2007年07月10日

全般続伸商状。

米国株相場レポート

7月9日

森  崇

全般続伸商状。


(背景)
1.今日も買収案件が複数出た。
 @グーグル(GOOG)
  検索エンジン大手のグーグルは9日、ポスティーニ(非公開企業で、電子メ 
  ールやインスタントメッセージの暗号化・アーカイブ・ソフトウエアを提供)
  を6億2500万ドルの現金で買収することに合意。

 A米自動車シート製造大手リアは9日、同社最大の株主である資産家カール・ 
  アイカーン氏率いるアメリカン・リアル・エステート・パートナーズがリア
  の買収提示額を1株当たり36ドルから37.25ドルへ引き上げたと発表。

 B米投資会社カーライルは、自動車・航空機部品メーカーのセキュアを19億
  9000万ドルで買収することで合意。

 Cファースト・インディアナ(FINB)
  ウィスコンシン州最大の銀行マーシャル・アンド・イルズリーは、ファース
  ト・インディアナ・バンクの持ち株会社、ファースト・インディアナを1株
  当たり32ドルの現金で買収すると発表した。

2.主要企業に好材料が出た。
 @ジョンソン&ジョンソン(JNJ)
  製薬大手のジョンソン&ジョンソン(J&J)は、100億ドル相当の自社株
  買いを開始することを明らかにした。

 Aコノコ・フィリップス(COP)
  石油大手が、最高150億ドル分の自社株買戻しを発表。

 Bインテル(INTC)
  ★UBSがターゲット価格を27ドルから30ドルへと引き上げた。製品価格安
   定化と、シェアの拡充により、成長が促進され、利益率が向上するだろう
   と言う。
  ★JPモルガン(JPM)
   第2四半期の売上高、EPS、粗利率予想を引き上げた。中国を始めとする
   新興国でのPC需要が旺盛なことを背景としている。

ダウ指数は前日比38.29ドル高の13,649.97ドル、S&P500指数は同1.41ポイント高の1,531.85、ナスダック指数は同3.51ポイント高の2,670.02で引けた。

引け後、アルミ大手アルコア(AA)が第2四半期の決算発表。売上高が予想を下回った為、引け後のOTC取引で、アルコア株は本日引け値比で50セント程度下落。

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(米国株相場にとっての強材料)
1.ジョンソン&ジョンソン(JNJ)
  製薬大手のジョンソン&ジョンソン(J&J)は、100億ドル相当の自社株
  買いを開始することを明らかにした。主力薬の抗精神病薬「リスパダール」
  に対する競争が激化する中、株高政策の一環。自社株買いの資金は手元資金
  と債務で調達。また、期限を設定していないという。同社は来年、リスパダ
  ールに対する特許権保護を失うことから、2011年までに最大10の新製品を
  発売する計画。

2.コノコ・フィリップス(COP)
  石油大手が、最高150億ドル分の自社株買戻しを発表。

3.インテル(INTC)
  @UBSがターゲット価格を27ドルから30ドルへと引き上げた。製品価格安
   定化と、シェアの拡充により、成長が促進され、利益率が向上するだろう
   と言う。
  AJPモルガン(JPM)
   第2四半期の売上高、EPS、粗利率予想を引き上げた。中国を始めとする
   新興国でのPC需要が旺盛なことを背景としている。

4.グーグル(GOOG)
  検索エンジン大手のグーグルは9日、ポスティーニ(非公開企業で、電子メ 
  ールやインスタントメッセージの暗号化・アーカイブ・ソフトウエアを提供)
  を6億2500万ドルの現金で買収することに合意。企業向けサービスを拡充し、
  マイクロソフトに対抗する目的。電子メール、Gメールを利用する企業顧客 
  の拡大を見込む。買収手続きは第3四半期末までに完了の見込み。

5.米自動車シート製造大手リアは9日、同社最大の株主である資産家カール・ 
  アイカーン氏率いるアメリカン・リアル・エステート・パートナーズがリア
  の買収提示額を1株当たり36ドルから37.25ドルへ引き上げたと発表。アイ
  カーン氏の従来の買収案は第2位の株主であるプゼナ・インベストメント・
  マネジメントなどが低過ぎるとして反対していた。

6.米投資会社カーライルは、自動車・航空機部品メーカーのセキュアを19億
  9000万ドルで買収することで合意。カーライルはセキュアの発行済み株式
  全部を1株当たり175ドルの現金で取得する。これはセキュアのクラスAお
  よびクラスB株式の6日終値を54%上回る水準。

7.ファースト・インディアナ(FINB)
  ウィスコンシン州最大の銀行マーシャル・アンド・イルズリーは、ファース
  ト・インディアナ・バンクの持ち株会社、ファースト・インディアナを1株
  当たり32ドルの現金で買収すると発表した。

8.ラッシュ・エンタープライゼズ(RUSHA)
  ベアー・スターンズは自動車ディーラーチェーンのラッシュ・エンタープラ
  イゼズの株式投資判断を「ピアパフォーム」から「アウトパフォーム」に引
  き上げた。


(米国株相場にとっての弱材料)
1.デルファイ
  経営再建中の自動車部品メーカー、デルファイは9日、サーベラス・キャピ
  タル・マネジメント率いる投資家グループと出資案に関する合意を解消した
  ことを明らかにした。デルファイは米投資会社アパルーサ・マネジメント主
  導の投資家グループとの交渉が継続していると表明している。

2.ラブランシェ(LAB)
  ニューヨーク証券取引所(NYSE)のスペシャリスト大手、ラブランシェ 
  は、4−6月期決算で赤字を計上。今後戦略的な選択肢を模索すると発表。  
  証券取引所では電子化が進み、従来からのスペシャリストが打撃を受けてい
  る。同社は助言役に米投資銀行のフリーマン・セキュリティーズとウェイ
  ル・ゴスタル・アンド・マンジス法律事務所を起用。同社はまた、アメリカ 
  ン証券取引所(AMEX)での業務部門を売却したことも明らかにした。

3.ダウジョーンズ(DJ)
  メディア大手ニューズ・コープによる米出版大手ダウ・ジョーンズの買収交
  渉が決裂した場合、DJ傘下のウォールストリート・ジャーナル紙は、数カ
  月以内にニュース部門の人員を削減する可能性があると言う。ニューヨー
  ク・タイムズ紙が報じた。

4.チルドレンズ・プレース・リテール・ストアーズ(PLCE)
  子供向け衣料品などを扱うチルドレンズ・プレース・リテール・ストアーズ
  は2007年5−7月期業績について、アナリストの予想以上に損失が拡大する
  と述べた。

5.イメーション(IMN)
  記録メディアのイメーションは4−6月期の売上高を4億500万−4億1000
  万ドルと見込んでいる。予想は4億1680万ドルだった。

6.レックスマーク・インターナショナル(LXK)
  米プリンターメーカー2位のレックスマーク・インターナショナルが9日発
  表した4−6月期決算(暫定集計値)は、1株当たり純利益(人員削減費用
  を除く)が62−67セントと、予想(82セント以上)を大きく下回った。


個別銘柄編

投資判断変更

1.ウォール・グリーン(WAG)
  マトリックス・リサーチが、同社の投資判断を“買い”から“ストロング・
  買い”に引き上げた。

2.ザイリンクス (XLNX)
  ロバートW・バードが、同社の投資判断を“中立”から“アウトパフォー
  ム”に引げ上げた。また、株価の目標価格を30ドルから37ドルへ引き上げ
  た。

3.ハーリー・デビットソン (HOG)
  ロバートW・バードが、同社の投資判断を“中立”から“アウトパフォー
  ム”に引げ上げた。また、株価の目標価格を75ドルとした。

4.ヒルトン・ホテルズ (HLT)
  マトリックス・リサーチが、同社の投資判断を“買い”から“保有”に引げ
  下げた。

5.バイドウ (BIDU)
  シティ・グループが、同社の投資判断を“買い”から“保有”に引げ下げた。

6.タイコ (TYO)
  シティ・グループが、同社の投資判断を“保有”から“売り”に引げ下げた。

7.ヤフー (YHOO)
  シンクエクイティが、同社の投資判断を“買い”から“アキュムレート”に
  引げ下げた。また、株価の目標価格を32ドルとした。




 価格目標変更 
1.エヌビディア (NVDA)
  ベア・スターンズが、株価の目標価格を44ドルから48ドルへ引き上げた。
  また、投資判断は“アウトパフォーム”で据え置いた。

2.インテル (INTC)
  ベア・スターンズが、株価の目標価格を25ドルから27ドルへ引き上げた。
  また、投資判断は“アウトパフォーム”で据え置いた。

3.ヤミ・ブランド (YUM)
  リーマン・ブラザーズが、株価の目標価格を64ドルから32ドルへ引き下げ
  た。また、投資判断は“イコールウエイト”で据え置いた。

4.フリーポート・マックモラン (FCX)
  フライドマン・ビリングスが、株価の目標価格を69ドルから80ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“マーケットパフォーム”で据え置いた。

5.アムジェン (AMGN)
  クレジット・スイス・ファースト・ボストンが、株価の目標価格を52ドルか
  ら53ドルへ引き上げた。また、投資判断は“中立”で据え置いた。

6.バイオ・アイデック (BIIB)
  クレジット・スイス・ファースト・ボストンが、株価の目標価格を52ドルか
  ら54ドルへ引き上げた。また、投資判断は“中立”で据え置いた。

7.インテル(INTC)
  UBSが、株価の目標価格を27ドルから30ドルへ引き上げた。また、投資
  判断は“買い”で据え置いた。

8.トランスオーシャン (RIG)
  キャレヨン・セキュリティズが、株価の目標価格を108ドルから121ドルへ
  引き上げた。また、投資判断は“追加”で据え置いた。

9.ホーム・デポ (HD)
  クレジット・スイス・ファースト・ボストンが、株価の目標価格を40ドルか
  ら43ドルへ引き上げた。また、投資判断は“中立”で据え置いた。


=以上=
タグ: 米国株 投資
posted by mori at 08:20 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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