2007年03月03日

続落。ほぼ安値引け。

米国株相場レポート

3月2日 

森  崇

続落。ほぼ安値引け。

海外市場に株安を受け、今日も方向感のない展開だった。引けにかけ売られほぼ一日の安値で引けた。一方、米国債相場は続伸。世界同時株安を受け、安全な資金逃避先として選好されている。また、2月ミシガン大学消費者マインド指数(確定値)は91.3(改定値は93.3)と、予想(93.5)を下回ったことも債券買い材料だった。ドルが一段安となり、金が急騰した。

結局ダウ指数は前日比120.24ドル安の12114.10ドル、S&P500指数は同16.00ポイント安の1,387.17、ナスダック指数は同36.21ポイント安の2,368.00で引けた。

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(米国株相場にとっての強材料)
1.AIG(AIG)
  世界最大の保険会社、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG) 
  が1日引け後発表した2006年10−12月(第4四半期)の純利益は、前年同 
  期のほぼ8倍になった。一部項目を除いた1株利益は1.47ドルと、予想平均 
  (1.50ドル)を下回った。AIGが力を入れているのは、年間1640億ドル  
  規模の自動車保険市場でのシェア拡大。交通事故の減少により、利益率が上 
  昇している。同社はまた、自社株買いと増配の新たな計画を発表した。

2. ディーン・フーズ(DF)
  乳製品メーカーで米最大手のディーン・フーズは、新たに借り入れた48億ド
  ルの資金のうち、20億ドル相当を特別配当に充当する計画を明らかにした。
  1株当たりの配当は15ドル。特別配当の実施は4月2日。3月27日時点で 
  の株主が対象となる。

3.イマージョン(IMMR)
  ソフトウエアのイマージョンは、ソニーの家庭用ゲーム機「プレイステーシ 
  ョン」で使用される技術をめぐる特許訴訟で和解したと発表した。イマージ 
  ョンは、和解金(1億5030万ドル)を受け取る。

4.コールズ(KSS)
  米百貨店4位のコールズが発表した06年11−07年1月(第4四半期)の1
  株当たり利益は1.48ドルと、予想1.42ドルを上回った。


(米国株相場にとっての弱材料)
1.マイクロソフト(MSFT)
  欧州連合(EU)当局は1日、マイクロソフトに対し、ウィンドウズの特許 
  のライセンス料として不当な料金を請求しているとして、新たに数百万ユー
  ロの制裁金を科す可能性を示した。


2.デル(DELL)
  パソコンメーカー大手のデルが1日引け後、発表した暫定集計によると、同 
  社の2006年11月−07年1月(第4四半期)売上高はアナリスト予想を下回
  った。年末商戦で同業他社に顧客を奪われた。純利益は6億7300万ドル(1
  株当たり30セント)。売上高は144億ドルと、予想の149億ドルを下回った。
  一部項目を除いたベースの第4四半期1株利益は26セントで、予想の30セ 
  ントを下回った。

3.クレデンス・システムズ(CMOS)
  半導体試験装置メーカー大手が業績発表。第2四半期は6セントの赤字とな
  り、予想(5セント黒字)を大きく下回った。

4.米連邦預金保険公社(FDIC)と米連邦準備制度理事会(FRB)などの
  銀行監督当局は2日、信用度の低い借り手を対象としたサブプライム住宅ロ
  ーンについて指針を発表し、ローン引き受け基準の一層の精査と消費者に対 
  する情報開示の徹底を呼びかけた。

5.ノベル(NOVL)
  ネットワーク用ソフトウエアのノベルの06年11月−07年1月(第1四半 
  期)決算は、1株当たり6セントの赤字となった。1株当たり1セントの黒 
  字が見込まれていた。

6. パーム(PALM)
  リーマン・ブラザーズは、携帯情報端末大手パームの持つブランド力や流通 
  網、デザイン力が魅力的な資産だと指摘、同社は買収されるだろうとの見方 
  を示した。

7.ニューヨークの米連邦地検などは1日、UBS、モルガン・スタンレーの両 
  大手証券の内部情報を利用したインサイダー取引容疑で、両証券の当時の関 
  係者を含む13人を逮捕したと発表。それぞれの証券から別ルートで内部情 
  報が流出したが、ヘッジファンドの幹部を介して情報が取引され、関係者は
  計1500万ドルを不正に得ていたという。



個別銘柄編

投資判断変更

1.AT&A(T)
スティフェル・ニコラスが、同社の投資判断を“売り”から“保有”に引き上げた。

2.ナスダック(NDAQ)
  JPモルガンが、同社の投資判断を“オーバーウェイト”から“アンダーウェイト”に引き下げた。

3.アムジェン(AMGN)
  クレディ・スイスファーストボストンが、同社の投資判断を“アンダーパフォーム”から“中立”に引き上げた。また、株価の目標価格を63ドルとした。

4.デル・インク(DELL)
  ニーダムが、同社の投資判断を“買い”から“保有”に引き下げた。

5.バイオジェン・アイデック(BIIB)
  マトリックスUSAが、同社の投資判断を“買い”から“保有”に引き 
  上げた。

6.シエナ・コープ (CIEN)
ジェファリーが、同社の投資判断を“アンダーパフォーム”から“保有”に引き上げた。また、株価の目標価格を29ドルとした。



価格目標変更
1.デル・インク(DELL)
  フリードマン・ビリングスが、同社の目標価格を30ドルから26ドルへ引き下げた。また、投資判断は“マーケットパフォーム”で据え置いた。

2.アムジェン(AMGN)
  フリードマン・ビリングスが、同社の目標価格を73ドルから65ドルへ引  
  き下げた。また、投資判断は“マーケットパフォーム”で据え置いた。






  =以上=  




タグ: 米国株 投資
posted by mori at 08:57 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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