の12,814.35ドル、S&P500指数は同25.69ポイント安の1,392.57、ナスダック指数は同44.82ポイント安の2,438.49で引けた。

clip_20080508_01.JPG


(米国株相場にとっての強材料
1.シスコ・システムズ(CSCO)
ネットワーク機器最大手のシスコが6日引け後に業績発表。予想を上回る好決算だった。米上位顧客からの受注は2−4月(第3四半期)に極めて好調に増加したと語った。

第3 四半期(2‐4月期)実績
 ○売上高…98億ドル(コンセンサス予想は97億5,251万ドル)
 ○1株当たり利益…0.38ドル(コンセンサス予想0.36ドル)

また、チェンバースCEOは7日、2008年末までに景気が回復するとの見通しを明らかにした。


2.ウォルト・ディズニー(DIS)
メディア・娯楽大手ディズニーが6日引け後発表した08年1−3月(第2四半期)利益はアナリスト予想を上回った。リゾート旅行が人気だった他、アクション・アドベンチャー映画のシリーズ第2作「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」のヒットが寄与した。

第2四半期(1‐3月期)
 ○売上高…87億1,000万ドル(コンセンサス予想は85億717万ドル)
 ○1株当たり利益…0.58ドル(コンセンサス予想は0.51ドル)


3.スプリント・ネクステル(S)
携帯電話大手スプリント・ネクステルは7日、計画中の高速無線ネットワーク「WiMax」についてクリアワイヤと事業を統合し、新会社を創設すると発表。新会社に出資するのはインテルとコムキャスト、タイムワーナー・ケーブル、グーグル、ブライト・ハウス・ネットワークスで、出資額は合計32億ドル。同業上位のAT&Tやベライゾン・ワイヤレスに対する競争力が強化される。

4.MFグローバル(MF)
リーマン・ブラザーズは、先物・オプション取引大手MFグローバルの投資判断を「イコールウエート」から「オーバーウエート」に引き上げた。近いうちに資本を強化する可能性があることが理由。

5.オン・セミコンダクター(ONNN)
半導体のオン・セミコンダクターは4―6月(第2四半期)の売上高(買収企業分も含む)が最大で5億6000万ドルに達すると予想。アナリスト予想を上回った。


(米国株相場にとっての弱材料)
1.1−3月期(第1四半期)の非農業部門の労働生産性指数(速報値)は前期比年率2.2%上昇(前期は1.8%上昇)と、予想(1.5%上昇)を上回った。単位労働コスト指数は前期比年率2.2%上昇(前期は2.8%上昇)と予想(2.6%上昇)を下回った、前年同期比では0.2%上昇と、少なくとも2004年第2四半期以降で最小の伸びだった。

  (特徴)
人員カットや労働時間の縮小傾向が出ている。

  (エコノミストの評価)
生産性が上昇する中、労働コストは抑制されており、インフレ圧力を減じる内容だ。

2.全米不動産業者協会(NAR)の3月の中古住宅販売成約指数は前月比1.0%低下の83と、予想に一致。2カ月連続マイナスとなった。2月分は2.8%低下と、速報値の1.9%低下から下方修正された。

3.メリルリンチ(MER)
メリルリンチのジョン・セインCEOは7日、米国の消費者金融やクレジットカードのデフォルトが増加するとの見通しを示した。住宅価格下落と食料品・エネルギー価格上昇の持続や失業率の上昇は、米消費者の支出抑制を招く。向こう半年から1年にわたり景気の足かせになろうとしている。また、メリルには追加増資の計画はないと述べた。

4.クロズナーFRB理事は7日、以下の通り発言。

  (発言要旨)
★住宅差し押さえの増加は緊急を要する問題である。住宅不況が消費の足かせとなるからだ。
★米連邦住宅局(FHA)の守備範囲を広げ、より多くの借り手の支援を可能にする法整備が必要だ。

5.UBS(UBS)
スイスの銀行最大手UBSは、米司法省から顧客の脱税扶助の有無で捜査を受けていることを明らかにした。同行の従業員1人が重要参考人として一時拘束されたと発表。ドイツの検察当局も3月、UBSが顧客の税金逃れに協力した疑いでの刑事捜査を検討していることを明かにしていた。

6.米証券取引委員会(SEC)は投資銀行の健全性について、米連邦準備制度理事会(FRB)との情報共有を強化する方針を公表。流動性の急激な流出で経営破たんの危機に瀕したベアー・スターンズの例に教訓を得たという。またSECは投資銀行に対し、資本と流動性水準の開示を義務付ける方針を打ち出したため、一段の評価損計上観測が高まり、相場の圧迫要因となった。


個別銘柄編
投資判断変更
1. NYSE・ユーロネクスト(NYX)
サンドラ・オニールが、同社の投資判断を“保有”から“買い”に引き上げた。また、同社の目標価格を80ドルとした。

2.NYSE・ユーロネクスト(NYX)
ドイチェ・セキュリティズ が、同社の投資判断を“保有”から“買い”に引き下げた。また、同社の目標価格を77ドルから86ドルへ引き上げた。


価格目標変更
1. グーグル(GOOG)
カウフマン・ブラザーズが、投資判断は“買い”に新規格付けした。また、同社の目標価格を680ドルとした。

2.トランスオーション(RIG)
RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を140ドルから160ドルへ引き上げた。また、投資判断は“保有”とした。

3.シスコ・システムズ(CSCO)
ラザード・キャピタルが、同社の目標価格を28ドルから29ドルへ引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

4.ウォルト・ディズニー(DIS)
ダーベンポートが、同社の目標価格を40ドルから43ドルへ引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

5.バーリック・ゴールド (ABX)
カナコード・アダムスが、同社の目標価格を53ドルから50ドルへ引き下げた。また、投資判断は“保有”とした。

6.シスコ・システムズ(CSCO)
Am・テック・リサーチが、同社の目標価格を29ドルから33ドルへ引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

7.ウォルト・ディズニー(DIS) 
リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を37ドルから40ドルへ引き上げた。また、投資判断は“イコールウエイト”とした。

8.シスコ・システムズ(CSCO)
リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を30ドルから32ドルへ引き上げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

9.シスコ・システムズ(CSCO)
オペンへイマーが、同社の目標価格を29ドルから30ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

10.サンディスク (SNDK)
H&Rブロック・ファイナンシャル・アドバイザーが、投資判断は“買い”に新規格付けした。




=以上= 

posted by mori at 08:57 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月07日

全般反発。

米国株相場レポート

5月 6日

森  崇

全般反発。


(背景)
1.米政府はファニーメイに義務付けている自己資本の上乗せ比率を引き下げる方針を発表。これにより、同社が購入できる住宅ローンが拡大するとの見方から、安心感が広がった。これを受け、不振業績から急落していたファニー・メイ株が引けにかけ急伸した。

2.カントリーワイド・ファイナンシャル(CFC)
住宅金融大手カントリーワイド・ファイナンシャル買収交渉の撤回が取りざたされているバンカメは5日、買収は計画通りに進んでいるとの見解を明らかにした。第3四半期に買収が完了するよう、業務は順調に進んでいると言う。

3.ヤフー(YHOO)
ヤフーのジェリー・ヤンCEOは、価格が適正であればマイクロソフトやその他の企業への身売りを検討すると表明。ヤフーは、マイクロソフトが示した475億ドル相当の買収案を拒否したことで、一部株主から批判を受けている。

4.アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)
同社は会社分割観測が買いを誘い、大幅高となった。

ダウ指数は前日比51.29ドル高の13,020.83ドル、S&P500指数は同10.77ポイント高の1,418.26、ナスダック指数は同19.19ポイント高の2,483.31で引けた。

引け後、シスコ・システムズ(CSCO)が予想を上回る業績から、OTC取引で、本日引け値(26.33ドル)比で30セント程度上昇(NY時間午後6時現在)。


(米国株相場にとっての強材料)
1.ヘッジファンド運用者のバートン・ビッグス氏が以下の通りコメント。

  (要旨)
★米景気は2008年7−12月に成長軌道に戻り、S&P500指数が年内に、昨年10月に付けた過去最高の1565.15を超える。また、商品相場は最大で30%下落するだろう。ただ、S&P500指数が最高を更新するためには、原油相場が下落する必要がある。130ドルや140ドルになるようなら、S&Pはそこまで上昇しない。
★景気は、報道やウォール街の一部の評論家の言葉から考えるほどには悪くない。

2.カントリーワイド・ファイナンシャル(CFC)
住宅金融大手カントリーワイド・ファイナンシャル買収交渉の撤回が取りざたされているバンカメは5日、買収は計画通りに進んでいるとの見解を明らかにした。第3四半期に買収が完了するよう、業務は順調に進んでいると言う。

3.ヤフー(YHOO)
ヤフーのジェリー・ヤンCEOは、価格が適正であればマイクロソフトやその他の企業への身売りを検討すると表明。ヤフーは、マイクロソフトが示した475億ドル相当の買収案を拒否したことで、一部株主から批判を受けている。

4.NYSEユーロネクスト(NYX)
NYSEユーロネクストが6日寄り前業績発表。1−3月期(第1四半期)の合併関連経費を除く利益は2億4100万ドル(同91セント)。と、予想(同83セント)を上回った。純利益が前年同期の3倍以上に増加した。欧州と米国での取引高が過去最高となった。同社は年2億5000万ドルの技術関連経費の節減目標について、達成に向けて順調に推移していると表明。


(米国株相場にとっての弱材料)
1.ファニー・メイ(FNM)
米住宅金融投資のファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)が6日寄り前業績発表。2008年1−3月(第1四半期)の第1四半期の純損益は21億9000万ドル(1株当たり2.57ドル)の赤字と、予想(1株当たり64セントの赤字)を大幅に上回る赤字だった。信用商品とデリバティブ関連の損失は89億ドルに増えた。同社は減配と60億ドルの増資計画を公表。更に、同社は信用市場関連の損失が来年はさらに悪化するとの見通しを示した。

2.UBS(UBS)
スイスの銀行最大手UBSは6日、5500人の人員削減の計画を発表。2008年1−3月(第1四半期)の投資銀行部門の損失は182億スイス・フラン(約1兆8000億円)となった。同社はまた、米国の地方債市場から撤退する方針と、150億ドル相当の問題資産を米資産運用会社ブラックロックが運営するファンドに売却することも発表。同社は190億ドル(約1兆9800億円)の評価損を計上した。ローナーCEOは、厳しい事業環境が続くとの見通しを示した。

3.ダラス連銀のフィッシャー総裁が以下の通り発言。

  (発言要旨)
★政策金利の追加引き下げを支持する前に、経済成長の非常に劇的な減速が必要である。

4.ジュピター・eソーシズが発表したところによると、4月の米企業破産申請件数は前年同月比49%増加した。増加率は年初来で最大。4月の企業破産申請件数は5173件に増加。個人破産を含む破産申請件数全体では前年同月比31%増加し9万3096件だった。

5.ベアー・スターンズの従業員のうち、1万人以上が職を失う可能性があると報じた。英週刊紙フィナンシャル・ニュースは5日報じた。JPモルガンの方では最大1500人が失職するとみられると言う。

6.カントリーワイド・ファイナンシャル(CFC)
米住宅金融大手カントリーワイド・ファイナンシャルは、ラスベガス地域のほとんどの顧客に対してホームエクイティ(住宅の持ち分担保)ローンの提供を停止した。

7.D.R.ホルトン(DHI)
米住宅建設大手のD.R.ホートンが寄り前業績発表。1−3月(第2四半期)の売上高は前年同期比38%減の16億2000万ドル、損失は13億1000万ドル(1株当たり4.14ドル)となった。予想は、売上高が13億3400万ドル、一株あたり損失が64セントだった。同社は四半期配当を1株当たり7.5セントと、従来の15セントから半減することも明らかにした。

8.ラザード(LAZ)
投資銀行ラザードが6日発表した2008年1−3月(第1四半期)決算は、純利益が前年同期比で71%減少した。パリ部門での損失が響き、予想を下回る不振な結果となった。

9.メリルリンチ(MER)
メリルリンチが6日、SECに届け出た文書によると、同社が保有する資産のうち、価格評価の最も困難な「レベル3」に分類される資産は2008年1−3月(第1四半期)に70%増えた。商業用不動産ローン関連資産に問題が増加した為と言う。

10.オンライン不動産データ会社、ズィロー・ドット・コムの統計によると、米国の住宅価格は1−3月期に7.7%下落し、ほぼ3年ぶりの低水準となった。下落率は過去12年で最大。

11.レッグ・メイソン(LM)
資産運用大手のレッグ・メイソンが発表した1−3月(第4四半期)決算は純損益が上場来、25年で初めて赤字に転落。赤字幅は予想を上回った。サブプライム住宅ローン関連証券への投資で打撃を受けた短期金融市場ファンドに5億1700万ドルの資金を注入したことが響いた。

12.クエスト・コミュニケーションズ・インターナショナル(Q)
地域通信のクエスト・コミュニケーションズ・インターナショナルが6日発表した2008年1−3月(第1四半期)決算は、前年同期比35%減益だった。1株当たり利益は9セントと、予想を下回った。

13.スノコ(SUN)
ゴールドマン・サックスは、米北東部の原油精製最大手、スノコの投資判断を「買い」から「中立」へ引き下げた。バレロ・エナジーとフロンティア・オイルの方を選好するとの見方を示した。




=以上= 

posted by mori at 09:57 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月06日

下落。

米国株相場レポート

5月 5日

森  崇

下落。

(背景)
1.金融株に悪材料が複数出た。
@カントリー・ワイド・フィナンシャル(CFC) 
フリードマン・ビリングス・ラムジーが、バンカメは40億ドルで合意した住宅金融大手カントリーワイド・ファイナンシャルの買収で再交渉する可能性があるとの見方を示した。バンカメがカントリーワイドを買収した場合、最大300億ドルの評価損が発生する可能性があるとし、カントリーワイドの投資判断を「マーケットパフォーム」から「アンダーパフォーム」に引き下げ、目標株価についても7ドルから2ドルへ引き下げた。

A米金融会社GMACの住宅金融部門レジデンシャル・キャピタル(ResCap)は、債務履行には6月末までになお6億ドルの資金を必要としていることが、SECへの届出により判明。同社は、債務の不履行をはじめ、与信枠に設定された契約の不履行、2008年6月に流動性がマイナスに陥るリスクが著しく高まっているとしている。

BUBS(UBS)
UBSは、6日に発表する2008年1−3月(第1四半期)決算で120億スイス・フランの赤字を計上し、同時に最大8000人の人員削減を発表する公算があると言う。

CFRBが5日、銀行の融資担当者を対象にまとめた調査結果を公表。この3カ月間で法人・個人向け融資基準を引き上げた銀行の比率は過去最高に達した。銀行の融資抑制で資金へのアクセスが制限されていると言う。

Dバークシャー・ハサウェイ(BRK/A)
米保険・投資会社の同社が2日引け後発表した1−3月期決算は、前年同期比64%減益だった。予想以上の減益。保険業務の不調やデリバティブ関連の投資損失が響いた。これを受けて、保険株が総じて安かった。

Eアムバック・ファイナンシャル・グループ(ABK)やMBIA(MBI)
ウォーレン・バフェット氏は4日、一部の金融保証会社(モノライン)は最高位の信用格付け「AAA」に値しないとの認識を示した。


2.ニューヨーク原油先物相場は急伸し、過去最高値で引けた。米供給管理協会(ISM)が発表した4月の非製造業総合景況指数は52.0(3月は49.6)と、予想(49.1)を上回った。サービス業の強い数字に、原油需要が高まるとの観測が出た。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引されている原油先物6月限は前日比3.65ドル高の1バレル=119.97ドルで終えた。これを受け、特に小売り株が打撃を受けた。

3.ヤフー(YHOO)
マイクロソフトは3日、ヤフーと買収額で合意できず、同社の買収を断念すると発表。ヤフーへの買収提案を当初の446億ドルから約50億ドル引き上げ、1株当たり33ドルとしたが、ヤフーは同37ドルを要求した。これを受け、ヤフー株が急落した。

ダウ指数は前日比88.66ドル安の12,969.54ドル、S&P500指数は同6.41ポイント安の1,407.49、ナスダック指数は同12.87ポイント安の2,464.12で引けた。



(米国株相場にとっての強材料)
1.米供給管理協会(ISM)が発表した4月の非製造業総合景況指数は52.0(3月は49.6)と、予想(49.1)を上回った。

  (主要コンポーネント内訳)
  ★雇用…50.8(前月は46.9)
★入荷水準…56(前月は49)
  ★新規受注…50.1(前月は50.2)
★仕入れ価格…72.1(前月は70.8)

2.FGIC
ブラックストーン・グループとPMIグループが経営権を握る米金融保証会社(モノライン)FGICは、潜在的出資者から問い合わせを受けていると言う。再保険会社、プライベート・エクイティ企業といった広範な投資家から多くの関心が示されている。適正評価を進める一方、潜在的な投資家と出資提案について協議すると表明した。

3.アルトリア・グループ(MO)
同社は2日引け後、主力の「マルボロ」など複数ブランドの販売価格を5日付で値上げすると発表した。

4.ホブナニアン・エンタープライゼズ(HOV)
米住宅建設大手ホブナニアン・エンタープライゼズは2008年10月通期のキ
ャッシュフロー見通しを従来の3倍に引き上げた。価格引き下げが功を奏するとみている。
5.スプリント・ネクステル(S)
ドイツテレコムは米携帯電話サービス3位のスプリント・ネクステルへの買収提案を検討していると言う。WSJ紙が報じた。実現すれば、米国の携帯電話サービスで首位となる。


(米国株相場にとっての弱材料)
1.グリーンスパン前FRB議長は5日以下の通り発言。

  (発言要旨)
★米国は極めて浅いリセッションの状態にあるが、雇用減少は予想されたほど大幅とはなっていない。この状態は年内続く可能性がある。
★サブプライムローン市場の混乱に端を発した信用危機について終えんを宣言するのは時期尚早。
★米経済はよりインフレが加速しやすい環境に戻りつつある。
★景気回復が始まるのは、住宅価格が安定の兆しを見せ、金融機関から住宅ローン関連の評価損の重圧が取り除かれるようになってからだ。

2.ヤフー(YHOO)
マイクロソフトは3日、ヤフーと買収額で合意できず、同社の買収を断念すると発表。ヤフーへの買収提案を当初の446億ドルから約50億ドル引き上げ、1株当たり33ドルとしたが、ヤフーは同37ドルを要求した。

  (ゴールドマンの見方)
ゴールドマン・サックスは、今回の破談がグーグルに恩恵をもたらす可能性
があるとの見方を示した。グーグルは提携先を増やし、更に首位固めが容易になると予想。ゴールドマンは、グーグルの今後6カ月間の目標株価を16%引き上げ、650ドルに設定した。グーグルは今年、テストケースとして検索連動型広告の一部をヤフーのサイトに掲載する契約を結んだが、この契約によりグーグルは首位の地位を維持しながら、集客コストを引き下げることが可能だと指摘。他社も、検索市場で安全な提携先としてグーグルを選ぶ傾向が強いとした。

3.カントリー・ワイド・フィナンシャル(CFC) 
フリードマン・ビリングス・ラムジーが、バンカメは40億ドルで合意した住宅金融大手カントリーワイド・ファイナンシャルの買収で再交渉する可能性があるとの見方を示した。バンカメがカントリーワイドを買収した場合、最大300億ドルの評価損が発生する可能性があるとし、カントリーワイドの投資判断を「マーケットパフォーム」から「アンダーパフォーム」に引き下げ、目標株価についても7ドルから2ドルへ引き下げた。S&Pは2日、カントリーワイドの格付けをジャンク級へ引き下げたが、バンカメが買収後にカント
リーワイドの債務を保証するかどうか疑問だとしている。

4.米金融会社GMACの住宅金融部門レジデンシャル・キャピタル(ResCap)は、債務履行には6月末までになお6億ドルの資金を必要としていることが、SECへの届出により判明。同社は、債務の不履行をはじめ、与信枠に設定された契約の不履行、2008年6月に流動性がマイナスに陥るリスクが著しく高まっているとしている。

5.民間学資ローンを裏付けとした証券のアレンジャー、ファースト・マーブルヘッドは5日、従業員500人を削減する計画を明らかにした。学資ローン証券化で提携していたバンカメは、学資ローンの提供を取りやめ、同社との提携関係を打ち切った。

6.UBS(UBS)
UBSは、6日に発表する2008年1−3月(第1四半期)決算で120億スイス・フランの赤字を計上し、同時に最大8000人の人員削減を発表する公算が
あると言う。

7.モルガン・スタンレー(MS)
モルガン・スタンレーが全従業員の5%に相当する約1500人の削減を計画しているとCNBCが報じた。

8.欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁が5日、以下の通り発言。

  (発言要旨)
★世界のインフレについて、石油やエネルギー価格の上昇、商品の値上がりより、インフレリスクは大きいと言えよう。
 ★市場参加者は信用リスクが低下していると考えながらも、同時に流動性も全面的に選好しており、一部では特にその選好が強い。

9.FRBが5日、銀行の融資担当者を対象にまとめた調査結果を公表。調査対象は米銀56行と外国の金融機関21社。

  (要旨)
★この3カ月間で法人・個人向け融資基準を引き上げた銀行の比率は過去最高に達した。銀行の融資抑制で資金へのアクセスが制限されている。

10.バークシャー・ハサウェイ(BRK/A)
米保険・投資会社の同社が2日引け後発表した1−3月期決算は、前年同期比64%減益だった。予想以上の減益。保険業務の不調やデリバティブ関連の投資損失が響いた。

11.アムバック・ファイナンシャル・グループ(ABK)
ウォーレン・バフェット氏は4日、一部の金融保証会社(モノライン)は最高位の信用格付け「AAA」に値しないとの認識を示した。

12.ゼネラル・モーターズ(GM )
ゼネラル・モーターズのカンザス州の工場で労働者がストライキを決行。これによりシボレー「マリブ」とサターン「オーラ」の製造に影響が出る恐れがある。


=以上= 
posted by mori at 09:08 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月03日

ダウ指数とS&P500指数は小幅続伸。ナスダックは小幅軟化。

米国株相場レポート

5月 2日

森  崇

ダウ指数とS&P500指数は小幅続伸。ナスダックは小幅軟化。


(ダウ指数とS&P500指数続伸の背景)
1.4月の雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想ほど減少しなかったため、FOMCの利下げ打ち止め感が強まった。これを受け、素材や加工組立て型企業等景気敏感株が買われた。

  (内訳)
★非農業部門雇用者数…前月比2万人減少(予想は7万5000人減だった)
★失業率…5%(3月は5.1%、予想は5.2%への上昇だった)

  (エコノミスト評価)
★今回の雇用統計は、米国が現在リセッションにあるとの見方を覆すものではないが、リセッションの度合いは緩やかなものになるとの見方を示唆している。

2.原油が急反発し、貴金属等商品相場も反発したことから、石油関連、穀物関連等も買われた。シェブロン(CVX)とマラソン・オイル(MRO)の決算が好調だったことも追い風となった。

(ナスダック指数小幅軟化の背景)
1.ヤフー株が急伸。ニューヨーク・タイムズ紙は、マイクロソフトが買収提示額を当初の1株当たり31ドルから数ドル引き上げたと報じた。これによって、
  マイクロソフトによるヤフー買収可能性が高まり、グーグルに不利になるとの観測から、グーグル株が急落。

2.サーバー大手のサン・マイクロシステムズが1日引け後発表した2008年1−3月(第3四半期)決算は、純損益が予想外の赤字となった。株式での報酬など一部コストを除くベースの1株当たり利益はアナリスト予想平均を1セント下回った。

ダウ指数は前日比48.20ドル高の13,058.20ドル、S&P500指数は同4.56ポイント高の1,413.90、ナスダック指数は同3.72ポイント安の2,476.99で引けた。

20080503_1.JPG


(米国株相場にとっての強材料)
1.4月の雇用統計は以下の通り

★非農業部門雇用者数…前月比2万人減少(予想は7万5000人減だった)
★3月の雇用者数…8万1000人減と、速報値の8万人減から下方修正され
た。2、3両月の雇用者数の下方修正は合計で8000人。
★失業率…5%(3月は5.1%、予想は5.2%への上昇だった)
★週平均労働時間…33.7時間(前月は33.8時間だった)
★平均時給…前月比1セント(0.1%)増加の17.88ドル(予想は0.3%増だった)

  (エコノミスト評価)
★今回の雇用統計は、米国が現在リセッションにあるとの見方を覆すものではないが、リセッションの度合いは緩やかなものになるとの見方を示唆している。

  (雇用動向)
★製造業部門は4万6000人減。
★建設部門の雇用者数は6万1000人減。
★広義のサービス業の雇用は9万人増→今年最大の伸び。
★小売りは2万6800人減。
★金融機関の雇用は3000人増→昨年7月以来の増加。

2.3月の製造業受注額は前月比1.4%増と、予想(0.2%増)を大きく上回った。海外市場からの需要が旺盛。輸送機器を除くと3月の受注額は2.2%増と過去1年間で最大の伸びだった。

  (内訳)
★耐久財受注は0.1%増(機械受注が6.4%増)
★非耐久財受注は2.6%増
★国防用機器を除く受注は1.4%増、国防資本財は5.5%減少した。
★輸送用機器は3.2%減(民間航空機受注は6.6%増、自動車受注は1.4%増)

3.FRBは2日、「ターム・オークション・ファシリティー(TAF)」を通じて隔週で実施する期間28日のターム物資金入札の規模を750億ドルと、これまでの500億ドルから拡大することを明らかにした。プライマリーディーラー(米政府証券公認ディーラー)向けに米国債を貸し出す措置「ターム物証券貸与ファシリティー(TSLF)」で、「AAA」格付けを付与された資産担保証券(ABS)も担保として受け入れることを明らかにした。

4.シェブロン(CVX)
石油大手シェブロンが2日業績発表。1−3月(第1四半期)の売上高は前年同期比37%増の659億ドル、純利益は51億7000万ドル(1株当たり2.48ドル)となった。予想は、売上高が705億4200万ドル、一株あたり利益が2.40ドルだった。石油需要増と、原油価格上昇が追い風となった。

5.ジョーンズ・アパレル・グループ(JNY)
メリルリンチは、衣料品メーカー、ジョーンズ・アパレル・グループの株式投資判断を「中立」から「買い」に引き上げた。

6.コムスコア(SCOR)
インターネットのユーザー動向を調査するコムスコアは08年通期の1株当たり利益が少なくとも75セントとの見通しを示した。予想は66セントだった。

7.モーニングスター(MORN)
投信調査会社のモーニングスターが発表した1−3月(第1四半期)決算は予想を上回った。米国外での事業拡大が貢献した。

8.ヤフー(YHOO)
ヤフー株が急伸。ニューヨーク・タイムズ紙は、マイクロソフトが買収提示額を当初の1株当たり31ドルから数ドル引き上げたと報じた。

9.マラソン・オイル(MRO)
JPモルガン・チェースが、マラソン・オイルの利益が予想を上回ったことを背景に、同社株の投資判断を「中立」から「オーバー・ウェイト」に引き上げた。


(米国株相場にとっての弱材料)
1.米不動産情報会社レーダー・ロジックが2日発表した統計によると、米住宅価格は2月に22都市で下落した。カリフォルニア州サクラメントとネバダ州ラスベガスの下げが目立った。調査対象25都市のうち、住宅価格が上昇したのはノースカロライナ州シャーロット、ウィスコンシン州ミルウォーキー、ニューヨーク州ニューヨークの3都市のみだった。

2.モルガン・スタンレー(MS)
メリルリンチが2日、モルガン・スタンレーの3−5月(第2四半期)利益見通しを下方修正。トレーディング収入低迷が背景。第2四半期の1株当たり利益見通しを80セントと、従来予想の同1.31ドルから引き下げた。また、株価は5−10%下落する可能性があると指摘。第2四半期株主資本利益率(ROE)は11%、08年通期は15.1%との予想を示した。

3.カントリーワイド・ファイナンシャル(CFC)
S&Pは2日、米住宅金融最大手カントリーワイド・ファイナンシャルの信用格付けを投資不適格級(ジャンク級)に引き下げた。バンカメがカントリーワイド買収後に同社債務を保証しない可能性を示唆したことが格下げの背景。

4.サン・マイクロシステムズ(JAVA)
サーバー大手のサン・マイクロシステムズが1日引け後発表した2008年1−3月(第3四半期)決算は、純損益が予想外の赤字となった。株式での報酬など一部コストを除くベースの1株当たり利益はアナリスト予想平均を1セント下回った。


個別銘柄編

投資判断変更

1. ノードストローム(JWN)
  CSFBが、同社の投資判断を“中立”から“アウトパフォーム”に引き
  上げた。

2.ギャップ (GPS)
  バンク・オブ・アメリカ・セキュリティズが、同社の投資判断を“買い”
  から“中立”に引き下げた。

3.チュンガワ・テレコム (CHT)
リーマン・ブラザーズが、同社の投資判断を“オーバーウエイト”から
 “イコールウエイト”に引き下げた。また、同社の目標価格を81ドルから84
 ドルへ引き上げた。

4.サン・マイクロシステムズ (JAVA)
  ベア・スターンズが、同社の投資判断を“アウトパフォーム”から
  “ピアパフォーム”に引き下げた。

5.AT&T(T)
  アトランテック・エクイティズ・LLPが、同社の投資判断を“オーバー
  ウエイト”から“中立”に引き下げた。

6.ベライゾン(VZ)
  アトランテック・エクイティズ・LLPが、同社の投資判断を“中立”
  から“オーバーウエイト”に引き上げた。また、同社の目標価格を46ドル
  とした。


価格目標変更

1. チャールズ・シュワブ(SCHW)
  スティフル・ニコラスが、投資判断は“買い”に新規格付けした。また、
  同社の目標価格を25ドルとした。

2.キュー・ロジック(QLGC)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を17ドルから18
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

3.アパッチェ(APA)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を98ドルから107  
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

4.ウイン・リゾートス(WYNN)
  ジェファリー&カンパニーが、同社の目標価格を136ドルから138ドルへ
  引き下げた。また、投資判断は“買い”とした。

5.ワコビア (WB)
  パンク・ジーゲル&カンパニーが、同社の目標価格を28ドルから32.50
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“マーケットパフォーム”とした。

6.メット・ライフ(MET)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を72ドルから71ドルへ引き下
  げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

7.エクソン・モービル (XOM)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を92ドルから101ドルへ引き下
  げた。また、投資判断は“イコールウエイト”とした。

8.エクスピディア (EXPE)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を30ドルから29ドルへ引き下
  げた。また、投資判断は“イコールウエイト”とした。

9.アクティビジョン(ATVI)
  シグナル・ヒル・キャピタル・グループ・LLPが、投資判断は“買い”
  に新規格付けした。

10.サン・マイクロシステムズ (JAVA)
  カリス&カンパニーが、同社の目標価格を17ドルから14.50ドルへ引き下
  げた。また、投資判断は“平均”とした。

11.ウイン・リゾートス(WYNN)
  サスクエハンナ・ファイナンシャルが、同社の目標価格を137ドルから143
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“ポジティブ”とした。




=以上= 
posted by mori at 09:22 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月02日

大幅高!ダウ指数は13,000ドルを上抜いた。

米国株相場レポート

5月 1日

森  崇

大幅高!ダウ指数は13,000ドルを上抜いた。


(背景)
1.以下の通りの強材料が出、昨日を打って変わって、利下げ打ち止め観測が高まった。
@リーマン・ブラザーズによると、住宅ローン担保証券の4月の投資収益率は米国債のリターンを平均0.42ポイント上回った。昨年12月以来で初のプラス。

Aインディマック・バンコープ(IMB)
米2位の独立系住宅金融会社、インディマック・バンコープに好材料。2008年1−3月(第1四半期)の赤字額が前期比で縮小した。ペリーCEOは、今年は全四半期において損失と信用コストが減少するとの見通しを示した。

Bイングランド銀行が、英国における信用危機の最悪期は過ぎたとの見解を示した。

2.主要企業に好決算が出た。
@シマンテック(SYMC)
セキュリティーソフト最大手、シマンテックの1−3月期の利益は前年同期の3倍となり、予想を上回った。30日引け後決算を発表した。顧客が契約を更新し、ソフトの購入を増やした。

Aコムキャスト(CMCSA)
ケーブルテレビ最大手の同社が好決算を発表。特に、インターネット接続サービス新規加入者の急増したことが好感された。

ダウ指数は前日比189.87ドル高の13,010.00ドル、S&P500指数は同23.75ポイント高の1,409.34、ナスダック指数は同67.91ポイント高の2,480.71で引けた。

clip_20080502_01.JPG


(米国株相場にとっての強材料)
1.米供給管理協会(ISM)が1日に発表した4月の製造業景況指数は前月と同じ48.6となり、予想(48)を上回った。50を割り込んだのは3カ月連続。

  (主要コンポーネント内訳)
★新規受注…46.5(前月46.5)
★生産…49.1(前月48.7)
★輸出…56.5(前月57.5)
★入荷遅延…54.0(前月53.6)
★在庫…48.1(前月44.9)
★受注残…51.5(前月47.5)
★雇用…45.4(前月49.2)
★仕入れ価格…84.5(前月83.5)

2.ホーム・デポ(HD)
住宅関連用品小売り大手ホーム・デポは1日、15店舗の閉鎖ならびに従業員の削減を明らかにした。

3.インディマック・バンコープ(IMB)
米2位の独立系住宅金融会社、インディマック・バンコープに好材料。2008年1−3月(第1四半期)の赤字額が前期比で縮小した。ペリーCEOは、今年は全四半期において損失と信用コストが減少するとの見通しを示した。

4.サブプライム住宅ローンとホームエクイティローンに裏打ちされた、格付けの高い資産担保証券の4月の投資収益率は0.77%となった。こうした証券は過去6カ月間、9%超のマイナスリターンだった。FRBの利下げ効果が表れ始めたとの見方も出ていた。リーマン・ブラザーズによると、住宅ローン担保証券の4月の投資収益率は米国債のリターンを平均0.42ポイント上回った。昨年12月以来で初のプラス。

5.アイトロン(ITRI)
自動測定システムメーカーのアイトロンが30日引け後発表したところによると、今年通期の1株利益は最大3.45ドルの見込み。予想は同3.36ドル。


(米国株相場にとっての弱材料)
1.エクソンモービル(XOM)
石油大手エクソンモービルが1日寄り前業績発表。1−3月(第1四半期)の売上高は前年同期比34%増の1169億ドル、純利益は109億ドル(1株当たり2.03ドル)となった。予想は、売上高が1194億ドル、一株あたり利益が2.13ドルだった。生産減少と製油マージンの低下が響いた。エクソンの増益率は17%と、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルの25%、英BPの63%を下回った。利益配分契約により価格上昇で産油国の取り分が拡大した。

2.シグナ(CI)
医療保険のシグナが1日寄り前業績発表。2008年1−3月(第1四半期)の総収入は45億7000万ドル、一部項目を除く利益は1株当たり94セントとなった。予想は、売上高が45億8500万ドル、一部項目を除く利益は1株当たり96セントだった。00年に販売を中止した再保険商品は、米財務会計基準審議会(FASB)の規定により、08年から再評価が義務付けられているが、これが悪影響となった。08年通期の会計費用を除く1株当たり利益を4.05−4.25ドルで据え置いた。予想は、4.28ドルだった。

3.イーストマン・コダック(EK)
写真用品大手のイーストマン・コダックが1日寄り前業績発表。2008年1−3月(第1四半期)の売上高は20億9000万ドル、一部項目を除く1株当たり損失は39セントとなった。予想は、売上高が20億9700万ドル、一部項目を除く1株当たり損失は4セントだった。デジタルカメラやインクジェットプリンターに注力しているが、コスト上昇が響いた。08年通期の売上高見通しを約105億ドルで据え置いた。デジタル関連部門の売上高は7−10%増加するとみている。予想売上高は104億ドル。

4.3月の建設支出は前月比1.1%減少(前月は0.4%減少)と、予想(前月比0.7%減)を上回る落ち込みとなった。 民間の住宅部門は前月比4.6%減少と1993年に同調査を開始して以来で最大の減少率を記録した。前月は0.2%増加した。

5.4月26日に終わった1週間の新規失業保険申請件数は前週比3万5000件増の38万件と、予想(36万5000件)より悪化した。

6.人材あっせん会社、チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスが1日発表したリポートによると、4月の人員削減は前年同月比で27%増の9万15人だった。前年同月の削減数は7万672人だった。

7.3月の個人消費支出(PCE)は前月比で0.4%増加(前月は0.1%増)と、予想(0.2%増)も上回った。しかし、個人所得は前月比0.3%増加(前月は0.5%増)と、予想(0.4%増)を下回った。食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数は前月比0.2%上昇、前年同月比では2.1%上昇した。

8.自動車大手各社が1日発表した4月の米自動車販売統計によると、フォード・モーターとゼネラル・モーターズ(GM)の販売台数は減少した。フォードの販売台数は前年同月比12%減少、GMの販売台数は前年同月比16%減少。

9.バークシャー・ハサウェイの新会社が格付け会社ムーディーズから最高格付けを付与されたことについて、コネティカット州司法当局はムーディーズと新会社の間で利益相反が生じた可能性があるとして、バークシャーを調査。

10.アカマイ・テクノロジーズ(AKAM)
アカマイ・テクノロジーズが30日引け後発表した1−3月期の売上高は1億8700万ドルと、予想(1億8800万ドル)を下回った。

11.JDSユニフェーズ(JDSU)
通信ネットワーク用検査機器メーカー、同社が30日引け後発表した1−3月期決算は、予想に反して純損益が赤字となった。

12.ラスベガス・サンズ(LVS)
カジノ世界最大のラスベガス・サンズの1−3月期純損益は、中国マカオのリゾート開発に関連した資金調達コストが響き、予想外の赤字となった。


個別銘柄編
投資判断変更
1. ラスベガス・サンズ(LVS)
ケイバンク・キャピタル・マーケットスが、同社の投資判断を“保有”から“アンダーウエイト”に引き下げた。

2.JDSユニファーズ (JDSU)
ロス・キャピタルが、同社の投資判断を“買い”から“保有”に引き下げた。また、同社の目標価格を18ドルから15.60ドルへ引き下げた。

3.ヤム・ブランド (YUM)
UBSが、同社の投資判断を“買い”から“中立”に引き下げた。

4.ファースト・ソラー (FSLR)
オペンヘイマーが、同社の投資判断を“アウトパフォーム”から“パフォーム”に引き下げた。


価格目標変更
1. ビザ (V)
リーマン・ブラザーズが、投資判断は“ィコールウエイト”に新規格付けした。また、同社の目標価格を85ドルとした。

2.ラスベガス・サンズ(LVS)
サスクエハナ・ファイナンシャルが、同社の目標価格を100ドルから85ドルへ引き下げた。また、投資判断は“ポジティブ”とした。

3.プロクター&ギャンブル (PG)
リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を71ドルから73ドルへ引き上げた。また、投資判断は“イコールウエイト”とした。

4.プレデンシャル (PRU)
リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を95ドルから90ドルへ引き下げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

5.マスターカード (MA)
UBSが、同社の目標価格を275ドルから350ドルへ引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

6.アカマイ・テック(AKAM)
カナコードが、同社の目標価格を50.28ドルから50ドルへ引き下げた。また、投資判断は“買い”とした。

7.シマンテック (SYMC)
ドイチェ・セキュリティズが、同社の目標価格を18ドルから19ドルへ引き上げた。また、投資判断は“保有”とした。
 
8.スターバックス (SBUX)
マックアダムス・ライト・レーガンが、同社の目標価格を34ドルから30ドルへ引き下げた。また、投資判断は“買い”とした。




=以上= 


posted by mori at 08:47 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月01日

米国株相場レポート 4/30

米国株相場レポート

4月 30日

森  崇

朝発表の1−3月期GDP成長率が0.6%増加と、予想を上回ったことや、4月ADP雇用報告が予想に反してプラスになったことが好感され、景気敏感株が買われた。GMやプロクター&ギャンブルの好決算もインパクトになった。ただし、利下げ発表後は、金融政策の先行きに不透明感が高まり、全般売りに押される展開となった。


(背景)
FOMCの声明文の、「経済活動は依然として弱い」「金融市場は依然著しい圧迫下にある」との文言が注目され、利下げ継続観測が出てきた。FFレート先物市場は、昨日までは、2%で利下げ打ち止めを示唆していたが、今日の決定で、9月限までが軒並み2%を切り始めた。従って、債券が買われ、ドルが下落、株も売られた。利下げ打ち止め予想が出ていただけに、金融政策の先行きに不透明感が高まった。

ダウ指数は前日比11.81ドル安の12,820.13ドル、S&P500指数は同5.35ポイント安の1,385.59、ナスダック指数は同13.30ポイント安の2,412.80で引けた。

clip_20080501_01.JPG


(米国株相場にとっての強材料)
1.第1四半期(1−3月)の実質国内総生産速報値は前期比年率0.6%増加(2007年第4四半期は0.6%増)と、予想(0.5%増)を上回った。ただし、2002年第4四半期以来の低い伸びとなった。GDP価格指数は2.6%上昇と、第4四半期の2.4%上昇から加速したものの、市場予想は下回った。食品とエネルギーを除くコア個人消費支出(PCE)価格指数は2.2%上昇。第4四半期の2.5%上昇から減速した。

  (内訳)
★個人消費…1%増(第4四半期は2.3%増)
★設備投資…2.5%減(第4四半期は6.0%増)機器とソフトウエアが0.7%減少。
★住宅投資…27%減
★在庫投資…18億ドルの純増。

2.ADP雇用報告によると、4月の米民間部門の雇用者数は前月比1万人増加した。予想は6万人減だった。3月は3000人増加と速報値の8000人増から修正された。

3.プロクター&ギャンブル(PG)
アメリカ消費財最大手のプロクター・アンド・ギャンブルの1−3月期は売上高が予想を上回るとともに、2008年通期の利益予想を引き上げた。ドル安の中、海外市場での売り上げ増や値上げが寄与した。
第3四半期(1‐3月期)実績
 ○売上高…204億6,300万ドル(コンセンサス予想203億1,900万ドル)
 ○1株当たり利益…0.82ドル(コンセンサス予想0.82ドル)

第4四半期(4‐6月期)予想
 ○1株当たり利益…0.76〜0.78ドル(コンセンサス予想0.79ドル)

2008年通期予想
 ○1株当たり利益…3.48〜3.50ドル(コンセンサス3.50予想ドル)


4.ゼネラル・モーターズ(GM)
自動車大手ゼネラル・モーターズが寄り前決発表。2008年1−3月(第1四半期)は32億5000万ドルの純損失となった。元子会社の自動車部品メーカー、デルファイと自動車・住宅ローン大手、GMACに関連した費用を除くと、損失額は3億5000万ドル(1株当たり62セント)。予想一株あたり損失は1.52ドルだった。アジアや中南米での販売増で米国での減少が緩和され、損失額はアナリスト予想より小幅にとどまった。

5.クラフト・フーズ(KFT)
世界2位の食品メーカー、クラフト・フーズが30日寄り前業績発表。2008年1−3月(第1四半期)の売上高は前年同月比21%増の104億ドル、事業再編コスト(1株当たり4セント)を除いた1株当たり利益は44セントとなった。予想は売上高が97億1900万ドル、同1株当たり利益が41セントだった。値上げで原材料コスト高の価格転嫁を図り、通期の売上高見通しを上方修正した。


(米国株相場にとっての弱材料)
1.コルゲート・パルモリブ(CL)
消費財大手のコルゲート・パルモリブが30日寄り前業績発表。1−3月(第1四半期)の売上高は前年同期比16%増の37億1000万ドル、リストラ経費を除く1株当たり利益は90セントとなった。予想は売上高が35億7800万ドル、リストラ経費を除く1株当たり利益は89セントだった。ただし、今年の粗利益率は、前年並みか若干の上昇にとどまる見通しと発表されると株は下落。燃料高や農産品の値上がりが影響した。

2.ユニシス(UIS)
コンピューターサービス大手、ユニシスが30日寄り前業績発表。1−3月(第1四半期)の売上高は前年同期比3.5%減の13億ドル、税費用など一部コストを除く1株当たりベースの収支は均衡。予想は、売上高が13億2800万ドル、税費用など一部コストを除く1株当たりベース利益は2セントだった。顧客企業の支出削減に加え、契約の遅延が響いた。ただし、1−3月期の粗利益率は22.5%と前年同期の19.1%から拡大した。

3.タイムワーナー(TWX)
タイムワーナーが同日発表した2008年1−3月(第1四半期)決算は、純利益が前年同期比36%減の7億7100万ドル(1株当たり21セント)となった。AOL部門の利益は73%減少した。広告収入は1%増加したものの、インターネット接続事業は低迷した。また、ケーブルテレビ部門を映画・テレビ事業部門から切り離す方針を明らかにした。
第2四半期(1‐3月期)実績
 ○売上高…114億1,700万ドル(コンセンサス予想は113億8,385万ドル)
 ○1株当たり利益(特別項目を除く)…0.22ドル(コンセンサス予想は0.23ドル)

2008年通期予想
 ○2008年通期1株当り利益…1.07ドル〜1.11ドル(コンセンサス予想1.11ドル)


4.ケロッグ(K)
米シリアル最大手のケロッグが30日寄り前業績発表。1−3月期(第1四半期)の売上高は前年同期比10%増の32億6000万ドル、一株当たり利益は、81セントとなった。予想は、売上高が31億7000万ドル、1株当たり利益は77セントだった。穀物価格の上昇を吸収するため製品値上げを実施したのが奏功した。ただし、通期の業績予想を1株当たり利益2.92−2.97ドルで据え置いた。予想は2.99ドルだった。

5.シティグループ(C)
シティグループは資本増強のため売り出す株式総額を当初予定から50%引き上げ、45億ドルを調達した。投資家からの需要が旺盛だったことが理由。ただし、既存株主の1株当たり利益の希薄化につながる。

6.レイノルズ・アメリカン(RAI)
たばこ米2位のレイノルズ・アメリカンは08年1−3月(第1四半期)利益がアナリスト予想を下回ったことを受けて、通期の利益見通しを下方修正した。

7.アルカテル・ルーセント(ALU)
通信機器最大手、アルカテル・ルーセントが30日発表した2008年1−3月(第1四半期)決算は人員削減費用が響いて、5四半期連続の赤字となった。同社は08年通期の売上高見通しを引き下げた。


個別銘柄編
投資判断変更
1. T・ロウ・プライス(TROW)
スティフル・ニコラスが、同社の投資判断を“買い”から“保有”に引き下げた。


価格目標変更
1. チェック・ポイント・ソフトウエア (CHKP) 
ダーベンポートが、同社の目標価格を25ドルから28ドルへ引き上げた。また、投資判断は“中立”とした。

2.コーニング (GLW) 
UBSが、同社の目標価格を27ドルから29ドルへ引き上げた。また、投資判断は“中立”とした。

3.ペトロ・システムズ (PER)
RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を16ドルから17ドルへ引き上げた。また、投資判断は“セクターパフォーム”とした。

4.バーリンク・ノース・サンタ・フェ (BNI)
RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を93ドルから96ドルへ引き上げた。また、投資判断は“セクターパフォーム”とした。

5.マスターカード (MA)
リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を245ドルから300ドルへ引き上げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

6.マスターカード (MA)
ドイチェ・セキュリティズが、同社の目標価格を250ドルから340ドルへ引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。




=以上= 

posted by mori at 08:59 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月30日

ダウ指数とS&P500指数は小幅下落。ナスダック指数は小幅高。

米国株相場レポート

4月 29日

森  崇

ダウ指数とS&P500指数は小幅下落。ナスダック指数は小幅高。


(ダウ指数、S&P500指数下落の背景)
1.マクロ指標悪化。
@4月の米消費者信頼感指数は62.3(前月は65.9)と、予想(61.0)を上回った。しかし、2003年3月以来の低水準となった。
A2月のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラー住宅価格指数は前年同月比で12.7%低下(前月は同10.7%低下)と、予想(12%低下)を上回る落ち込みとなった。2001年の統計開始以来で最大の落ち込みを記録。

2.ニューヨーク外国為替市場ではドルがユーロに対して上昇。FOMCの利下げ停止観測からドルが買われた。これを受け、商品相場が急落した。原油、金、銅関連株も下げた。

3.メルク(MRK)
製薬大手のメルクが急落。同社のコレステロール降下剤が当局に承認されなかった。

(ナスダック指数小幅ながら上昇の背景)
明日FOMCの利下げ停止観測からドルが買われたが、商品相場が下げる中、商品に関係のない、好業績のハイテク株に物色の矛先が向かった。

ダウ指数は前日比39.81ドル安の12,831.94ドル、S&P500指数は同5.43ポイント安の1,390.94、ナスダック指数は同1.70ポイント高の2,426.10で引けた。

clip_20080430_01.JPG


(米国株相場にとっての強材料)
1.IBM(IBM)
IBMは29日、25%の増配を発表。四半期配当金は1株当たり50セント(従来は40セント)になる。5月9日時点での株主を対象に配当は6月10日に支払われる。これで13年連続増配となった。

2.コーニング(GLW)
LCD(液晶表示装置)ガラス大手、コーニングが29日寄り前業績発表。2008年1−3月(第1四半期)の純利益が前年同期から3倍強に増えた。ドル安がディスプレー部門の売上高を押し上げた。ディスプレー部門の第1四半期売上高は前年同期比58%増の8億2900万ドルだった。薄型テレビ向けLCDガラスの需要が堅調だった。

第1四半期(1 -3月期)実績
 ○売上高…16億1,700万ドル(コンセンサス予想は16億554万ドル)
 ○1株当たり利益…0.44ドル(コンセンサス予想は0.42ドル)

第2四半期(10-12月期)予想
 ○売上高…17億1,000ドル〜17億5,000万ドル(コンセンサス予想は16億7,824万ドル)
 ○1株当たり利益…0.47ドル〜0.50ドル(コンセンサス予想は0.43ドル)

3.マスター・カード(MA)
クレジット・カード会社大手が29日寄り前業績発表。予想を上回る好決算だった。

第4四半期(10‐12月期)実績
 ○売上高…11億8,208万ドル(コンセンサス予想10億7,273万ドル)
 ○1株当たり利益…3.01ドル(コンセンサス予想2.00ドル)

4.オフィス・デポ(ODP)
事務用品小売り2位のオフィス・デポが決算発表。08年1−3月(第1四半期)の一部項目を除くベースの1株当たり利益は29セントと、予想(22セント)を上回った。

5.デルタ航空(DAL)
デルタ航空をはじめ航空各社が堅調。航空会社の合併で競争が抑えられるなか、航空運賃は上昇を続ける見通しとWSJ紙が報じたことが好感された。


(米国株相場にとっての弱材料)
1.4月の米消費者信頼感指数は62.3(前月は65.9)と、予想(61.0)を上回った。しかし、2003年3月以来の低水準となった。

2.2月のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラー住宅価格指数は前年同月比で12.7%低下(前月は同10.7%低下)と、予想(12%低下)を上回る落ち込みとなった。2001年の統計開始以来で最大の落ち込みを記録。前月比での住宅価格は2.6%低下、前月は2.4%低下だった。

3.米住宅差し押さえに関するデータ提供会社リアルティトラックが29日に発表したデータによると、差し押さえ件数は1−3月(第1四半期)に前年同期比で倍増。第1四半期に差し押さえ手続きのいずれかの段階にあった物件は約65万戸。件数は前年同期比で112%増加。差し押さえ率はネバダ、カリフォルニア、アリゾナの各州で高かった。

4.カントリーワイド・ファイナンシャル(CFC)
米住宅金融最大手のカントリーワイド・ファイナンシャルが29日寄り前業績発表。1−3月(第1四半期)の純損失は8億9300万ドル(1株当たり1.60ドル)。予想は3セント赤字だった。3四半期連続赤字。返済遅延と抵当物件の差し押さえが一段と増えたことが影響した。バンカメは21日、カントリーワイド買収は予定通り7―9月期(第3四半期)に完了するとの見通しを示した。
 
5.OPECのヘリル議長(アルジェリアのエネルギー鉱業相)は、原油価格がドル安や政情不安を背景に、将来、1バレル=200ドルの水準を突破する可能性があるとコメント。原油価格の上昇は米経済の不振によるもので、ドルの価値が1%下落するたびに原油価格は1バレル当たり4ドル上昇する。OPECが増産しても価格下落にはつながらないと指摘した。

6.アーチャー・ダニエルズ(ADM)
穀物加工大手が29日寄り前業績発表。好決算だったが、コーン価格上昇と、エタノール販売価格の低下で、コーンプロセッシング部門が減収になったことや、ネブラスカ州やアイオア州のエタノール工場完成が、悪天候、鉄鋼入荷遅延、人手不足により遅れることが嫌気された。
  
第3四半期(1‐3月期)実績
 ○売上高…187億800万ドル(コンセンサス予想136億6,644万ドル)
 ○1株当たり利益…0.80ドル(コンセンサス予想0.69ドル)

7.ヴィザ(V)
クレジット・カード最大手が28日引け後に決算発表。1−3月期は好調だった。ただし、会社側が、向こう3年間の各年増収率11−15%、同増益率20%を見込むとコメントしたことから、引け後のOTC取引で下落した。アナリスト予想によると、来年度予想ベースで、増収率が14%、増益率が24%と上昇していたからである。期待先行で、予想が高くなっていた。同社は、1年当たり少なくとも10億ドルの余剰資金を捻出できるとみている。

第2四半期(1‐3月期)実績
 ○総収入…14億5,300万ドル(コンセンサス予想は14億1,513万ドル)
 ○1株当たり利益…0.52ドル(コンセンサス予想は0.45ドル)


個別銘柄編
投資判断変更
1. アメリカン・エレクトリック(AEP)
バンク・オブ・アメリカ・セキュリティズが、同社の投資判断を“中立”から“買い”に引き上げた。

2.ワコビア (WB)
ドイチェ・セキュリティズが、同社の投資判断を“保有”から“買い”に引き上げた。また、同社の目標価格を29ドルから35ドルへ引き上げた。

3.ポタッシュ(POT)
RBCキャピタル・マーケットスが、同社の投資判断を“トップ・ピック”から“アウトパフォーム”に引き下げた。

4.シマンテック (SYMC)
モルガン・キーガンが、同社の投資判断を“アウトパフォーム”から“マーケットパフォーム”に引き下げた。

5.マイクロン・テック (MU) 
Am・テック・リサーチが、同社の投資判断を“保有”から“買い”に引き上げた。また、同社の目標価格を45ドルとした。

6.ノーブル・コープ (NE)
ホーワード・ウエイル・インクが、同社の投資判断を“マーケット・アウトパフォーム”から“マーケットパフォーム”に引き下げた。また、同社の目標価格を63ドルとした。


価格目標変更
1. マイクロン・テック (MU) 
Am・テック・リサーチが、同社の目標価格を8.50ドルから9.50ドルへ引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

2.ビザ (V) 
RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を80ドルから84ドルへ引き下げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

3.タイソン・フードス (TSN)
BMOキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を18ドルから22ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

4.メルク (MRK)
UBSが、同社の目標価格を54ドルから45ドルへ引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

5.メルク (MRK)
リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を58ドルから53ドルへ引き上げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

6.アパッチ (APA)
リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を58ドルから53ドルへ引き上げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

7.ITT・インダストリーズ(ITT)
フリードマン・ビリングスが、同社の目標価格を68ドルから70ドルへ引き上げた。また、投資判断は“マーケットパフォーム”とした。




=以上= 



posted by mori at 09:11 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。