1月2日
森 崇
大幅高で新年スタート!
(背景)
1.ゼネラル・モーターズ(GM)やフォード(F)など自動車株が急伸。
GMは昨年12月31日に米財務省から緊急融資の第1弾として40億ドルを受け取った。
2.海外株が大幅高だった。
(インド株急上昇の背景)
★インド政府は2日、一連の追加景気対策を打ち出した。また、インド準備銀行(中央銀行)は2日、政策金利の翌日物レポ金利を1ポイント引き下げ5.5%にすると発表した。
(香港ハンセン指数急上昇の背景)
★ハンセン指数が上昇し、年初来の取引としては1970年以来で最大の上げとなった。中国が鉄鋼・自動車業界の支援計画をまとめたことが背景。
(欧州株もしっかり)
★欧州は、利下げ観測と、世界的な景気対策の広がりに期待した買いが入った。
(ラテン・アメリカ市場は急騰)
★ロンドン市場の銅相場が4営業日連続で上昇し、ニッケル相場が大幅高となったことを背景に、資源株が上昇した。
3.資源株が高い。
原油はじめ金属などしっかりが背景。
4.スターウッド・ホテルズ・アンド・リゾーツ・ワールドワイド(HOT)
米3位のホテルチェーン、スターウッド・ホテルズ・アンド・リゾーツ・ワールドワイドは、資産売却や第三者の買収提案を受けた場合には、大株主であるエクイティ・グループ・インベストメンツに通知し、対案提示の機会を与えることで同社と合意した。これにより身売り観測が高まった。
ダウ指数は前日比258.30ドル高の9,034.69ドル、S&P500指数は同28.55ポイント高の931.80、ナスダック指数は同55.18ポイント高の1,632.21で引けた。

(米国株相場にとっての強材料)
1.バンカメ(BAC)
バンク・オブ・アメリカによる証券大手メリルリンチの買収手続きが完了。バンカメが1日発表したもので、顧客からの預かり資産は2兆ドルを超え、銀行業務に加えて株式の仲介なども扱うアメリカで最大規模の総合金融機関になった。
2.海外株が大幅高だった。
(インド株急上昇の背景)
@インド政府は2日、一連の追加景気対策を打ち出した。外国人投資家によるインド企業の社債投資上限を従来の60億ドルから150億ドル(約1兆3670億円)に引き上げるなどが柱。州政府は09年3月期末までに最大 3000億ルピー(約5600億円)の資金調達を許される。インド政府はまた、国営銀行の資本強化を目指し、2000億ルピーを注入する計画。また、ノンバンクの金融会社支援に向けて独立した会社を設立し、これら金融会社に対して最大2500億ルピーの融資枠を設けることを計画。
Aインド準備銀行(中央銀行)は2日、政策金利の翌日物レポ金利を1ポイント引き下げ5.5%にすると発表した。3ヶ月足らずで4回目の利下げに踏み切った。2000年以来で最も速い利下げペース。 準備銀は翌日物リバースレポ金利も1ポイント引き下げ4%、預金準備率は0.5ポイント引き下げ5.5%とした
(香港ハンセン指数急上昇の背景)
ハンセン指数が上昇し、年初来の取引としては1970年以来で最大の上げとなった。中国が鉄鋼・自動車業界の支援計画をまとめたことが背景。また、通信株と石油株への買いが膨らんだ。中国政府が高速携帯電話サービスの営業免許を交付することを受け、中国のチャイナ・モバイル、チャイナ・テレコムが大幅高。また、ニューヨーク原油先物相場が急伸したことを背景に、中国海洋石油、ペトロチャイナもしっかり。
(欧州株もしっかり)
欧州は、利下げ観測と、世界的な景気対策の広がりに期待した買いが入った。
(ラテン・アメリカ市場は急騰)
ロンドン市場の銅相場が4営業日連続で上昇し、ニッケル相場が大幅高となったことを背景に、資源株が上昇した。
3.ドライシップス(DRYS)
ドライシップスなどのばら積み船海運株が高い。大型用船契約料が上昇したことに加え、中国が鉄鋼・自動車業界の支援計画をまとめたことが手掛かり。
4.ゼネラル・モーターズ(GM)
GMは昨年12月31日に米財務省から緊急融資の第1弾として40億ドルを受け取った。
5.スターウッド・ホテルズ・アンド・リゾーツ・ワールドワイド(HOT)
米3位のホテルチェーン、スターウッド・ホテルズ・アンド・リゾーツ・ワールドワイドは、資産売却や第三者の買収提案を受けた場合には、大株主であるエクイティ・グループ・インベストメンツに通知し、対案提示の機会を与えることで同社と合意した。これにより身売り観測が高まった。
6.ダイナジー(DYN)
米11州で発電所を所有するエネルギー会社、ダイナジーはLSパワー・グループとの合弁事業を解消することで合意した。
7.ウォルター・インダストリーズ(WLT)
石炭大手ウォルター・インダストリーズは自社株買いを5000万ドル相当追加する計画を発表した。同社は住宅建設事業の売却を図っている。
(米国株相場にとっての弱材料)
1.米供給管理協会(ISM)が2日発表した2008年12月の製造業景況指数は32.4(前月は36.2)と、予想(35.4)を下回り、1980年以来の最低となった。
(主要コンポーネント内訳)
★新規受注指数…22.7(前月27.9)→1948年の統計開始以来で最低。
★輸出指数…35.5(前月41)
★雇用指数…29.9(前月34.2)
★仕入れ価格指数…18(前月25.5)
2.米半導体工業会(SIA)が2日発表した11月の世界半導体売上高は、前年同月比9.8%減の208億ドルとなった。2ヶ月連続の減少。世界的な景気悪化に伴う需要鈍化が背景。
3.英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)が2日発表した2008年12月のユーロ圏製造業景気指数(改定値)は33.9と、先月発表の速報値(34.5)から下方修正された。11月は35.6だった。この数字は、1998年の統計開始以来の最低水準。
4.メドキャス(MDTH)
ドイツ銀行は、循環器病の専門病院を経営するメドキャスの投資判断を「買い」から「ホールド」に引き下げた。
=以上=



