2007年10月31日

米株式相場は3日ぶりに反落。

米国株相場レポート

10月30日

森  崇

米株式相場は3日ぶりに反落。


(背景)
明日のFOMC会議の結果を見極めたいとのムードが強い中、以下の通り、悪材料が
出て、売りものに押された。

@10月消費者信頼感指数が2005年以来の低水準となったことや、8月のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラー住宅価格指数が前年同月比で4.4%低下と、2001年の調査開始以来で最大の低下幅を記録した。同指数はこれで8カ月連続での前年同月比マイナス。

A原油先物相場が前日の最高値から反落したことを嫌気し、石油関連株が下落。ゴールドマン・サックスが顧客に、原油の利益確定売りを推奨した。ゴールドマンは今年7月に原油相場はバレル当たり95ドルまで上昇するとの見通しを示していた。

  Bメリル・リンチが下落。同社はスタンレー・オニール会長兼最高経営責任  
 者の退任を発表した。7―9月期(第3四半期)決算が93年の同社史上最大の赤字幅になったこと受け、事実上の更迭となった。

  CUSスチールが急落。7―9月期(第3四半期)決算が悪化。米住宅市場の低迷に加え、フォード・モーターなど自動車メーカーの生産減少を
受け、北米での鋼板需要が落ち込んだ。

  D米地域通信のクエスト・コミュニケーションズも決算が不振だった。7−9月(第3四半期)決算は純利益と売上高がともにアナリスト予想を下回った。インターネットサービスの加入者鈍化が背景。

ダウ指数は前日比77.79ドル安の13,792.47ドル、S&P500指数は同9.96ポイント安の1,531.02、ナスダック指数は同0.73ポイント安の2,816.71で引けた。

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(米国株相場にとっての強材料)
1.コルゲート(CL)
世界最大の歯磨き剤メーカー、コルゲート・パルモリブが30日寄り前業績発表。2007年7−9月(第3四半期)の売上高は前年同期比12%増の35億3000万ドル、純利益は4億2010万ドル(1株当たり77セント)と、前年同期の3億4410万ドル(同63セント)から増加した。海外での売り上げ拡大とドル安が寄与した。1株当たり85セントの利益が見込まれていた。売上高予想平均は34億7000万ドルだった。

2.3M(MMM)
化学大手の3Mは30日、コンピューターなど電子機器に使用される充電式電池の特許侵害訴訟で日立工機と米CDWと和解したと発表。3Mはこの問題で訴えたすべての企業と和解したことになる。

3.グッドイヤー(GT)
米タイヤ最大手のグッドイヤーが30日寄り前業績発表。2007年7−9月(第3四半期)の売上高は前年同期比3%増の50億6000万ドル、1株当たり利益は3.17ドル。前年同期は4800万ドル(1株当たり27セント)の赤字だった。決算は予想を上回った。エンジニアード・プロダクツ部門を売却したのが好影響した。また、全米鉄鋼労組(USWA)と合意した新労働協約がコスト削減につながったほか、高級タイヤの売り上げ増も寄与した。グッドイヤーはエンジニアード・プロダクツ部門を14億7000万ドルで米投資会社カーライル・グループに売却した。

4.エヌビディア(NVDA)
ドイツ銀証券はコンピューター・グラフィックス用半導体メーカー大手のエヌビディアの8―10月期(第3四半期)決算が強い内容になるとの見通しを示した。シェア拡大が背景。同社は11月8日に決算を発表する予定。

5.サックス(SKS)
英百貨店チェーンのハウス・オブ・フレーザーを保有するアイスランドの投資会社バウガー・グループは、米高級百貨店サックスにドバイの小売業者ランドマーク・グループと共同で買収案を提示する可能性があることを明らかにした。

6.ゼネラル・モーターズ(GM)
ワゴナーCEOは30日、同社が米国以外での自動車販売を世界全体の販売台数の60%強に拡大させるなか、ドル安が収入を押し上げるとの見解を明らかにした。UBSは投資判断を「売り」から「買い」へ引き上げた。


(米国株相場にとっての弱材料)

1.プロクター&ギャンブル(PG)
米消費財最大手のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が30日発表した第1四半期決算では、売上高が予想を下回った。景気悪化懸念を背景に、業績安定業種(ディフェンシーブ)の代表格として買われた経緯があるだけに売られた。

第1四半期(7‐9月期)実績
○売上高…201億9,900万ドル(コンセンサス予想202億6,300万ドルドル)
○1株当たり利益…0.92ドル(コンセンサス予想0.90ドル)

会社側が提示したガイダンス
○第2四半期1株当たり利益…0.95ドル〜0.97ドル(コンセンサス予想0.96 
              ドル)
○売上高…6〜8%増
○2008年通期1株当たり利益…3.46ドル〜3.49ドル(コンセンサス予想3.47
              ドル)

2.クエスト・コミュニケーションズ(Q)
米地域通信のクエスト・コミュニケーションズ・インターナショナルが30日寄り前業績発表。2007年7−9月(第3四半期)の売上高は1.5%減の34億
3000万ドル。予想は、34億9000万ドルだった。純利益は20億7000万ドル(1株当たり1.08ドル)。前年同期は1億9400万ドル(同9セント)だった。高速インターネット接続サービスの新規加入者は11万1000件。予想
(15万件)を下回った。前年同期には17万5000件の新規加入者を獲得した。

3.スミス・アンド・ウェッソン・ホールディング(SWHC)
銃器製造のスミス・アンド・ウェッソン・ホールディングは通期の収益見通しを下方修正した。マーケティング費用の増大等が背景。

4.USスチール(X)
米鉄鋼最大手のUSスチールが30日寄り前業績発表。2007年7―9月期(第3四半期)の売上高は前年同期比6%増の43億5000万ドル、純利益は2億6900万ドル(1株当たり2.27ドル)と前年同期の4億1700万ドル(同3.42ドル)から減少した。特別項目を除く1株利益は2.50ドルと、予想(2.66ドル)を下回った。米住宅市場の低迷に加え、フォード・モーターなど自動車メーカーの生産減少を受け、北米での鋼板需要が落ち込んだ。欧州の利益は31%減少した。USスチールは10−12月期(第4四半期)が恐らく減益になるとの見通しを示した。季節要因に加え、溶鉱炉を点検のため停止することが理由。圧延鉄部門と欧州部門はともに7―9月期を下回り、鋼管部門は同程度の利益になると予想した。

5.欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのウェーバー独連銀総裁は30日、食品と原油の価格が上昇するなか、ECBはインフレ抑制に必要なあらゆる行動をとると表明した。われわれは、中期的な物価安定に向け必要なことを実施すると述べた。

6.メリル・リンチ(MER)
米証券大手のメリル・リンチは30日、スタンレー・オニール会長兼最高経営責任者CEOの退任を発表した。7―9月期(第3四半期)決算が93年の同社史上最大の赤字幅になったことを受け、事実上の更迭となった。アルバート・クリビオーリ取締役が執行権のない暫定会長に就任し、オニール氏の後任選定作業を率いると発表。


個別銘柄編

投資判断変更

1 ジェネラル・モーターズ (GM) 
  UBSが、同社の投資判断を“売り”から“買い”に引き上げた。また、
  同社の目標価格を24ドルから48ドルへ引き上げた。

2.ラスベガス・サンズ(LVS)
  BMOキャピタル・マーケットスが、同社の投資判断を“アウトパフォー
  ム”から“マーケットパフォーム”に引き下げた。


価格目標変更 

1.ブロードコム(BRCM)
  カフマン・ブラザーズが、投資判断は“アウトパフォーム”新規格付
  けした。また、同社の目標価格を35ドルとした。

2.べライゾン(VZ)
  ドイチェ・セキュリティズが、同社の目標価格を49ドルから50 
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

3.べライゾン(VZ)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を46ドルから50
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

4.ケロッグ(K)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を59ドルから57
  ドルへ引き下げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

5.べライゾン(VZ)
  BMOキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を41ドルから44
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“セクターパフォーム”とした。

6.ウォール・マート(WMT)
  HSBCセキュリティズが、同社の目標価格を58ドルから56
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

7.カラ・テンコア(KLAC)
  フリードマン・ビリングスが、同社の目標価格を64ドルから52ドルへ引
  き下げた。また、投資判断は“マーケットパフォーム”とした。



=以上=
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2007年10月30日

続伸!特に貴金属、石油関連株が急伸。

米国株相場レポート

10月29日

森  崇

続伸!特に貴金属、石油関連株が急伸。


(背景)

1.主要企業中心に好材料が続出した。
@デル(DELL)
ゴールドマン・サックスは、パソコン大手デルの株を「コンビクション・バイ」(強い買い推奨)リストに加え、ヒューレット・パッカード(HP)を同リストから除外した。デルの小売業者との新たな販売提携、DRAM価格落ち着きが背景。

A米半導体工業会(SIA)が29日発表 した9月の世界半導体売上高は前月比5%増の226億ドルとなった。前月は215億ドルだった。前年同月比では5.9%増。コンピューターや携帯電話の需要増が背景にある。半導体関連がしっかり。

Bベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)
米電話2位のベライゾン・コミュニケーションズが29日寄り前業績発表。7―9月期(第3四半期)の売上高は5.8%増の238億ドルと、予想(237億ドル)を上回った。合弁事業の税金費用を除く1株利益は63セントと、これも予想を上回った。

Cラジオシャック(RSH)
家電販売大手ラジオシャックが発表した7―9月期(第3四半期)決算は31%の増益となり、予想を上回った。

Dノベラス・システムズ(NVLS)
半導体製造装置メーカー、ノベラス・システムズは自社株買い計画を10億
ドル拡大した。

2.買収案件が複数出た。
@BEAシステムズ(BEAS)
ソフトウエア大手オラクルからの買収案(67億ドル)を拒否した同業のBEAシステムズは29日、身売りの可能性も含めて企業価値を高める方策を模索しているとの考えを表明。

Aアリゾナ・スター・リソース(AZS)
産金最大手カナダのバリック・ゴールドは同業のアリゾナ・スター・リソースを現金で7億7300万カナダ・ドル(1株当たり18ドル)で買収することで合意。

ダウ指数は前日比63.56ドル高の13,870.26ドル、S&P500指数は同5.70ポイント高の1,540.98、ナスダック指数は同13.25ポイント高の2,817.44で引けた。

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(米国株相場にとっての強材料)

1.BEAシステムズ(BEAS)
ソフトウエア大手オラクルからの買収案(67億ドル)を拒否した同業のBEAシステムズは29日、筆頭株主カール・アイカーン氏に宛てた書簡を公開し、同社は身売り自体を拒否しているのではなく、身売りの可能性も含めて企業価値を高める方策を模索しているとの考えを表明。


2.ノースウェスト(NWA)
米航空会社5位のノースウエスト航空が29日業績発表。7―9月期(第3四半期)の売上高は前年同期比0.9%減の33億8000万ドル。純利益は1株当たりで93セント。前年同期は11億8000万ドル(1株当たり13.50ドル)の純損失だった。予想は78セントだった。運航遅延が過去最高水準になったにもかかわらず旅客需要が高まるなか、航空会社は軒並み値上げを実施した。航空運賃の値上げと燃料コストの下落が寄与した。

3.デル(DELL)
ゴールドマン・サックスは、パソコン大手デルの株を「コンビクション・バイ」(強い買い推奨)リストに加え、ヒューレット・パッカード(HP)を同リストから除外した。デルの小売業者との新たな販売提携、DRAM価格落ち着きが背景。

4.米半導体工業会(SIA)が29日発表した9月の世界半導体売上高は前月比5%増の226億ドルとなった。前月は215億ドルだった。前年同月比では5.9%増。コンピューターや携帯電話の需要増が背景にある。

5.ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)
米電話2位のベライゾン・コミュニケーションズが29日寄り前業績発表。7―9月期(第3四半期)の売上高は5.8%増の238億ドルと、予想(237億
ドル)を上回った。合弁事業の税金費用を除く1株利益は63セントと、予想(62セント)を上回った。スプリント・ネクステルから携帯電話顧客を奪ったことが寄与した。携帯電話加入者は170万人増となり、増加幅は同業のAT&Tを上回った。「iPhone(アイフォン)」と独占契約を結んでいるAT&Tに対抗するため、ベライゾンは高速インターネット回線や新型携帯電話に力を入れた。さらに、サービスに対する不満が高まっているスプリントから顧客を引き寄せた。同社はこの日、今年25億ドル相当の自社株買いを実施する計画も明らかにした。以前の計画から25%の上方修正。

6.ラジオシャック(RSH)
家電販売大手ラジオシャックが発表した7―9月期(第3四半期)決算は31%の増益となり、予想を上回った。

7.ノベラス・システムズ(NVLS)
半導体製造装置メーカー、ノベラス・システムズは自社株買い計画を10億
ドル拡大した。

8.アリゾナ・スター・リソース(AZS)
産金最大手カナダのバリック・ゴールドは同業のアリゾナ・スター・リソースを現金で7億7300万カナダ・ドル(1株当たり18ドル)で買収することで合意。


(米国株相場にとっての弱材料)

1.ケロッグ(K)
シリアル最大手のケロッグが29日寄り前業績発表。2007年7−9月(第3四半期)の売上高は前年同期比6.4%増の30億ドルだった。純利益は3億500万ドル(1株当たり76セント)、前年同期は2億8100万ドル(同70セント)だった。1株当たり73セントの利益、売上高29億8000万ドルが見込まれていた。新しいシリアル製品やスナック食品、クッキーの売り上げ拡大が背景。ただし、2008年通期予想EPSが2.97ドルになるとコメントしたことから、株価は下落。予想は3.03ドルだった。

2.オフィス・デポ(ODP)
事務用品小売り世界2位、オフィス・デポは30日に予定していた7―9月期(第3四半期)決算発表の延期を明らかにした。同社の監査委員会は現在、販売払戻金など納入業者からの支払い方法が正しく会計処理されているかどうかについて調査している。


個別銘柄編

投資判断変更

1 ポタッシュ (POT) 
  バンク・オブ・アメリカ・セキュリティが、同社の投資判断を“中立”
  から“買い”に引き上げた。
2.オフィス・デポット(OFP)
  CSFBが、、同社の投資判断を“中立”から“アンダーパフォーム”に
  引き下げた。


価格目標変更 

1.エヌビディア(NVDA)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を81ドルから91ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

2.エクセロン(EXC)
  BMOキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を81ドルから91 
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

3.エクセロン(EXC)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を90ドルから92
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

4.エヌビディア(NVDA)
  ベア・スターンズが、同社の目標価格を39ドルから41ドルへ
  引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

5.モンスター・ワールドワイド(MNST)   
  UBSが、同社の目標価格を36ドルから41ドルへ引き上げた。また、
  投資判断は“中立”とした。

6.アグリウム(AGU)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を55ドルから67
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“セクターパフォーム”とした。

7.ブロードケード(BRCD)
  カリス&カンパニーが、同社の目標価格を9ドルから12ドルへ引き上
  げた。また、投資判断は“買い”とした。

8.カントリーワイド (CFC)
  フリードマン・ビリングスが、同社の目標価格を20ドルから15ドルへ引
  き下げた。また、投資判断は“マーケットパフォーム”とした。


=以上=
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2007年10月27日

全面大幅高!

米国株相場レポート

10月26日

森  崇

全面大幅高!

(背景)
主要企業に好材料が続出した。
@マイクロソフト(MSFT)
   ソフトウェア大手が25日引け後に決算発表。ガイダンスも含めて予想を上回る好決算だった。基本ソフト最新版「ウィンドウズ・ビスタ」やゲームソフト「Halo(ヘイロー)3」の販売好調を受け、通期の業績見通しも上方修正した。

Aカントリーワイド・ファイナンシャル(CFC)
米住宅金融最大手カントリーワイド・ファイナンシャルが26日寄り前業績発表。2007年7−9月(第3四半期)の純損失は12億ドル(1株当たり2.12ドル)。前年同期は6億4760万ドル(同1.03ドル)の黒字だった。決算は過去25年で初の赤字に陥ったが、10−12月期と2008年に黒字化するとの見通しを明らかにしたことから株価が上昇。デービッド・サンボル社長は7−9月期業績が底だったと述べた。

Bメリル・リンチ(MER)
メリルリンチのオニール会長兼CEOがワコビアと、合併の可能性について協議したと、NYタイムズ紙が報じた。同CEOは取締役会の承認を得ていなかったという。現在のところメリルとワコビアが合併する可能性は低いが、ドイツ証券は、メリルが買収されるなら、一株100ドル〜120ドル程度の値段がつくとコメント。

Cテソロ(TSO)
カーコリアン氏の投資会社、トラシンダは26日、14億ドルを投じたTOBで製油大手テソロの株式16%を取得する意向を表明した。

  Dウォルマート(WMT)
   メリルリンチが同社株の投資判断を“売り”から“中立”に引き上げた。


ダウ指数は前日比134.78ドル高の13,806.70ドル、S&P500指数は同20.88ポイント高の1,535.28、ナスダック指数は同53.33ポイント高の2,804.19で引けた。

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(米国株相場にとっての強材料)
1.マイクロソフト(MSFT)
  ソフトウェア大手が25日引け後に決算発表。ガイダンスも含めて予想を上回る好決算だった。基本ソフト最新版「ウィンドウズ・ビスタ」やゲームソフト「Halo(ヘイロー)3」の販売好調を受け、通期の業績見通しも上方修正した。

  (内訳)
★「Xbox360」向けの人気ソフト、Haloシリーズの最新版であるHalo3は発売後1週間の売上高が3億ドルと、一部のアナリスト予想の2倍となった。
★ウィンドウズ・ビスタの上位製品を搭載するコンピューターメーカーが増
えた。
★Xbox部門は04年の「Halo2」発売以降で初めて四半期で黒字化した。
  ★クリス・リデル最高財務責任者(CFO)はインタビューで、「全事業分野が当社の見通しに一致または上回った」と述べた。
  
第1四半期(7‐9月期)予想
○売上高…137億6,000万ドル(コンセンサス予想は125億6,800万ドル)
○1株当たり利益…0.45ドル(コンセンサス予想は0.39ドル)

第2四半期(10‐12月期)予想
○売上高…156億ドル〜161億ドル(コンセンサス予想は157億5,700万ドル)
○1株当たり利益…0.44ドル〜0.46ドル(コンセンサス予想は0.44ドル)

2008年通期ベースの会社側が提示したガインダンス
○売上高…588億ドル〜597億ドル(コンセンサス予想は574億ドル)
○1株当たり利益…1.79ドル〜1.82ドル(コンセンサス予想は1.73ドル)

(会社側コメント) ○ウィンドウズ・ビスタの需要は堅調である。
○1999年以来のスピードでの成長であった。
○セキュリティーを重視した製品が、市場のニーズに当てはまった。

2.マカフィー(MFE)
  アンチウィールスソフト大手が25日引け後に決算発表。

第3四半期(7‐9月期)実績
○売上高…3億2,200万ドル(暫定)(コンセンサス予想は3億2,000万ドル)
○1株当たり利益…0.44ドル(コンセンサス予想は0.40ドル)

第4四半期(10‐12月期)予想
○売上高…3億3,000万ドル〜3億5,000万ドル(コンセンサス予想は3億4,000万ドル)
○1株当たり利益…0.44ドル〜0.46ドル(コンセンサス予想は0.43ドル)

3.カントリーワイド・ファイナンシャル(CFC)
米住宅金融最大手カントリーワイド・ファイナンシャルが26日寄り前業績発表。2007年7−9月(第3四半期)の純損失は12億ドル(1株当たり2.12ドル)。前年同期は6億4760万ドル(同1.03ドル)の黒字だった。決算は過去25年で初の赤字に陥ったが、10−12月期と2008年に黒字化するとの見通しを明らかにしたことから株価が上昇。デービッド・サンボル社長は7−9月期業績が底だったと述べた。

4.メリル・リンチ(MER)
メリルリンチのオニール会長兼CEOがワコビアと、合併の可能性について協議したと、NYタイムズ紙が報じた。同CEOは取締役会の承認を得ていなかったという。 現在のところメリルとワコビアが合併する可能性は低いが、オニールCEOを更迭しようとする圧力は高まる可能性があるとしている。オニールCEOの後任候補として名前が上がったのは、資産運用会社ブラックロックのィンク会長兼CEOやNYSEユーロネクストセインCEOだったと言う。ワコビアの時価総額は860億ドル、メリルは520億ドル。

5.アクセンチュア(ACN)
経営コンサルティング会社で世界2位のアクセンチュアは、最高30億ドルの自社株買い計画を取締役会が承認したと発表した。

6.MEMCエレクトロニック・マテリアルズ(WFR)
シリコンウエハー・メーカーで世界3位のMEMCエレクトロニック・マテリアルズの07年7−9月(第3四半期)利益は予想を上回った。

7.テソロ(TSO)
カーコリアン氏の投資会 社、トラシンダは26日、14億ドルを投じたTOBで製油大手テソロの株式16%を取得する意向を表明した。TOBの対象となるのはテソロ株219万株で、前日の終値を12%上回る1株当たり64ドルで買い付けられる。トラシンダはすでにテソロ発行済み株式の4%を保有。独立系製油会社としてはテソロは米西部最大手。

8.バイデュ・ドット・コム(BIDU)
中国の検索サイト最大手、百度(バイデュ・ドット・コム)が25日引け後業績発表。2007年7−9月(第3四半期)の純利益は1億8170万元(1ADR当たり5.23元)と、前年同期の8530万元(同2.46元)から増加。売上高も前年同期比2倍の4億9650万元に増えた。利益1億6790万元が見込まれていた。同社は10−12月(第4四半期)の売上高は5億6000万−5億7500万元との見通しを示した。5億7370万元が予想数字だった。ヤフーや中国のソフ・ドット・コムから市場シェアを奪い、前年同期比2倍強の増益。


(米国株相場にとっての弱材料)

1.KLAテンコア(KLAC)
  半導体製造装置メーカーが25日引け後に決算発表。ガイダンスも含め、不振だった。第1四半期の新規受注は32%減だった。半導体メモリーの供給過剰でメーカーが設備拡大計画を縮小した。

第1四半期(7‐9月期)実績 ○売上高… 6億9,300万ドル(コンセンサス予想は 6億8,300 万ドル) ○1株当たり利益…0.46ドル (コンセンサス予想は0.76ドル)
(受注比率)
日米およびヨーロッパからの受注数が平均を下回り、台湾、韓国/中国/シンガポールは平均受注率を上回った。

第2四半期(10‐12月期)予想
○売上高… 6億2500万6億4,000万ドル(コンセンサス予想は 6億7,600 万ドル)
○1株当たり利益…0.68ドル〜0.73ドル (コンセンサス予想は0.77ドル)

(会社側コメント) ○受注が思ったほど伸びなかった。

2.リスク指標になっているデリバティブ 指数、ABX指数によると、サブプライム住宅ローン担保証券(MBS)の裏付けとなっているサブプライム住宅ローンの延滞とデフォルトが9月に増加した。2006年1−6月期に組成さ
れたサブプライムMBS20銘柄の裏付けになっているローンのうち、9月の
支払いで60日間以上の返済遅延や差し押さえとなったもの、借り手が破産し
たもの、さらに資産が既に差し押さえられたものを合わせた割合は21.3%と、
前月の19.7%から上昇した。

3.米国勢調査局が発表したリポートによると、2007年7−9月期の米国民の持ち家率が68.1%と、前期の68.3%から低下。これで4四半期連続低下し、1981年以降では最長の連続低下となった。

4.トルコ空軍はイラク北部の攻撃目標を爆撃した。ロイター通信が報じた。トルコは前日、イラク北部のクルド人武装勢力への攻撃を強化すると警告している。

5.10月ミシガン大学消費者信頼感指数は80(前回は82.0)と、予想(82.0)を下回った。


6.ムーディーズ・インベス ターズ・サービスは26日、今月格付けを引き下げた330億ドル相当のサブプライム住宅ローン担保証券(MBS)を基にして組
成した債務担保証券(CDO)の格付けを引き下げた。


個別銘柄編

投資判断変更

1 アクティビジョン (ATVI) 
  ジャンコ・パートナーズが、同社の投資判断を“アキュムレート”から
  “マーケットパフォーム”に引き下げた。また、同社の目標価格を19ドル
  から20ドルへ引き下げた。


価格目標変更 

1.サーキット・シティ(CC)
  ワコビアが、投資判断は“マーケットパフォーム”に新規格付けした。
  
2.ベスト・バイ (BBY)
  ワコビアが、投資判断は“マーケットパフォーム”に新規格付けした。

3.マカフィー(MFE)
  スタンフォード・リサーチが、同社の目標価格を37ドルから39ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“保有”とした。

4.マイクロソフト (MSFT)
  マックアダムス・ウエイト・レーガンが、同社の目標価格を35ドルから40
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

5.トラベル・ズー(TZOO)   
  ウッドブッシュ・モルガンが、同社の目標価格を20ドルから18ドルへ引
  き下げた。また、投資判断は“保有”とした。

6.マカフィー(MFE)
  UBSが、同社の目標価格を41ドルから45ドルへ引き上げた。また、
  投資判断は“買い”とした。

7.マカフィー(MFE)
  スティフル・ニコラスが、同社の目標価格を44ドルから50ドルへ引き上
  げた。また、投資判断は“買い”とした。

8.ヤフー (YHOO)   
  Am・テック・リサーチが、同社の目標価格を37ドルから41ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

9.マカフィー(MFE)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を42ドルから45ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

10.イーベイ (EBAY)
  Am・テック・リサーチが、同社の目標価格を47ドルから50ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

11.マイクロソフト (MSFT) 
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を36ドルから38
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

12.マカフィー(MFE)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を40ドルから42
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

14.バイドゥ (BIDU)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を333ドルから345    
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

15.アパッチェ (APA)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を79ドルから86 
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“セクターパフォーム”とした。

16.マイクロソフト (MSFT) 
  UBSが、同社の目標価格を37ドルから40ドルへ引き上げた。また、
  投資判断は“買い”とした。

17.カラ・テンコア(KLAC)
  カリス&カンパニーが、同社の目標価格を65ドルから57ドルへ引
  き下げた。また、投資判断は“平均以上”とした。

18.バイドゥ (BIDU)
  シティグループが、同社の目標価格を250ドルから425ドルへ引き上げた。
  また、投資判断は“買い”とした。

19.モトローラ (MOT)
  カフマン・ブラザーズが、同社の目標価格を20ドルから25ドルへ引き上
  げた。また、投資判断は“買い”とした。

20.マカフィー(MFE)
  CSFBが、同社の目標価格を45ドルから47ドルへ引き上げた。また、
  投資判断は“アウトパフォーム”とした。

21.EMCコープ (EMC)
  ブロードポイント・キャピタルが、同社の目標価格を22ドルから29ドル
  へ引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

22.マイクロソフト (MSFT) 
  フリードマン・ビリングスが、同社の目標価格を38ドルから47ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

23.マカフィー(MFE)
  フリードマン・ビリングスが、同社の目標価格を42ドルから43ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。


 =以上=
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2007年10月26日

全般続落商状。昨日同様、引けにかけ下げ渋る。

米国株相場レポート

10月25日

森  崇

全般続落商状。昨日同様、引けにかけ下げ渋る。

(背景)
1.サブプライム問題で景気への懸念が再燃。ドル安もネガティブだった。
  @米製造業耐久財受注額が予想外に減少した。
A新規失業保険申請件数が予想を上回った。
B世界最大の保険会社、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の株価が下落。サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン関連資産で評価損を計上するとの観測が出た。
C金融保証最大手のMBIAの株価も下落。傘下のストラクチャード・インベストメント・ビークル(SIV)、ハドソンサムズ・キャピタル(資産18億ドル)が資金調達に困難を来たしており、別の資金調達手段を検討していることを明らかにした。

2.ニューヨーク原油が大幅続伸。
(背景)
@イラン情勢の緊迫を背景に史上最高値を更新した。
A昨日発表された強気の在庫統計。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引される原油先物12月限終値は、前日比3.36ドル高の1バレル=90.46ドル。

ダウ指数は前日比3.33ドル安の13,671.92ドル、S&P500指数は同1.48ポイント安の1,514.40、ナスダック指数は同23.90ポイント安の2,750.86で引けた。

引け後マイクロソフト(MSFT)、マカフィー(MFE)が予想を上回る決算を発表し、OTC取引で上昇。ただしKLAテンコア(KLAC)は下落。

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(米国株相場にとっての強材料)
1.9月の新 築一戸建て住宅販売は前月比4.8%増加し、予想と一致した。8月は73万5000戸と、11年ぶりの低水準に下方修正された。速報値は79万5000戸だった。新築住宅価格の中央値は前年同月比5%上昇して23万8000ドルとなった。9月末の住宅在庫は前月比1.5%減の52万3000戸と、2006年1月以来の低水準となった。新築住宅の販売に対する在庫比率は8.3カ月分に低下した。

2.エスティ・ローダー(EL)
米化粧品の エスティ・ローダーの見通しによると10―12月期の1株当たり利益は1.10−1.17ドル。予想(同1.05ドル)を上回った。

3.モンスター・ワールドワイド(MNST)
求人サイト大手のモンスター・ワールドワイドが発表した7−9月(第3四半期)の一部項目を除く1株当たり利益は35セントだった。予想(33セント)を上回った。

4.モトローラ(MOT)
通信機器大手モト ローラが発表した7−9月決算は3四半期ぶりに黒字。10−12月見通しも予想を上回った。

5.EMC(EMC)
ストレージ・コンピュ ーター大手のEMCが発表した7−9月(第3四半期)決算は、前年同期比74%の増益だった。売上高はアナリスト予想を上回り、ソフトのVMウェア部門の利益が大幅に増加したのが寄与した。

(米国株相場にとっての弱材料)
1.9月の製 造業耐久財受注額は前月比1.7%減と、予想(1.5%増)に反し、2カ月連続でマイナスを記録。8月は5.3%減と速報値(4.9%減)から下方修正された。
変動の大きい輸送用機器を除く受注は9月に前月比0.3%増と、予想(0.7%増)を下回った。前月は速報値と同じ1.8%減。

  (特徴)
  国防関連が39%と大きく減少した。自動車受注は2.9%減(前月は8.2%減)と2カ月連続でマイナスとなり、全体を押し下げた。民間航空機受注が18%増加。前月は41%減だった。

2.シーラス・ロジック(CRUS)
オーデ ィオ・映像機器に使用される半導体を設計するシーラス・ロジックが発表した2007年7−9月(第2四半期)決算は一部項目を除く1株利益が7セントだった。同9セントの利益が見込まれていた。

3.イーライリリー(LLY)
医薬品大手の イーライリリーは抗血小板剤プラスグレルの2件の臨床試験(治験)を中断したと発表した。一部患者への投与用量を変更するためだという。


個別銘柄編

投資判断変更

1 モトローラ (MOT) 
  オペンヘイマーが、同社の投資判断を“中立”から“買い”に
  引き上げた。また、同社の目標価格を23ドルとした。
 
2.ハーレイ・デビッドソン(HOG)
  リーマン・ブラザーズが、同社の投資判断を“アンダーウエイト”から
  “イコールウエイト”に引き上げた。

3.エヌビディア(NVDA)
  Am・テック・リサーチが、同社の投資判断を“中立”から“売り”に引
  き下げた。

4.アプライド・マテリアルズ  (AMAT)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の投資判断を“アウトパフォー
  ム”から“セクターパフォーム”に引き下げた。

5.メリル・リンチ (MER)
  ワコビアが、同社の投資判断を“アウトパフォーム”から“マーケット
  パフォーム”に引き下げた。

6.サンパワー (SPWR)
  バンク・オブ・アメリカ・セキュリティズが、同社の投資判断を“買い”
  から“中立”に引き下げた。

7.ウォールマート (WMT) 
  ロチェデール・セキュリティズが、同社の投資判断を“買い”から
  “保有”に引き下げた。


価格目標変更 

1.プロクター&ギャンブル (PG)
  ワコビアが、投資判断は“アウトパフォーム”に新規格付けした。
  
2.コルゲート・パルモリブ (CL)
  ワコビアが、投資判断は“アウトパフォーム”に新規格付けした。

3.シティグループ(C)
  ドイチェ・セキュリティズが、同社の目標価格を42ドルから40ドルへ引
  き下げた。また、投資判断は“売り”とした。

4.コーニング (GLW)
  ドイチェ・セキュリティズが、同社の目標価格を31ドルから30ドルへ引
  き下げた。また、投資判断は“買い”とした。

5.シマンテック (SYMC)   
  ドイチェ・セキュリティズが、同社の目標価格を21ドルから20ドルへ引
  き下げた。また、投資判断は“保有”とした。

6.アカマイ・テック (AKAM)
  ドイチェ・セキュリティズが、同社の目標価格を54ドルから37ドルへ引
  き下げた。また、投資判断は“買い”とした。

7.メリル・リンチ (MER)
  パンク・ジーゲル&カンパニーが、同社の目標価格を74ドルから61ドル
  へ引き下げた。また、投資判断は“売り”とした。

8.シマンテック (SYMC)   
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を24ドルから22ドルへ引
  き下げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

9.オキシデンタル・ペトロ(OXY)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を62ドルから64ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“イコールウエイト”とした。

10.ナスダック (NDAQ)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を38ドルから39ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“イコールウエイト”とした。

11.フリーポート・マックモラン (FCX)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を125ドルから130ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

12.アメリカン・エレクトリック (AEP)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を125ドルから130ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

13.フリーポート・マックモラン (FCX)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を110ドルから125
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

14.フリーポート・マックモラン (FCX)
  フリードマン・ビリングスが、同社の目標価格を100ドルから125ドルへ
  引き上げた。また、投資判断は“マーケットパフォーム”とした。

15.アカマイ・テック (AKAM)
  フリードマン・ビリングスが、同社の目標価格を64ドルから50ドルへ
  引き下げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

16.アップル (AAPL)
  パイパー&ジェファリーが、同社の目標価格を222ドルから250ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

17.ナスダック (NDAQ)
  フリードマン・ビリングスが、同社の目標価格を38ドルから41ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“マーケットパフォーム”とした。


=以上=
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2007年10月25日

ダウ指数は一時206ドル安になるも、引けにかけて戻し、ほぼ前日比ゼロで終わった。

米国株相場レポート

10月24日

森  崇

ダウ指数は一時206ドル安になるも、引けにかけて戻し、ほぼ前日比ゼロで終わった。ナスダック指数は下落。10月31日FOMC会議時0.5%利下げ観測も出始めた。

(背景)
1.全米不動産業者協会(NAR)が24日に発表した9月の中古住宅販売件数 は前月比8%減の504万戸と、同統計の算出開始(1999年)以来で最低だった。予想は525万戸だった。これで景気先行き懸念が出た。

2.主要企業の業績が不振だった。
  @メリルリンチ
   メリルリンチの発表した2007年7−9月(第3四半期)決算が四半期としては過去最大の純損失を記録した。信用市場での取引に関連して84億ドルの評価損を計上したことが手がかりとなった。
  Aブロードコム(BRCM)
半導体のブロードコムは5年ぶりの大幅安。研究開発費がかさみ、減益決算を発表した。
  Bアマゾン・ドット・コム(AMZN)  
インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムは10−12月(第4
四半期)の営業利益は2億2100万―2億9100万ドルと予想。しかしこ
れはアナリストの見通しには及ばなかった。
Cカントリーワイド・ファイナンシャル(CFC)
変動金利型ローンの金利見直しに伴い返済に滞る借り手が増えているとWSJ紙が報じたことから住宅ローえン大手のカントリーワイド・ファイナンシャルが売られた。

3.ニューヨーク原油は大幅反発。
(背景)
@トルコ紙ヒュリエトは24日、同国軍のF16戦闘機が21日のクルド労働者党(PKK)との交戦中、イラク領内50キロ地点まで入って空爆を実施したと報じた。
A在庫統計で、原油・石油製品在庫とも予想外の取り崩しとなった。
Bメキシコの主要石油輸出港が強風の影響で閉鎖したとのニュースが流れた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引される原油先物12月限終値は、前日比1.83ドル高の1バレル=87.10ドル。


ダウ指数は前日比0.98ドル安の13,675.25ドル、S&P500指数は同3.71ポイント安の1,515.88、ナスダック指数は同24.50ポイント安の2,774.76で引けた。

引け後アムジェン(AMGN)が予想を上回る決算を発表し、引け後のOTC取引で上昇。ただしシマンテック(SYMC)は、続く四半期決算見通し不振で下落。

1025.jpg


(米国株相場にとっての強材料)
1.全米抵当貸付銀行協会(MBA)が24日 発表した19日までの1週間の住宅ローン申請指数は、前週比ほぼ変わらずの656.5となった。前週は656.3だった。住宅ローン30年物固定金利は平均6.21%と、前週の6.40%から低下。
2004年7月以来の大幅な低下となった。変動金利(ARM)型住宅ローン金利は6.10%と、前週の6.17%から低下した。

  (その他主要指数動向)
★購入指数…3.1%低下し415.9(前週は429.1)
★借り換え指数…4%上昇し2059.3(前週は1980.9)

2.ナスダック(NDAQ)
株式市場ナスダックの運営会社、ナスダック・ストック・マーケットが24日寄り前業績発表。2007年7−9月(第3四半期)の総収入は前年同期比62%増の6億5200万ドル、純利益は3億6500万ドル(1株当たり2.41ドル)。前年同期は3020万ドル(同22セント)だった。当期は一部項目を除くベースで1株利益42セント。同ベースでの1株当たり利益予想は39セントだった。同社はLSE株の売却益などを反映し、2007年通期の純利益見通しを5億100万−5億700万ドルと、今年7月時点の最大1億8100万ドルから大幅に上方修正した。

3.クロズナー米連邦準備制度理事会(FRB)理事は24日、下院金融委員会で住宅ローン改革法案について証言。10月22日に下院に提出された同改革法案は、債権者側が借り手の適切な返済能力を確認すること、さらにはサブプライム住宅ローンの期限前返済に対する罰金を禁止、住宅ローンを組成するすべての企業に対しライセンス保持あるいは州法および連邦法に基づく届け出を義務付けることが盛り込まれている。

  (証言内容)
★同改革法案は信用を縮小させることなく、悪質な融資を抑えるものでなくてはならない。
★新しい法律が、責任ある融資を不当に抑制せず、対象を悪質な融資に慎重に絞り込むことだ。

4.CME(CME)
世界最大の先物取引所CMEグループが24日に業績発表。7―9月期(第3四半期)の合併費用などを除く継続事業ベースの純利益は2億3580万ドル(1株当たり4.31ドル)と、前年同期の1億4080万ドル(同2.56ドル)から増加した。1株利益の予想平均は4.12ドルだった。決算は前年同期比68%の増益となった。信用市場の混乱で取引が膨らんだ。


(米国株相場にとっての弱材料)

1.メリル・リンチ(MER)
メリルリンチが24日寄り前業績発表。2007年7―9月期(第3四半期)決算は最終損益が6年ぶりの赤字となった。純損失は22億4000万ドル、1株当たりで2.82ドルと、予想(45セントの赤字)を大きく上回る赤字幅だった。サブプライム住宅ローンや資産担保証券(AS)、およびレバレッジドローンに関連する評価損として84億ドルを計上した。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は24日、メリルリンチが四半期としては過去最大の純損失を計上したことを受け、長期・短期信用格付けをいずれも一段階引き下げた。長期債務格付けは「AA−」から「A+」に、短期債格付けは「A−1+」から「A−1」に引き下げられた。経営陣のミス、および損失規模がメリルリンチのリスクマネジメントや事業戦略に対する当社の懸念をさらに強めたとした。同氏は格付け見通しをネガティブで据え置いた。

2.ボーイング(BA)
  世界2位の民間航空機メーカー、ボーイングが24日発表した2007年7−9月(第3四半期)決算は、予想を上回った。同社は2007年通期の売上高、利益見通しを上方修正した。ただし、2008年通期売上高ガイダンスを下方修正した。当期の機体納入数は9機増の109機。同社の従来予想によると2008年
の納入数は最大で520機。アジアや中東の低価格運賃の航空会社から需要が高いという。

第3四半期(7‐9月期)実績
○売上高…165億ドル(コンセンサス予想159億5,900万ドル)
○1株当たり利益…1.44ドル(コンセンサス予想1.25ドル)

2007年通期予想
○2007年売上高…660億ドル(会社側の従来の予想650億ドルから上方修正した。コンセンサス予想654億6,100万ドル)
○2007年通期1株当たり利益…5.05ドル〜5.15ドル(会社側の従来の予想4.80ドル〜4.95ドルから上方修正した。コンセンサス5.04予想ドル)


2008年通期予想
○2008年売上高…675億ドル〜685億ドル(会社側のこれまでの予想710億ドル〜720億ドルを下方修正した。コンセンサス予想710億364万ドル)
○2008年通期1株当たり利益…5.55ドル〜5.75ドル(会社側のこれまでの予想を据え置いた。コンセンサス予想6.02ドル)

3.レッグ・メイソン(LM)
資産運用会社のレッグ・メイソンが24日寄り前業績発表。7―9月期(第3四半期)の純利益は1億7750万ドル(1株当たり1.23ドル)と、前年同期の1億4300万ドル(同1ドル)から24%増加。1株当たり利益は予想(1.29ドル)を下回った。ビル・ミラー氏が運用するレッグ・メイソン・バリュー・トラストなど株式投資信託から差し引き96億ドルの資金が流出した。

4.コーニング(GLW)
  24日寄り前に業績発表。第3四半期はほぼ予想範囲内だったが、第4四半期
  は不振だった。パネル出荷伸びが鈍化していることが背景。

第3四半期(7-9月期)実績
○売上高…15億5,000万ドル(コンセンサス予想は15億5,400万ドル)
○1株当たり利益…0.38ドル(コンセンサス予想は0.37ドル)

第4四半期(10-12月期)予想
○売上高…15億ドル〜15億4,000万ドル(コンセンサス予想は16億2,000万ドル)
○1株当たり利益…0.36〜0.38ドル(コンセンサス予想は0.39ドル)

5.コノコフィリップス(COP)
米石油3位のコノコフィリップスが24日寄り前業績発表。7−9月(第3四半期)の売上高は461億ドルと、前年同期比4.2%減少した。純利益は36億7000万ドル(1株当たり2.23ドル)と、前年同期の38億8000万ドル(同2.31ドル)から減少。予想1株当たり利益は2.18ドルだった。原油価格の上昇ペースに石油製品価格の伸びが追いつかず、原油からガソリンやディーゼル油などを精製する際の利幅である製油マージンが縮小した。

6.トルコ紙ヒュリエトは24日、同国軍のF16戦闘機が21日のクルド労働者党(PKK)との交戦中、イラク領内50キロ地点まで入って空爆を実施したと報じた。

7.全米不動産業者協会(NAR)が24日 に発表した9月の中古住宅販売件数 は前月比8%減の504万戸と、同統計の算出開始(1999年)以来で最低だった。予想は525万戸だった。8月の中古住宅販売件数は548万戸と、速報値から下方修正された。9月の住宅価格(中央値)は前年同月比4.2%低下し21万1700ドルだった。

8.アルテラ(ALTR US)
プログラマ ブル論理回路(PLD)メーカー、アルテラは、2007年10−12月(第4四半期)売上高は前期比横ばいか最悪で4%減少との見通しを示した。7−9月(第3四半期)の売上高は3億1580万ドルだった。第4四半期売上高は3億3300万ドルが見込まれていた。


個別銘柄編

投資判断変更

1 ノベラス (NVLS) 
  ニードハム&カンパニーが、同社の投資判断を“保有”から“買い”に
  引き上げた。また、同社の目標価格を37ドルとした。
 
2.アムジェン(AMGN)
  CSFBが、同社の投資判断を“中立”から“アウトパフォーム”に引き
  上げた。

3.ドミニオン(D)
  CSFBが、同社の投資判断を“中立”から“アウトパフォーム”に引
  き上げた。また、同社の目標価格を88ドルから95ドルへ引き上げた。

4.スミス・インターナショナル (SII)
  キャレヨン・セキュリティズが、同社の投資判断を“中立”から“追加”
  に引き上げた。また、同社の目標価格を76ドルとした。

5.ブロードコム (BRCM)
  Am・テック・リサーチが、同社の投資判断を“買い”から“売り”に引
  き下げた。

6.バイオジェン・アイデック (BIIB)
  HSBCセキュリテイズが、同社の投資判断を“オーバーウエイト”から
  “中立”に引き下げた。

7.ワコビア (WB) 
  バンク・オブ・アメリカ・セキュリティズが、同社の投資判断を“買い”
  から“中立”に引き下げた。

8.ブロードコム (BRCM)
  ワコビアが、同社の投資判断を“アウトパフォーム”から“マーケット
  パフォーム”に引き下げた。

9.ブロードコム (BRCM) 
  ドイチェ・セキュリティズが、同社の投資判断を“買い”から“保有”に
  引き下げた。また、同社の目標価格を47ドルから40ドルへ引き下げた。


価格目標変更 

1.ブライトポイント (CELL)
  ベア・スターンズが、投資判断は“アウトパフォーム”に新規格付けした。
  また、同社の目標価格を20ドルとした。

2.ファイザー (PFE)
  バーステインが、投資判断は“マーケットパフォーム”に新規格付けした。

3.ビストル・メイヤーズ (BMY)
  バーステインが、投資判断は“マーケットパフォーム”に新規格付けした。

4.ウエス(WYE)
  バーステインが、投資判断は“アウトパフォーム”に新規格付けした。

5.メルク (MRK)
  バーステインが、投資判断は“アウトパフォーム”に新規格付けした。

6.ジュニパー・ネットワークス (JNPR)
  JMPセキュリティズが、同社の目標価格を38ドルから40ドルへ引き上
  げた。また、投資判断は“マーケット・アウトパフォーム”とした。

7.トラベルズー(TZOO)
  ウェッドブッシュ・モルガンが、同社の目標価格を24ドルから20 
  ドルへ引き下げた。また、投資判断は“保有”とした。

8.ノベラス (NVLS)   
  UBSが、同社の目標価格を30ドルから31ドルへ引き上げた。また、投 
  資判断は“中立”とした。

9.アマゾン・ドット・コム(AMZN)
  マックアダムス・ウライト・レージェンが、同社の目標価格を80ドルから
  90ドルへ引き上げた。また、投資判断は“保有”とした。

10.ノベラス (NVLS) 
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を23ドルから24ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“アンダーウエイト”とした。

11.ロックヒード・マーティン (LMT)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を112ドルから115ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“イコールウエイト”とした。

12.コーチ (COH)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を60ドルから50ドルへ引
  き下げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

13.アマゾン・ドット・コム (AMZN)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を68ドルから74ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“イコールウエイト”とした。

14.スミス・インターナショナル (SII)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を73ドルから84
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“セクターパフォーム”とした。

15.ノベラス  (NVLS) 
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を36ドルから38
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

16.バイオジェン・アイデック (BIIB)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を54ドルから90
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“セクターパフォーム”とした。

17.アマゾン・ドット・コム (AMZN)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を99ドルから113
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

18.ブロードコム (BRCM) 
  ニードハム&カンパニーが、同社の目標価格を38ドルから43ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“買い”とした。

19.ナイキ (NKE)
  カリス&カンパニーが、同社の目標価格を65ドルから70ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“買い”とした。

20.バンク・オブ・ニューヨーク (BK)
  HSBCセキュリティズが、同社の目標価格を48.54ドルから51ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“中立”とした。

21.ブロードコム (BRCM) 
  CIBCワールド・マーケットスが、同社の目標価格を40ドルから43
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“セクター・アウトパフォーム”
  とした。

22.リサーチ・イン・モーション(RIMM)
  UBSが、同社の目標価格を125ドルから150ドルへ引き上げた。また、
  投資判断は“買い”とした。

23.アルテラ (ALTR)
  UBSが、同社の目標価格を30ドルから27ドルへ引き下げた。また、
  投資判断は“買い”とした。


=以上=
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2007年10月24日

続伸。とりわけハイテク株が高い。

米国株相場レポート

10月23日

森  崇

続伸。とりわけハイテク株が高い。


(背景)
1.主要企業に好材料が出た。
@アップル(AAPL)
   アップルが昨日引け後に好決算を発表。予想を大幅に上回った。
○マッキントッシュ出荷台数…216万4,000台
○アイポッド出荷台数…1,020万台
○アイフォン出荷台数…111万9,000台

Aアメリカン・エキスプレス(AXP)
クレジットカード会社で米3位のアメリカン・エキスプレスが22日発表した7−9月(第3四半期)決算は、前年同期比10%増益となった。会員の利用額や融資が増えた。一部項目を除いた1株当たり利益は90セントとなり、予想を5セント上回った。

Bバーリントン・ノーザン・サンタフェ(BNI)
ウォーレン・バフェット氏が最大株主の米鉄道大手、バーリントン・ノーザン・サンタフェが23日発表した7−9月(第3四半期)決算では、1株当たり利益が1.48ドルと、予想(1.37ドル)を上回った。

2.ニューヨーク原油は3日続落。先週金曜日の90ドル突破を背景として、ポジション調整が広がった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引される原油先物12月限終値は、前日比0.75ドル安の1バレル=85.27ドル。

ダウ指数は前日比109.26ドル高の13,676.23ドル、S&P500指数は同13.26ポイント高の1,519.59、ナスダック指数は同45.33ポイント高の2,799.26で引けた。

引け後アマゾン・ドット・コム(AMZN)、ジュニパー・ネットワークス(JNPR)が予想を上回る決算を発表したが、楽観的予想を下回ったことから、
引け後のOTC取引で、本日の引け値比で下落。

1024.jpg


(米国株相場にとっての強材料)
1.ユナイテッド航空(UAL)
ユナイテッド航空の親会社UALが23日寄り前業績発表。2007年7―9月期(第3四半期)の売上高は6.8%増の55億3000万ドル、純利益は3億3400万ドル(1株当たり2.21ドル)と、前年同期の1億9000万ドル(同1.30ドル)から増加した。特別項目を除く1株利益は1.96ドルと、予想(1.88ドル)を上回った。搭乗率が上昇し、値上げを実施したことが奏功した。予想売上高は53億9100万ドルだった。


2.アップル(AAPL)
  アップルが昨日引け後に好決算を発表。

第4四半期(7‐9月期)実績
○売上高…62億2,000万ドル(コンセンサス予想は60億2,000万ドル)
○1株当たり利益…1.01ドル(コンセンサス予想は0.85ドル)

第1四半期(10‐12月期)予想
○売上高…92億ドル(コンセンサス予想は85億,000万ドル)
○1株当たり利益…1.42ドル(コンセンサス予想は1.39ドル)

○マッキントッシュ出荷台数…216万4,000台
○アイポッド出荷台数…1,020万台
○アイフォン出荷台数…111万9,000台

3.アメリカン・エキスプレス(AXP)
クレジットカード会社で米3位のアメリカン・エキスプレスが22日発表した7−9月(第3四半期)決算は、前年同期比10%増益となった。会員の利用額や融資が増えた。一部項目を除いた1株当たり利益は90セントとなり、予想を5セント上回った。

4.バーリントン・ノーザン・サンタフェ(BNI)
ウォーレン・バフェット氏が最大株主の米鉄道大手、バーリントン・ノーザン・サンタフェが23日発表した7−9月(第3四半期)決算では、1株当たり利益が1.48ドルと、予想(1.37ドル)を上回った。


(米国株相場にとっての弱材料)
1.ユーナイテッド・パーセル・サービス(UPS)
小荷物発送最大手のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)が23日寄り前業績発表。7−9月(第3四半期)の売上高は前年同期比4.7%増加し122億ドル、純利益は10億8000万ドル(1株当たり1.02ドル)と、前年同期の10億4000万ドル(同96セント)から増加。1株当たり利益は予想と一致した。売上高予想は122億1160万ドルだった。 10−12月(第4四半期)は小売売り上げの減速が響き、業績が伸び悩むとみている。UPSは海外事業の伸びへの依存を強めている。国際便は9.3%増加。これに対し、国内便(1日あたり平均)の伸びは1%弱。

2.ユニシス(UIS)
コンピューター・サービス大手、ユニシスが23日寄り前業績発表。2007年7−9月(第3四半期)の売上高は前年同期比1.2%減の13億9000万ドル、
純損失は3100万ドル(1株当たり9セント)。前年同期の7750万ドル(同23セント)の赤字からは縮小した。1株当たり5セントの利益が見込まれていた。企業がサーバーの購入を控えていることから、ハードウエアの売り上げは8.8%減少した。

3.BEAシステムズ(BEAS)
オラクルは23日、 インターネット関連ソフト大手のBEAシステムズに仕掛けた買収案(67億ドル)に対し、BEA取締役会が再度受け入れを拒否したことを明らかにした。これに対しオラクルは、BEAにあらためて買収案の受け入れを検討するよう求めた。オラクルがBEAに買収を仕掛けたと発表したのは今月12日。1株当たりの提示額は17ドル。これは11日終値を25%上回る水準だった。これに対しBEAは、この買収案が同社を著しく過小評価しているとして拒否した。

4.ウォルマート(WMT)
ウォルマート・スト アーズは23日、2008年1月期の設備投資計画額を約150億ドルと、今年6月時点での予想(155億ドル)から下方修正した。下方修正は今年に入り2度目。同社は米国内での売り上げが伸び悩み、対策を迫
られている。ショーCFOはアーカンソー州で開かれたアナリスト会議に出席し、2009年1月期および2010年1月期の設備投資計画については135億―152億ドルの範囲だと述べた。米国での既存店売上高の伸びは今年に入って10月5日までで1.4%。昨年は年間2.1%増と、1980年の同数値発表開始以来で最低だった。

5.コーチ(COH)
高級革製品小売り で米最大手のコーチが23日に示した10−12月(第2四半期)の1株当たり利益見通しは68セントと、予想を2セント下回った。

6.テキサス・インスツルメンツ(TXN)
携帯電話用半導体の生産で世界最大手のテキサス・インスツルメンツが22日引け後明らかにした10−12月(第4四半期)の売上高見通しは34億−36億8000万ドルと、予想の37億ドルを下回った。


個別銘柄編

投資判断変更

1 オキシデンタル・ペトロ (OXY) 
  JPモルガンが、同社の投資判断を“中立”から“オーバーウエイト”に
  引き上げた。
 
2.アップル(AAPL)
  カリス&カンパニーが、同社の投資判断を“平均以上”から“買い”に引
  き上げた。また、同社の目標価格を200ドルから215ドルへ引き上げた。

3.テキサス・インストルメントス (TXN)
  カリス&カンパニーが、同社の投資判断を“平均以上”から“買い”に引
  き上げた。また、同社の目標価格を41ドルとした。

4.サンパワー (SPWR)
  リーマン・ブラザーズが、同社の投資判断を“イコールウエイト”から
  “オーバーウエイト”に引き上げた。

5.アポロ・グループ (APOL)
  ロバートW・バードが、同社の投資判断を“中立”から“アウトパフォー
  ム”に引き上げた。また、同社の目標価格を56ドルから80ドルへ引き
  上げた。

6.テキサス・インストルメント (TXN)
  CSFBが、同社の投資判断を“アウトパフォーム”から“中立”に引き
  上げた。また、同社の目標価格を45ドルから35ドルへ引き下げた。

7.テキサス・インストルメント (TXN) 
  リーマン・ブラザーズが、同社の投資判断を“オーバーウエイト”から
  “イコールウエイト”に引き下げた。

8.テキサス・インストルメント (TXN) 
  JPモルガンが、同社の投資判断を“オーバーウエイト”から“中立”に
  引き下げた。

9.テキサス・インストルメント (TXN) 
  ジェファリー&カンパニーが、同社の投資判断を“買い”から“保有”に
  引き下げた。また、同社の目標価格を43ドルから37ドルへ引き下げた。


10.ケロッグ (K)
  シティグループが、同社の投資判断を“買い”から“保有”に引き下げた。

11.テキサス・インストルメント (TXN) 
  UBSが、同社の投資判断を“買い”から“中立”に引き下げた。また、
  同社の目標価格を44ドルから38ドルへ引き下げた。

12.チェック・ポイント・ソフトウエア(CHKP)
  ジェファリー&カンパニーが、同社の投資判断を“買い”から“保有”に
  引き下げた。ま0た、同社の目標価格を30ドルから28ドルへ引き下げた。

13.シエナ (CIEN)
  マトリックスUSAが、同社の投資判断を“売り”から“保有”に
  引き上げた。

14.JDSユニファーズ (JDSU)
  マトリックスUSAが、同社の投資判断を“売り”から“保有”に
  引き上げた。


価格目標変更 

1.アップル (AAPL)
  ベア・スターンズが、同社の目標価格を199ドルから243ドルへ  
  引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

2.テキサス・インストルメント (TXN) 
  JMPセキュリティズが、同社の目標価格を43ドルから40ドルへ引き下
  げた。また、投資判断は“マーケットアウトパフォーム”とした。

3.EMCコープ (EMC)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を17ドルから19
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“セクターパフォーム”とした。

4.メルク (MRK)
  BMOキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を62ドルから63
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

5.アポロ・グループ(APOL)
  BMOキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を63ドルから73
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

6.アップル (AAPL)
  BMOキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を182ドルから200
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

7.アップル (AAPL)
  UBSが、同社の目標価格を182ドルから220ドルへ引き上げた。また、
  投資判断は“買い”とした。

8.タイム・ワーナー(TWX)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を25ドルから24 
  ドルへ引き下げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

9.アップル (AAPL)
  ブロードポイント・キャピタルが、同社の目標価格を182ドルから210
  ドルへ引き下げた。また、投資判断は“買い”とした。

10.アメリカン・エキスプレス (AXP)
  フリードマン・ビリングスが、同社の目標価格を70ドルから66ドルへ引
  き下げた。また、投資判断は“マーケットパフォーム”とした。

11.ハリーバートン(HAL)
  フリードマン・ビリングスが、同社の目標価格を45ドルから48ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。



                        =以上=
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2007年10月23日

全般反発。

米国株相場レポート

10月22日

森  崇

全般反発。

(背景)
1.主要企業に好材料が出た。
@ベアー・スターンズ(BSC)
米証券大手のベアー・スターンズと中国 の中信証券(Citic証券)は22日、10億ドルの株式持ち合いで合意。アジア業務を統合し戦略提携を結ぶ。両社は中国向け金融商品とサービスを共同で開発。中国以外でのアジア事業を統合し、香港を本社とする合弁会社を設立する。
Aメルク(MRK)
   薬品大手のメルクが決算発表。ガイダンスも含め好調だった。
  Bアップル(AAPL)
   本日引け後の好決算期待から買われた。

2.ニューヨーク原油が続落。
前週末に90ドル台を付け達成感が広がっていたところに、ドルも反発したことが弱材料になった。本日11月限は納会を迎えた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引される原油先物12月限終値は、前日比0.93ドル安の1バレル=86.02ドル。

ダウ指数は前日比44.95ドル高の13,566.97ドル、S&P500指数は同5.70ポイント高の1,506.33、ナスダック指数は同28.77ポイント高の2,753.93で引けた。

引け後アップルが好決算を発表し、株価は、本日の引け値(174.36ドル)に対し、
引け後のOTC取引で187.94ドル(NY時間午後5時43分現在)で取引されていた。また、テキサス・インスツルメンツ(TXN)も決算発表。予想の範囲内で、
OTCでの株価は本日の引け値比で、1ドル程度下落している。

1023.jpg


(米国株相場にとっての強材料)
1.メルク(MRK)
  薬品大手のメルクが決算発表。ガイダンスも含め好調だった。

第3四半期(7‐9月期)実績
○売上高…60億7,000万ドル(コンセンサス予想は60億2,200万ドル)
○1株当たり利益…0.75ドル(コンセンサス予想は0.70ドル)

2007年通期および第2四半期予想
○2007年通期1株当たり利益…3.08ドル〜3.14ドル(これまでの会社側予想2.87ドル〜2.93ドルから上方修正した。コンセンサス予想は3.02ドル)

2.ベアー・スターンズ(BSC)
米証券大手のベアー・スターンズと中国 の中信証券(Citic証券)は22日、10億ドルの株式持ち合いで合意。アジア業務を統合し戦略提携を結ぶ。
両社は中国向け金融商品とサービスを共同で開発。中国以外でのアジア事業を統合し、香港を本社とする合弁会社を設立する。


(米国株相場にとっての弱材料)
1.米連邦預金保険公社(FDIC)のベアー総裁が22日以下の通り発言。

  (発言要旨)
★住宅ローン市場の混迷を要因とする信用市場の問題はさらに悪化する。銀行など金融機関は借り手が住宅を失うことがないよう、もっと対策を講じるべきだ。
★住宅ローン金利のリセットに伴う住宅所有者や経済への負担は来年の第2四半期にピークを迎える。
★政府主導による金融機関や借り手の救済措置には反対だ。政府が焦げ付きが懸念されるローンを救済すれば、市場の規律に甚大な打撃を与えるだろう。

2.クロズナー米連邦準備制度理事会(FRB)理事は22日、以下の通り発言。

  (発言要旨)
★信用市場の回復は漸進的なものになるだろう。投資家が複雑な証券を適切に評価できるよう情報や専門知識を強化するには時間を要する。
★データやモデリング、評価への投資は時間がかかる。
★この先数カ月間、FOMCは引き続き金融市場の動向を注視し、こうした市場の効果的機能を支援するため、また安定した経済成長や物価安定を促すために必要に応じて行動する。

3.ハリーバートン(HAL)
油性サービス大手が決算発表。一株当たり利益が弱めだったが、売上高はしっかりだった。ここもと原油価格が高騰していたが、今日は反落しており、同社株も寄り付きこそ安かったが、切り返した。

第3四半期(7‐9月期)
○売上高…39億ドル(コンセンサス予想は38億8,800万ドル)
○1株当たり利益…0.64ドル(コンセンサス予想は0.65ドル)

4.アメリカン・エクスプレス(AXP)
  アメックスが引け後に決算発表。
売上高が予想を下回ったことから、決算発表直後、株価は下落した。しかし、第3四半期中に250万カード増加したとの報から株価は切り返した。カードローンの伸びはライバル社平均の4倍の速度であり、この点が評価された。
また、ほとんどの部門で増収となった。

第3四半期(7‐9月期)実績
○総収入…69億4,500ドル(コンセンサス予想は72億2,214万ドル)
○1株当たり利益…0.90ドル(コンセンサス予想は0.85ドル)

5.シェリング・プラウ(SGP)
製薬大手シェリング・プラウの株価が 過去6年あまりで最大の下げとなっている。22日に発表した7−9月期(第3四半期)決算が予想を下回った。
  オランダ化学品大手アクゾ・ノベルの医薬品部門オルガノンの買収費用を除くベースの一株利益は28セントと、予想を2セント下回った。研究コストの上昇と、コレステロール降下剤の成長鈍化が株価急落の背景。

6.マイクロソフト(MSFT)
  マイクロソフトによるEU独占禁止法違反事件で、EU欧州委員会は22日、
同社がライバル社に技術情報を提供するなどEUの求めに従うことで合意。
この件に関して欧州司法裁判所に上訴しないことを明らかにした。EUとマイクロソフト係争は04年から続いていたが、EU側の勝利で収束する。


個別銘柄編

投資判断変更

1 ハーシー・フードズ (HSY) 
  バーンステインが、同社の投資判断を“アンダーパフォーム”から“マー
  ケットパフォーム”に引き上げた。また、同社の目標価格を42ドルと
  した。
 
2.アルトリア (MO)
  UBSが、同社の投資判断を“中立”から“買い”に引き上げた。
  また、同社の目標価格を80ドルとした。

3.ドゥポント (DD)
  シティグループが、同社の投資判断を“買い”から“保有”に引き下げた。
 
4.リオ・ティント・PLC (RTP)
  シティグループが、同社の投資判断を“買い”から“保有”に引き下げた。

5.アングロ・アメリカン (AAUK)
  シティグループが、同社の投資判断を“買い”から“保有”に引き下げた。

6.ワシントン・ムーチュアル (WM)
  リーマン・ブラザーズが、同社の投資判断を“オーバーウエイト”から
  “イコールウエイト”に引き下げた。また、同社の目標価格を30ドルと
  した。

7.アメリカン・エキスプレス (AXP)
  リーマン・ブラザーズが、同社の投資判断を“オーバーウエイト”から
  “イコールウエイト”に引き下げた。また、同社の目標価格を60ドルと
  した。

8.カントリーワイド (CFC)
  リーマン・ブラザーズが、同社の投資判断を“イコールウエイト・中立”
  から“アンダーウエイト”に引き下げた。また、同社の目標価格を12ドル
  とした。

9.モンスター・ワールドワイド (MNST)
  マトリックスUSAが、同社の投資判断を“買い”から“保有”に引き下
  げた。


価格目標変更 

1.チェック・ポイント・ソフトウエア(CHKP)
  フリードマン・ビリングスが、同社の目標価格を28ドルから31ドルへ  
  引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

2.スリーエム(MMM)
  UBSが、同社の目標価格を108ドルから103ドルへ引き下げた。また、
  投資判断は“買い”とした。

3.シュラムバーガー (SLB)
  UBSが、同社の目標価格を121ドルから119ドルへ引き下げた。また、
  投資判断は“買い”とした。

4.グーグル (GOOG)
  UBSが、同社の目標価格を655ドルから760ドルへ引き上げた。また、
  投資判断は“買い”とした。

5.ワコビア(WB)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を62ドルから56ドルへ引き
  下げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

6.アーべルクロンビ(ANF)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を82ドルから85ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“イコールウエイト”とした。

7.スリーエム(MMM)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を92ドルから90ドルへ引き
  下げた。また、投資判断は“イコールウエイト”とした。

8.ワコビア(WB)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を49ドルから46 
  ドルへ引き下げた。また、投資判断は“セクターパフォーム”とした。

9.ウォールグリーン (WAG)
  CSFBが、同社の目標価格を41ドルから34ドルへ引き下げた。また、
  投資判断は“中立”とした。

10.アップル (AAPL)
  カリス&カンパニーが、同社の目標価格を175ドルから200ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“平均以上”とした。

11.シュラムバーガー (SLB)
  UBSが、同社の目標価格を118ドルから124ドルへ引き上げた。また、
  投資判断は“アウトパフォーム”とした。



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2007年10月20日

米国株式相場は大幅安。株価は2カ月ぶりの大幅な下げとなった。

米国株相場レポート

10月19日

森  崇

米国株式相場は大幅安。株価は2カ月ぶりの大幅な下げとなった。

(背景)

1.銀行や製造業、資本財メーカーの決算発表で金融市場や米経済の健全さへの懸念が強まった。
@ハネウエル・インターナショナル(HON)
航空機制御装置最大手のハネウエル・インターナショナルが19日寄り前業績発表。2007年7―9月期(第3四半期)の純利益は6億1800万ドル(1株当たり81セント)と、前年同期の5億4100万ドル(同66セント)から増加した。予想1株当たり利益は82セントだった。

Aキャタピラー(CAT)
建設機械最大手のキャタピラーは19日寄り前業績発表。7−9月期(第3四半期)の売上高は前年同期比で8.8%増の114億ドル、純利益は9億2700万ドル(1株当たり1.40ドル)と、前年同期の7億6900万ドル(同1.14ドル)から21%増加した。予想は、1株利益が1.42ドル、売上高は109億ドルだった。同社は、2007年12月期通期の収益見通しを下方修正した。米住宅市場の低迷が建設関連機器の売り上げに悪影響を与えた。

Bワコビア(WB)
大手米銀のワコビアが19日寄り前業績発表。7−9月(第3四半期)の総収入は前年同期比4.3%減の73億5000万ドル、純利益は16億9000万ドル(1株当たり89セント)と、前年同期の18億8000万ドル(同1.17ドル)から減少した。予想一株当たり利益は1.04ドル、予想総収入は79億6469万ドルだった。

C3M(MMM)
米化学大手3Mが19日寄り前業績発表。7−9月期(第3四半期)の売上高は前年同期比5.4%増の61億8000万ドル、純利益は9億6000万ドル(1株当たり1.32ドル)と、前年同期の8億9400万ドル(1.18ドル)から増加した。特別項目を除いた一株あたり利益は1.29ドルだった。予想は、1株当たり利益が1.29ドル、売上高が62億9000万ドルだった。

Dシュランベルジュ(SLB)
   油井サービス大手が業績発表。第3四半期の売上高は59億3000万ドル、一株当たり利益は1.09ドルになったと言う。予想は、売上高が58億5000万ドル、一株当たり利益が1.06ドルだった。ただし、第3四半期から続いているナイジェリアと、カスピ海でのプロジェクトの遅れは、更に続くだろうとコメントした。

2.原油が一時90ドルを超したことも、懸念材料だった。

3.7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)がこの日、ワシントンで開かれたが、サプライズは無いだろうとの見方が強まった。ドルの更なる下落が懸念された。


ダウ指数は前日比366.94ドル安の13,522.02ドル、S&P500指数は同39.45ポイント安の1,500.63、ナスダック指数は同74.15ポイント安の2,725.16で引けた。

1020.JPG


(米国株相場にとっての強材料)
1.欧州委員会は19日、投資会社ブラックストーン・グループによるホテルチェ
ーン2位ヒルトン・ホテルズの買収を承認した。欧州委は、両社の事業重複は主にドイツのドレスデンとマインツでみられるが、同市場での両社のプレゼンスはそれほど大きくなく、同市のホテル市場には強力な競合会社が存在するとして、今回の買収には競争法に関連した懸念事項は見当たらないとの判断を示した。

2.ウォルマート(WMT)
小売り最大手のウォルマート・ストアーズは年末商戦向けで1万5000品目を値引きする。低価格路線を再び前面に打ち出す。昨年の年末商戦と比べて、値引きする品目を20%増やしたと説明。値引きは今週開始し、12月まで継続する。

3.グーグル(GOOG)
インターネット検索サイト運営のグーグルの2007年7−9月(第3四半期)利益は一部項目を除いたベースで1株当たり3.91ドルとなり、予想(3.78ドル)を上回った。

4.PMCシエラ(PMCS)
通信機器用半導体メーカー、PMCシエラの07年7−9月(第3四半期)利益はアナリストの予想を上回った。

5.アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)
米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)が18日引け後業績発表。2007年7−9月(第3四半期)の売上高は前年同期比23%増の16億3000万ドル、純損益は3億9600万ドル(1株当たり71セント)の赤字。前年同期は1億3600万ドル(同27セント)の黒字だった。一部項目を除いたベースでは49セントとなり、予想(63セント)よりも小幅な赤字となった。売上高予想は15億2000万ドルだった。ノート型パソコン向けMPU(超小型演算処理装置、マイクロプロセッサ−)の売上高が43%増加し、過去最高を記録したと述べた。今四半期の見通しについては、売上高は季節性に沿って増加するとの見方を示し、具体的な数値には言及しなかった。

6.ボストン・サイエンティフィック(BSX)
医療機器大手ボストン・サイエンティフィックが19日発表した2007年7−9月(第3四半期)決算は、一部項目を除くと1株当たり利益が20セントとなり、予想(同9セント)を上回った。


(米国株相場にとっての弱材料)

1.欧州中央銀行(ECB)のゴンサレスパラモ理事は以下の通り発言。
  (発言要旨)
物価安定へのリスクは上振れ方向にある。物価安定は保証されていない。保証されていないからこそ、われわれは必要に応じて行動する意思を示唆してきた。

2.ハネウェル(HON)
航空機制御装置最大手のハネウエル・インターナショナルが19日寄り前業績発表。2007年7―9月期(第3四半期)の売上高は前年同期比9.8%増の87億4000万ドルだった。純利益は6億1800万ドル(1株当たり81セント)と、
前年同期の5億4100万ドル(同66セント)から増加した。予想は、1株当たり利益が82セント、売上高が85億8000万ドルだった。ハネウエルは7月時点で、1株当たり利益を79−81セント、売上高を86億ドルと予想していた。同社はまた、2007年通期の1株当り利益見通しを3.14−3.16ドル、売上高見通しを342億ドルにそれぞれ引き上げた。キャッシュフローは30億ドルとなるとみている。予想一株当たり利益は3.16ドルだった。
  同社の最大部門である航空宇宙部門の売上高が増加。世界的な航空需要の拡
大を受け、民間ジェット機向けの売り上げが伸びた。自動制御部門の売上高も好調なアジア需要を受けて増加した。

3.キャタピラー(CAT)
建設機械最大手のキャタピラーは19日寄り前業績発表。7−9月期(第3四半期)の売上高は前年同期比で8.8%増の114億ドル、純利益は9億2700万ドル(1株当たり1.40ドル)と、前年同期の7億6900万ドル(同1.14ドル)から21%増加した。予想は、1株利益が1.42ドル、売上高は109億ドルだった。同社は、2007年12月期通期の収益見通しを下方修正した。米住宅市場の低迷が建設関連機器の売り上げに悪影響を与えた。通期の1株利益予想については5.20−5.60ドルとし、7月に示した予想である5.30−5.80ドルから引き下げた。通期の機械販売は北米で12%減を予想する一方、海外は少なくとも23%増との見通しを示した。海外市場の好調を受け、通期の
全体の売上高見通しについては440億ドルで据え置いた。予想は431億ドルだった。2008年通期ベース売上高ガイダンスは462億ドル−484億ドルで据え置いた。予想は455億ドルだった。

4.ワコビア(WB)
大手米銀のワコビアが19日寄り前業績発表。7−9月(第3四半期)の総収入は前年同期比4.3%減の73億5000万ドル、純利益は16億9000万ドル(1株当たり89セント)と、前年同期の18億8000万ドル(同1.17ドル)から減少した。予想一株当たり利益は1.04ドル、予想総収入は79億6469万ドルだった。決算は前年同期比10%の減益となった。四半期決算が減益となるのは6年ぶり。不良債権と住宅ローン担保証券(MBS)の評価損が過去最大の13億ドルに膨れ上がったことが響いた。株主資本利益率(ROE)は9.6%と、前年同期の14.85%から低下した。貸倒引当金は4億800万ドルと、前年同期の1億800万ドルから急増した。

5.3M(MMM)
米化学大手3Mが19日寄り前業績発表。7−9月期(第3四半期)の売上高は前年同期比5.4%増の61億8000万ドル、純利益は9億6000万ドル(1株当たり1.32ドル)と、前年同期の8億9400万ドル(1.18ドル)から増加した。特別項目を除いた一株あたり利益は1.29ドルだった。予想は、1株当たり利益が1.29ドル、売上高が62億9000万ドルだった。海外での売り上げが国内を上回った。同社はまた、通期利益見通しを引き上げた。2007年通期一株当たり利益予想を5.54ドル−5.62ドル(当初5.40ドル−5.60ドル)に引き上げた。一部項目を除くベースでの一株あたり利益予想は、4.89ドル−5.02ドルで据え置いた。このベースでの予想は4.95ドルだった。

6.ゼロックス(XRX)
複写機大手のゼロックスが19日寄り前業績発表。2007年7−9月(第3四半期)の売上高は前年同期比12%増加し43億ドル、純利益は2億5400万ドル(1株当たり27セント)と、前年同期の5億3600万ドル(同54セント)を下回った。予想は、1株当たり利益が26セント、売上高が42億3000万ドルだった。ゼロックスは7月の段階で、7−9月期の1株利益を24−26セントと予想していた。ただし、第4四半期の一株あたり利益ガイダンスが39セント−41セントになった。予想は41セントだった。また、2007年通期ベース一株当たり利益ガイダンスを1.18ドル−1.20ドル(当初は1.16ドル−1.18ドルだった)に引き上げた。予想は1.18ドルだった。

7.今週のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)スプレッドは過去3カ月で最大の上昇となった。米大手銀行が800億ドルのストラクチャード・インベストメント・ビークル(SIV)救済基金の設立計画を打ち出したにもかかわらず、ファンド2本が債務返済の停止を示唆したことが背景にある。

8.国際半導体製造装置材料協会(SEMI)が18日発表した9月の北米半導体製造装置の受注額(3カ月平均)は前年同月比25%減、前月比10%減の12億3000万ドルだった。顧客の半導体メーカーが設備投資計画を縮小したのが背景。BBレシオは0.81と、8月の0.82から低下。出荷額100ドル当たりの受注額が81ドルだったことを示す。8月の出荷額は前年同月比10%減、前月比10%減の15億1000万ドルだった。

9.カントリーワイド・ファイナンシャル(CFC)
米資産家ウォーレン・バフェット氏はフォックス・ビジネス・ネットワークとの18日夜のインタビューで、米住宅金融最大手のカントリーワイド・ファイナンシャルの株式取得を真剣に検討したことはないと述べた。同社には出資を誘うような包括的な事業回復計画がないと指摘。同時に、同業のホブナニアンも引き合いに出し、「両方とももはや割安ではない」と発言した。

10.サンディスク(SNDK)
デジタルカメラ用半導体メモリー世界最大手のサンディスクは、第4四半
期の価格下落率が前期の16%をやや上回るとの見通しを示した。

11.シュランベルジュ(SLB)
  油井サービス大手が業績発表。第3四半期の売上高は59億3000万ドル、一株当たり利益は1.09ドルになったと言う。予想は、売上高が58億5000万ドル、一株当たり利益が1.06ドルだった。ただし、第3四半期から続いているナイジェリアと、カスピ海でのプロジェクトの遅れは、更に続くだろうとコメントした。
 

個別銘柄編

投資判断変更

1 テラダイン(TER)
  JPモルガンが、同社の投資判断を“中立”から“オーバーウエイト”に
  引き上げた。
  
2.ワコビア (WB)
  パンク・ジーゲル&カンパニーが、同社の投資判断を“買い”から“マー
  ケットパフォーム”に引き下げた。また、同社の目標価格を57ドルから53
  ドルへ引き下げた。

3.ハーシー・フードズ (HSY) 
  パイパー・ジェファリーが、同社の投資判断を“マーケット・パフォー
  ム”から“アンダーパフォーム”に引き下げた。
 
4.スプリント・ネクストテル (S)
  CSFBが、が、同社の投資判断を“中立”から“アウトパフォーム”に 
  引き上げた。また、同社の目標価格を21ドルとした。

価格目標変更 
1.ゴールド・フィールド (GFI)
  BMOキャピタル・マーケットスが、投資判断を“アウトパフォーム”に
  新規格付けした。

2.コスコ(COST)
  バーンステインが、投資判断を“マーケットパフォーム”に新規格付
  けした。

3.ウォールマート (WMT)
  バーンステインが、投資判断を“マーケットパフォーム”に新規格付  
  けした。

4.JCペニー (JCP)
  バーンステインが、投資判断を“アウトパフォーム”に新規格付けした。

5.ターゲット(TGT)
  バーンステインが、投資判断を“アウトパフォーム”に新規格付けした。

6.ギリアド・サイエンスズ (GILD)
  ラザード・キャピタルが、同社の目標価格を47ドルから50ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“買い”とした。

7.サンパワー (SPWR)
  ジャンコ・パートナーズが、同社の目標価格を100ドルから110ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“アキュムレート”とした。

8.ギリアド・サイエンスズ (GILD)
  カリス&カンパニーが、同社の目標価格を43ドルから48ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“平均以上”とした。

9.バンク・オブ・ニューヨーク (BK)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を51ドルから55ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

10.ノキア (NOK)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を38ドルから41ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

11.サンディスク (SNDK)
  Am・テック・リサーチが、同社の目標価格を67ドルから60ドルへ引き
  下げた。また、投資判断は“買い”とした。

12.ノキア (NOK)
  Am・テック・リサーチが、同社の目標価格を42ドルから48ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“買い”とした。

13.サンパワー (SPWR)
  Am・テック・リサーチが、同社の目標価格を105ドルから110ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

14.グーグル (GOOG)
  Am・テック・リサーチが、同社の目標価格を685ドルから815ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

15.バンク・オブ・ニューヨーク (BK)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を48ドルから49  
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“セクターパフォーム”とした。

16.グーグル (GOOG)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を690ドルから725  
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

17.ギリアド・サイエンスズ (GILD)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を45ドルから50  
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

18.バンク・オブ・アメリカ (BAC)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を58ドルから55  
  ドルへ引き下げた。また、投資判断は“セクターパフォーム”とした。

19.アップル (AAPL)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を175ドルから205  
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

20.グーグル (GOOG)
  BMOキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を545ドルから690  
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は、“マーケットパフォーム”とした。

21.サンパワー (SPWR)
  パイパー・ジェファリーが、同社の目標価格を60ドルから105ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は、“マーケットパフォーム”とした。
 
22.サンパワー (SPWR)
  ニードハム&カンパニーが、同社の目標価格を80ドルから114ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は、“買い”とした。

23.グーグル (GOOG)
  シティグループが、同社の目標価格を600ドルから775ドルへ引き上げた。
  また、投資判断は、“買い”とした。

24.テラダイン(TER)
  HSBCセキュリティズが、同社の目標価格を16ドルから14.50ドルへ引
  き下げた。また、投資判断は、“中立”とした。

25.シュラムバーガー (SLB)
  キャレヨン・セキュリティズが、同社の目標価格を100ドルから102ドル
  へ引き上げた。また、投資判断は、“中立”とした。

26.ギリアド・サイエンスズ (GILD)
  フリードマン・ビリングスが、が、同社の目標価格を38ドルから43ドル
  へ引き上げた。また、投資判断は、“マーケットパフォーム”とした。

27.グーグル (GOOG)
  カンター・フィッズガールドが、同社の目標価格を650ドルから750ドル
  へ引き上げた。また、投資判断は、“買い”とした。

28.グーグル (GOOG)
  ノーベンバーガー・キャピタルが、同社の目標価格を650ドルから720ド 
  ルへ引き上げた。また、投資判断は、“買い”とした。

29.ギリアド・サイエンスズ (GILD)
  ロッドマン&レンシャウが、同社の目標価格を43ドルから56ドル
  へ引き上げた。また、投資判断は、“マーケット・アウトパフォーム”
  とした。

30.ハーシー・フードズ (HSY)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を53ドルから43ドル
  へ引き下げた。また、投資判断は、“イコールウエイト”とした。

31.ピューレット・パッカード (HPQ)
  カリス&カンパニーが、同社の目標価格を50ドルから60ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“平均以上”とした。

32.ギリアド・サイエンスズ (GILD)
  UBSが、が、同社の目標価格を47ドルから50ドルへ引き上げた。また、
  投資判断は、“買い”とした。


=以上=
タグ: 米国株 投資
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2007年10月19日

全般小動き。内需関連株安のハイテク好決算周辺銘柄高だった。

米国株相場レポート

10月18日

森  崇

全般小動き。内需関連株安のハイテク好決算周辺銘柄高だった。


(内需関連株安の背景)
1.バンク・オブ・アメリカ(BAC)
米銀2位のバンク・オブ・アメリカが18日寄り前業績発表。2007年7−9月(第3四半期)の総収入は163億ドル。予想は179億ドルだった。
純利益は37億ドル(1株当たり82セント)と、前年同期の54億2000
万ドル(同1.18ドル)から減少。1株当たり利益も予想(1.06ドル)を下
回った。トレーディング損失や貸出先のデフォルト、評価損で計上したコス
トは40億ドル近くに達した。株主資本利益率(ROE)は11.02%。前年同期の16.64%から低下した。

2.ワシントン・ミューチャル(WM)
米S&L(貯蓄・貸付組合)最大手のワシ ントン・ミューチュアルが17日発表した2007年7−9月(第3四半期)決算は、前年同期比72%減益となった。不良債権化した住宅ローンの償却が響いた。住宅市場は数十年ぶりの苦境にある。住宅ローン問題は第2四半期よりもはるかに深刻化しているとの認識を示した。

(ハイテクしっかりの背景)
1.ノキア(NOK)
ノキアが18日発表した2007年7−9月(第3四半期)の純利益は15億6000万ユーロ(1株当たり0.40ユーロ)と、前年同期の8億4500万ユーロ(同0.21ユーロ)から大幅増となった。

2.フェアチャイルド・セミコンダクター・インターナショナル(FCS)
半導体メーカーのフェアチャイルド・セミコンダクター・インターナショナルが発表した7−9月(第3四半期)決算では、利益と売上高が予想を上回った。コンピューター関連受注の拡大が寄与した。

ダウ指数は前日比3.58ドル安の13,888.96ドル、S&P500指数は同1.16ポイント安の1,540.08、ナスダック指数は同6.64ポイント高の2,799.31で引けた。

引け後、グーグル、AMD、ザイリンクスが好決算を発表し、OTC取引で株価は上昇。

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(米国株相場にとっての強材料)

1.ノキア(NOK)
ノキアが18日発表した2007年7−9月(第3四半期)の売上高は前年同期比28%増の129億ユーロとなった。純利益は15億6000万ユーロ(1株当たり0.40ユーロ)と、前年同期の8億4500万ユーロ(同0.21ユーロ)から増加。純利益は13億3000万ユーロ(同0.34ユーロ)、売上高は132億ユーロが見込まれていた。新型機種の販売が好調で、モトローラの市場シェアを奪った。営業利益率は14.4%と、前年同期の10.9%から上昇した。7−9月の端末出荷台数は1億1200万台。前期比で11%増、前年同期比では26%増加した。ノキアの携帯端末市場でのシェアは7−9月期に39%と前期の38%から若干拡大した。同社は10−12月期のシェアを39%と予想している。

2.ゼネラル・モーターズ(GM)
ゼネラル・モーターズ が18日発表した2007年7−9月(第3四半期)の世界販売台数は前年同期比4%増加した。当期の販売台数は239万台と、7−9月期での最高を記録した。特に北米市場以外での売り上げが好調だった。
7−9月期のGMの北米市場販売台数は6.1%減の121万台と、過去最大の落ち込みだった。GMは、海外での販売を拡大し、全体に占める海外売り上げ60%超を目指している。今年1−9月期は57%だった。

3.ニューコア(NUE)
米国2位の鉄鋼メーカー、ニューコアが18日発表した2007年7−9月(第3四半期)決算は前年同期比27%の減益だった。純利益は3億8120万ドル(1株当たり利益1.29ドル)と、前年同期の5億2160万ドル(同1.70ドル)から減少した。ただし、一株あたり利益は予想(1.15ドル)を上回った。
鉄スクラップのコスト上昇に加え、建設業者、自動車メーカーからの需要鈍化が響いた。

4.ファイザー(PFE)
医薬品最大手のファイザーが18日寄り前業績発表。2007年7−9月(第3四半期)の売上高は2.4%減の120億ドル、純利益は7億6100万ドル(1株当たり11セント)。前年同期は33億6000万ドル(同47セント)だった。エクスベラの償却費および一部項目を除くと当期の1株当たり利益は58セントと、予想(同52セント)を上回った。予想売上高は117億2300万ドルだった。糖尿病治療に使用する吸入型インシュリン「エクスベラ」の販売終了
に伴うコストや主力薬品のジェネリック品との競争激化が影響した。エクスベラ関連の償却費として28億ドルを計上した。

5.イーライ・リリー(LLY)
米医薬品大手のイーライ・リリーが18日寄り前業績発表。2007年7−9月(第3四半期)の売上高は前年同期比19%増の45億9000万ドル。シンバルタとシアリスの販売好調が売上高を押し上げた。予想売上高は45億2600万ドルだった。純利益は9億2630万ドル(1株当たり85セント)と、前年同期の8億7360万ドル(同80セント)から増加。一部項目を除く1株当たり利益は91セント。予想は88セントだった。

6.Aシュルマン(SHLM)
特殊プラスチックメーカーのAシュルマンが発表した2007年6−8月(第
4四半期)決算では、1株当たり利益が30セントだった。予想は同25セントだった。

7.バクスター・インターナショナル(BAX)
医薬品・医療機器大手のバクスター ・インターナショナルが18日発表した07年7−9月期(第3四半期)決算は、一部項目を除くベースの1株当たり利益が70セントだった。予想は同66セントだった。

8.フェアチャイルド・セミコンダクター・インターナショナル(FCS)
半導体メーカーのフェアチャイルド・セミコンダクター・インターナショナルが発表した7−9月(第3四半期)決算では、利益と売上高が予想を上回った。コンピューター関連受注の拡大が寄与した。


(米国株相場にとっての弱材料)

1.バンク・オブ・アメリカ(BAC)
米銀2位のバンク・オブ・アメリカが18日寄り前業績発表。2007年7−9月(第3四半期)の総収入は163億ドル。予想は179億ドルだった。
純利益は37億ドル(1株当たり82セント)と、前年同期の54億2000
万ドル(同1.18ドル)から減少。1株当たり利益も予想(1.06ドル)を下
回った。トレーディング損失や貸出先のデフォルト、評価損で計上したコス
トは40億ドル近くに達した。株主資本利益率(ROE)は11.02%。前年同期の16.64%から低下した。

  (損失)
法人向けバンキング・投資銀行部門の利益は1億ドルにとどまり、同部門では2億4700万ドルの評価損が発生。信用商品トレーディング部門の損失は6億700万ドル。住宅ローン担保証券(MBS)を含む仕組み商品部門の損失は5億2700万ドルだった。

2.フィラデルフィア連銀が18日に発表 した10月の同地区の製造業景況指数は6.8(前月は10.9)と、予想(7.0)を下回った。

  (主要コンポーネント内訳)
★新規受注…2.7(前月15.1)
★出荷…マイナス4.1(前月16.9)
★雇用…12.6(前月7.5)
★仕入れ価格…40.3(前月23.1)
★販売価格…12.4(前月3.3)

3.欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバ ーのウェーバー独連銀総裁は、増大するインフレリスクに対応するため、ECBが政策金利をさらに引き上げる可能性があると述べた。


4.ニューヨーク連銀のウィリアム・ダドリー執行副総裁(金融市場担当)は17日、講演し、米連邦準備制度の行動は金融市場混乱の沈静化に役立ったが、混乱の終結には程遠いとの考えを示した。

  (発言要旨)
★住宅ローンの延滞率は上がり続け、最終的には異例の高さになるだろう。
★銀行システムの資本は十分で財務基盤は強い。

5.eベイ(EBAY)
ドイツ銀証券はインターネット競売最大手、eベイの株式投資判断を「ホールド」から「売り」に引き下げた。ドイツ銀証券はコストの上昇や景気鈍化を指摘し、eベイの事業は最悪のシナリオに直面していると指摘した。

6.IMSヘルス(RX)
薬品市場のデータ提供会社のIMSヘルスが発表した7−9月(第3四半
期)決算は、一部項目を除くベースの1株当たり利益が36セントだった。
予想は同40セントだった。


個別銘柄編

投資判断変更

1 ワシントン・ムーチュアル(WM)
  パンク・ジーゲル&カンパニーが、同社の投資判断を“買い”から“売
  り”に引き下げた。
  
2.イーベイ (EBAY)
  ドイチェ・セキュリテイズが、同社の投資判断を“保有”から“売り”に
  引き下げた。

価格目標変更
 
1.ボーイング (BA)
  Am・テック・リサーチが、投資判断を“買い”に新規格付けした。
  また、同社の目標価格を117ドルとした。

2.べライゾン(VZ)
  バーンステインが、投資判断を“マーケットパフォーム”に新規格付
  けした。

3.AT&T (T)
  バーンステインが、投資判断を“マーケットパフォーム”に新規格付
  けした。

4.スプリント・ネクストテル (S)
  バーンステインが、投資判断を“マーケットパフォーム”に新規格付
  けした。

5.コカ・コーラ(KO)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を60ドルから64ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした

6.アトリア (MO)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を79ドルから82ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“イコールウエイト”とした。

7.イーベイ (EBAY)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を40ドルから44
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“セクターパフォーム”とした。

8.イーベイ (EBAY)
  スティフル・ニコラスが、同社の目標価格を44ドルから46ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“買い”とした。


=以上=
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2007年10月18日

ナスダック堅調。

米国株相場レポート

10月17日

森  崇

ナスダック堅調。


(背景)
1.インテル、ヤフーの好決算が好感された。

2.12月11日FOMC会議時での0.25%利下げ観測が高まった。

  (背景)
  @9月の住宅着工件数が14年ぶりの低水準になったことを受け、12月11日FOMC時での利下げ観測が高まった。2年債利回りは9月7日以来の大幅な低下となった。
A17日発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)によると12連銀地区のうち5地区で8月以降に経済成長が鈍化した。
B国際通貨基金(IMF)は17日、世界経済見通しを発表。

(要旨)
★2008年の世界の経済成長率予想を4.8%と、7月時点での予想の5.2%成長
から下方修正。信用市場での大規模な売り浴びせが及ぼす脅威を考えると、今回の見通しは楽観的過ぎる可能性があると警告。
★下方修正の主因は米国の見通し悪化で、同国の成長率予想は1.9%と従来の2.8%から引き下げられた。金融市場の混乱による不透明感はまだ払拭されていない。
Cスタンダード・アンド・プアーズは234億ドル相当の住宅ローン担保証券(MBS)の格付けを引き下げた。

ただし、住宅関連、金融、景気敏感株が軟調だった。ダウ指数の下落はユーナイテッド・テクノロジー(UTX)が決算発表時、2008年通期での利益見通しがアナリスト予想を下回る可能性があるとコメントしたことの影響が大きい。キャタピラ(CAT)、デュポン(DD)等も下げた。

ダウ指数は前日比20.40ドル安の13,892.54ドル、S&P500指数は同2.71ポイント高の1,541.24、ナスダック指数は同28.76ポイント高の2,792.67で引けた。
引け後のEベイ(EBAY)の決算が予想を上回ったため、OTC取引で株価は上昇。

1018.jpg


(米国株相場にとっての強材料)

1.9月の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.3%上昇(前月は0.1%低下)
し、予想(前月比0.2%上昇)を上回った。9月は前年同月比では2.8%上昇と、前月と同じとなった。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数
は9月に前月比0.2%上昇と、予想と一致。8月も0.2%上昇だった。9月は前年同月比 では2.1%上昇となった。

  (特徴)
インフレ懸念が一段と後退した内容。

(内訳)
★食品…前月比0.5%上昇(前月は0.4%上昇)
★住居費…同0.3%上昇(前月は横ばい)。
★帰属家賃…同0.3%上昇。
  ★医療費…同0.3%上昇(前月は0.5%上昇)
★被服費…同0.3%上昇(前月は0.5%低下)
★自動車価格…同0.3%低下。


2.ブラック・ロック(BX)
米投資会社ブラックロックが17日寄り前業績発表し。2007年7−9月(第3四半期)の純利益は2億5520万ドル(1株当たり1.94ドル)。前年同期の純利益は1890万ドル(同28セント)だった。一時項目を除くと1株当たり利益は2.29ドルだった。予想1株当たり利益は1.90ドルだった。運用成績に基づく手数料収入は8倍の1億4940万ドルに急増。不動産ファンドやヘッジファンドの代替投資が好調だった。預かり資産額は1兆3000億ドルと前年同期から21%増加した。総収入は4倍の13億ドル。

3.JPモルガン・チェース(JPM)
米銀3位のJPモルガン・チェースが17日寄り前に業績発表。7−9月(第3四半期)の総収入は前年同期比3.6%増の161億ドル。アナリスト予想の
162億ドルをやや下回った。ただし、純利益は34億ドル(1株当たり97セ
ント)と、前年同期の33億ドル(同92セント)から2.3%増加し、予想1株当たり利益(90セント)を上回った。7−9月期の株主資本利益率(ROE)は11%と、前年同期と変わらずだった。

(マイナス点)
投資銀行部門の利益が前年同期比で70%落ち込んだほか、レバレッジドバイアウト(LBO)向けローンの評価損で利益の伸びが抑えられた。
投資銀行部門の純利益は2億9600万ドルと70%急減。レバレッジドローン
と債務担保証券(CDO)の評価損16億4000万ドルが響いた。

(ポジティブ点)
プライベートエクイティ(PE、非公開株)投資益や資産運用手数料収入の増加、人件費節減が貢献。
  資産運用部門の利益は前年同期の倍の5億2100万ドル。PE投資益は7億
6600万ドルと、前年同期の2億2600万ドルの3倍以上に膨れ上がった。

4.アボット・ラボラトリーズ(ABT)
米医薬品開発のアボット・ラボラトリーズが17日寄り前業績発表。2007年7−9月(第3四半期)の売上高は63億8000万ドル。ヒューミラの売り上げが49%拡大した他、抗エイズウイルス(HIV)剤「カレトラ」や偏頭痛治療薬「デパコテ」の売り上げも好調だった。予想売上高は62億6900万ドルだった。純利益は7億1700万ドル(1株当たり46セント)、前年同期は7億1600万ドル(同46セント)だった。一部費用とその他項目を除くと当期の1株当たり利益は67セントと、予想を1セント上回った。主力薬品である抗リウマチ剤「ヒューミラ」の好調で売上高は14%増加したが、買収関連費用や資産売却の不成立などが利益を押し下げた。

5.ブッシュ米大統領は17日、住宅所有者 が差し押さえを避けられる政策を導入する必要があるとの見解を示す一方、金融機関に対する救済措置には反対する考えを表明した。

(米国株相場にとっての弱材料)

1.米連邦準備制度理事会(FRB)が17日、地区連銀経済報告(ベージュブッ
ク)を公表。

(要旨)
★12連銀地区のうち5地区で8月以降に経済成長が鈍化。個人消費や製造業、
サービス業の活動が弱まった。
★成長のペースは減速した。個人消費については、報告はまだら模様で、9
月から10月初めにかけて伸びが8月に比べて減速したことを示唆してい
る。経済活動の見通しに関する不透明感が通常よりも強まっている。
  ★住宅関連以外の産業については、信用収縮と住宅建設減速の影響を受けて
警戒しているものの、現時点では悪影響が波及している証拠がほとんどな
い。慎重ながらも楽観的な姿勢を維持している。
★小売売上高の見通しについて、強い不透明感があると指摘。百貨店やディ
スカウントストア、家具などの家庭用耐久財はいずれも最近の販売が弱い。一方、家電や高級品は底堅い。
  ★住宅については販売や建設の減少が続き、価格も引き続き下落している。金融機関は返済遅延が増え、信用の質がやや悪化したと報告。

  ★雇用については特に化学系や技術関係、トラック輸送、鉄鋼製品で空職を
埋めるのが困難と報告され、経済成長を抑制している可能性があるとして
いる。
★エネルギーや原材料コストが高い。食品価格については上昇していると指摘。ドル安が輸入品価格を押し上げているが、価格転嫁ができている企業もあれば、できていない企業もある。しかし、競争圧力から小売価格が上昇していない例が数多くある。

2.9月の 住宅着工件数は前月比10.2%減の119万1000戸と、14年ぶりの低水準となり、予想中央値(128万戸)も下回った。8月は132万7000戸と、速報値の133万1000戸から下方修正された。一戸建て住宅の着工件数は1.7%減の96万3000戸。変動の大きい集合住宅は34%減の22万8000戸。地域別では中西部の着工件数が28%減と、落ち込みが最も大きかった。南部が12%減でそれに次いだ。西部は10%減。一方、北東部は45%急増した。

3.ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)
ジェットエンジンやエレベーター製造のユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)が17日寄り前業績発表。2007年7−9月(第3四半期)の売上高は前年同期比14%増の139億ドル。予想売上高は134億4800万ドルだった。
純利益は12億5000万ドル(1株当たり1.21ドル)と、前年同期の9億9600万ドル(同99セント)から増加した。予想1株当たり利益は1.16ドルだった。国外での売り上げが年間全体の60%を超えるUTXは、ジェットエンジン部品や航空機向け電子システムなどの需要が拡大。

  同社は2007年通年の売上高見通しを540億ドルと、従来見通しから10億ド
ル引き上げた。利益見通しは1株当たり4.22−4.25ドルと、従来見通しの同
4.15−4.25ドルからレンジ下限を上方修正した。予想は、売上高が532億4300万ドル、一株当たり利益が4.24ドルだった。ただし、2008年通期利益が予想を下回るかもしれないとコメントした。

4.メリルリンチが実施した10月の機関 投資家調査で、新興市場に対する楽観的な見方が2004年以来で最も高いことが明らかになった。世界的な景気減速の影響を最も受けにくいとの見方から新興市場が欧州を抜いて最適投資地域に選ばれた。一方、ユーロ圏の株式を「オーバーウエート」にしているとの回答は34%と、前月の37%から低下した。米国は選好地域で最下位にとどまった。

5.国際通貨基金(IMF)は17日、世界経済見通しを発表。

  (要旨)
★2008年の世界の経済成長率予想を4.8%と、7月時点での予想の5.2%成長
から下方修正。信用市場での大規模な売り浴びせが及ぼす脅威を考えると、今回の見通しは楽観的過ぎる可能性があると警告。
★下方修正の主因は米国の見通し悪化で、同国の成長率予想は1.9%と従来の2.8%から引き下げられた。金融市場の混乱による不透明感はまだ払拭されていない。
★過去1年間、世界の経済成長の半分を支えた中国やインド、ロシアは堅調な成長を見込んでおり、米国の減速を補うだろう。

★リスクは完全に下振れ方向だ。金融市場の緊張が続き、より顕著な世界の
成長減速を引き起こすことが主要な懸念だ。
★日本の経済成長率は2008年が1.7%と前回予想の2%から下方修正。
今年の成長率見通しは2%。4年間の力強い経済成長にもかかわらず、デフレから完全には脱却していない。日銀による金融引き締めを確実にするような根拠は見当たらない。近い将来、日本で利上げがあるとは予想していない。
★08年の中国の成長率を10%と予想。7月時点の予想からは0.5ポイント低下。中国経済が今年11.5%の成長を達成し、世界の成長への貢献度で初めて1位になるだろう。
★一部の住宅ローンのコストが上昇したことから、米国での住宅投資はさらに落ち込む可能性がある。リセッションのリスクは高まっている。潜在成長率を下回る経済成長が続けば、インフレが抑制されていることを前提に、追加利下げを正当化できる。
★欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(英中銀)については10−12月期の間は金利を据え置くと予想。ユーロ圏も最近の金融市場の動揺の影響で、08年の成長率は2.1%となる見込み。今年のユーロ圏の成長率は2.5%が見込まれている。
★世界の原油市場は引き続き、需給が非常にタイトで、余剰供給能力は限られる。地政学的懸念の高まりは一層の価格急騰をもたらし、インフレ率上昇につながりかねない。
★新興市場や途上国ではインフレリスクはより差し迫ったものとなる。消費に占める食料品の部分の大きい途上国では特に懸念材料。
★ドルは依然、中期的なファンダメンタルズからみて過大評価されている。

6.AMR
  アメリカン航空の親会社、AMRが17日寄り前業績発表。2007年7−9月(第3四半期)の売上高は前年同期比1.7%増の59億5000万ドル、予想売上高は59億5100万ドルだった。座席占有率の上昇と航空運賃値上げが寄与した。座席占有率は83.9%(前年同期81.7%)に上昇した。過去の給与および諸手当にかかる費用4000万ドル(1株当たり13セント)を除く当期利益は、2億1500万ドル(同74セント)。予想1株当たり利益は75セントだった。

7.CNBCは17日、シティ グループのプリンスCEOは、元米財務長官で同行経営委員会会長のロバート・ルービン氏および取締役会から完全な支持を得ており、辞職するとの憶測は事実ではないと報じた。

8.トルコからの分離独立を目指すクルド労働者党(PKK)がイラク北部を拠点に武装闘 争を活発化させていることを受け、トルコ国会は17日、1年間に限りイラク国境を越えた作戦行動を可能にする法案を承認。北部クルド人自治区に新たな戦乱を招くとして越境に反対してきた米国、イラクとの緊張が高まりそうだ。


個別銘柄編

投資判断変更

1 U.S.スティール(X)
  シティグループが、同社の投資判断を“保有”から“買い”に引き上げた。
  
2.オートディスク (ADBE)
  UBSが、同社の投資判断を“買い”から“中立”に引き下げた。

3.アパッチ (APA)
  マトリックスUSAが、同社の投資判断を“ストロング・買い”から“買
  い”に引き下げた。


価格目標変更

1.サンパワー (SPWR)
  ジャンコ・パートナーズが、投資判断を“アキュムレート”に新規格付
  けした。また、同社の目標価格を100ドルとした。

2.アップル (AAPL)
  ソレイルが、投資判断を“買い”に新規格付けした。また、同社の
  目標価格を200ドルとした。

3.インテル (INTC)
  デーベンポートが、同社の目標価格を31ドルから32ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“買い”とした。

4.インテル (INTC)
  マックアダムス・ウエイト・レーガンが、同社の目標価格を27ドルから28
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

5.ヤフー (YHOO)
  UBSが、同社の目標価格を35ドルから36ドルへ引き上げた。また、
  投資判断は“買い”とした。

6.ウエルズ・ファーゴ (WFC)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を42ドルから41ドルへ引き
  下げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

7.CSXコープ(CSX)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を43ドルから44
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アンダーウエイト”とした。

8.アドーべ・システム (ADBE)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を48ドルから50ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

9.ヤフー (YHOO)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を34ドルから36
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

10.ウエルズ・ファーゴ (WFC)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を41ドルから40
  ドルへ引き下げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

11.ワコビア (WB)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を56ドルから49
  ドルへ引き下げた。また、投資判断は“セクターパフォーム”とした。

12.チャイナ・モービル (CHL)
  パリ・リサーチが、同社の目標価格を66ドルから115ドルへ引き上げた。
  また、投資判断は“買い”とした。

13.インテル (INTC)
  カリス&カンパニーが、同社の目標価格を27ドルから28ドルへ引き上
  げた。また、投資判断は“平均以上”とした。

14.インテル (INTC)
  スティフル・ニコラスが、同社の目標価格を31ドルから33ドルへ引き上
  げた。また、投資判断は“買い”とした。

15.インテル (INTC)
  ノーレンバーガー・キャピタルが、同社の目標価格を30ドルから31ドル
  へ引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

16.インテル (INTC)
  ブロードポイント・キャピタルが、同社の目標価格を29ドルから34ドル
  へ引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。


=以上=
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2007年10月17日

続落。

米国株相場レポート

10月16日

森  崇

続落。


(背景)
1.バーナンキFRB議長が15日、住宅市場低迷により、来年にかけ米国経済成
  長への重しとなる可能性が高いと発言したことが嫌気された。

2.銀行、住宅建設会社の業績不振。
  @ウェルズ・ファーゴ、キーコープ、リージョン等の銀行の決算が予想を下
   回った。
  A住宅建設のDRホルトンが、7−9月期の受注が6年ぶりの低成長になっ
   た。

3.主要企業に悪材料が出た。
  @エリクソン(ERIC)
   スウェーデンの通信機器大手エリクソンは16日、業績への警告を発した。 
   7―9月期決算が事前予想を下回ったと言う。
  Aカントリーワイド(CFC)
   ゴールドマンが同社の利益見通しを下方修正。
  Bゼネラル・モーターズ(GM)
   ベアスターンズが同社株の投資判断を“ピア・パフォーム”から“アンダ
   ー・パフォーム”に引き下げた。新規労働協約の業績への貢献が2010年以
   降になることや、北米市場シェア縮小見通しが背景。 

ダウ指数は前日比71.86ドル安の13,912.94ドル、S&P500指数は同10.18ポイント安の1,538.53、ナスダック指数は同16.14ポイント安の2,763.91で引けた。

ただし、引け後のインテル(INTC)とヤフー(YHOO)の決算が予想を上回ったため、OTC取引で株価は急伸。

1017.jpg


(米国株相場にとっての強材料)

1.9月鉱工業生産指数は、前月から0.1%(前月は変わらず)上昇し、予想通り
  だった。前年同月からは1.9%上昇した。 変動の大きい電力などの公益事業
  の生産指数が前月から0.1%低下したが、鉱業が0.2%、製造業が0.1%それ
  ぞれ増え、全体を押しあげた。

2.ヒューレット・パッカード(HPQ)
  ヒューレット・パッカードが買収したソフト会社、マーキュリー・インタラ
  クティブがストックオプション付与日を不正操作したとして、年金基金が同
  社を訴えていたが、マーキュリーが1億1750万ドルの和解金を支払うことで
  合意したと発表。裁判所の承認を経て正式決定する。



3.ステート・ストリート(STT)
  金融資産管理の同社が今年度の業績見通しを上方修正。前年比15%増益にな
  ると言う。信用市場混乱を乗り切ったと言う。

4.マイクロソフト(MSFT)
  ゴールドマンが同社株を強い買い推奨リストに加えた。25日の決算内容が予
  想を上回るだろうと言う。


(米国株相場にとっての弱材料)

1.エリクソン(ERIC)
  スウェーデンの通信機器大手エリクソンは16日、業績への警告を発した。 
  7―9月期決算が事前予想を下回ったと言う。携帯電話向けの通信インフラで
  更新・増強の需要が低調だった。速報値では営業利益が前年同期比36%減の
  56億クローナ(予想は89億クローナ)。発表を受けて同社の株価は20%以上
  急落。正式な決算は25日に発表する。

2.外国政府と投資家が保有する中長期金融資産額は8月に693億ドルの純減
  (前月は195億ドル買い越し)を記録。売り越し額は過去最大となった。
  予想は600億ドルの買い越しだった。

3.カントリーワイド(CFC)
  ゴールドマンが同社の利益見通しを下方修正。

4.ゼネラル・モーターズ(GM)
  ベアスターンズが同社株の投資判断を“ピア・パフォーム”から“アンダ
  ー・パフォーム”に引き下げた。新規労働協約の業績への貢献が2010年以降
  になることや、北米市場シェア縮小見通しが背景。 

5.バリュー・クリック(VCLK)
  インターネット広告仲介大手が第3四半期決算暫定集計で、売上高が予想レ
  ンジの上限を達成できなかった。これを受け、2007年通期利益見通しを下方
  修正した。


個別銘柄編

投資判断変更

1ブロードコム(BRCM)
  シティグループが、同社の投資判断を“保有”から“買い”に引き上げた。
  
2.エレクトリック・アートス (ERTS)
  ブロードポイント・キャピタルが、同社の投資判断を“買い”から
  “中立”に引き下げた。

3.アマゾン・ドット・コム(AMZN)
  スティフル・ニコラスが、同社の投資判断を“保有”から“売り”に引き
  下げた。

4.バイオジェン・アイデック (BIIB)
  BWSファイナンシャルが、同社の投資判断を“保有”から“売り”に引
  き下げた。また、同社の目標価格を64ドルから72ドルへ引き上げた。

5.バイオジェン・アイデック (BIIB)
  パイパー・ジェファリーが、同社の投資判断を“マーケットパフォーム”
  から“アンダーパフォーム”に引き下げた。

6.ジェネラル・モータース (GM)
  ベア・スターンズが、同社の投資判断を“ピアパフォーム”
  から“アンダーパフォーム”に引き下げた。


価格目標変更 

1.IBM (IBM)
  Am・テック・リサーチが、投資判断を“買い”に新規格付けした。また、
  同社の目標価格を150ドルとした。

2.ジェネンティック (DNA)
  UBSが、同社の目標価格を101ドルから100ドルへ引き下げた。
  また、投資判断は“買い”とした。

3.ジェネンティック (DNA)
  ラザード・キャピタルが、同社の目標価格を110ドルから100ドルへ引き
  下げた。また、投資判断は“買い”とした。

4.サンパワー (SPWR)
  Am・テック・リサーチが、同社の目標価格を81ドルから105ドルへ
  引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

5.イーベイ (EBAY)
  Am・テック・リサーチが、同社の目標価格を43ドルから45ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“買い”とした。

6.アップル (AAPL)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を160ドルから190ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

7.シティグループ(C)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を59ドルから57
  ドルへ引き下げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

8.バイオジェン・アイデック (BIIB)
  BMOキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を62ドルから84
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“マーケットパフォーム”とした。

9.ジェネンティック (DNA)
  BMOキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を85ドルから79
  ドルへ引き下げた。また、投資判断は“マーケットパフォーム”とした。

10.グーグル (GOOG)
  ニードハム&カンパニーが、同社の目標価格を575ドルから690
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。


=以上=
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2007年10月16日

反落。

米国株相場レポート

10月15日

森  崇

反落。

(背景)
1.シティが本日寄り前に業績発表。業績は予想を上回る好調なものだった。た
  だし、CFOのクリッテンデン氏が、「旧宅ローンの支払い遅延が、更に第4
  四半期増加する可能性がある」とコンファレンスでコメントしたことから、 
  同社株は売られた他、金融株が全般安かった。

2.第3四半期の決算シーズンを控え、ゴールドマン・サックスは金融セクター
  の投資判断を「アンダーウエート」とした。債券トレーディングや引受業務
  からの収入が減少する中、08年の利益見通しを引き下げる可能性があると言
  う。

3.主要企業に悪材料が出た。
 @イートン(ETN)
  油圧機器大手のイートンは大型トラックに対する需要が弱まっていることを
  理由に、通期利益見通しを下方修正した。

 Aオフィス・デポ(ODP)
  クレディ・スイスのアナリストらは事務用品小売り世界2位、オフィス・デ
  ポの株式投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に引き下げた。

 Bサリーメイ(SLM)
  米学資ローン最大手SLM(サリーメイ)が大幅安。投資家の間ではJ.C.
  フラワーズ率いる企業連合によるSLMの買収取り消し問題が長期化すると
  の懸念が広がっている。

ダウ指数は前日比108.28ドル安の13,984.80ドル、S&P500指数は同13.09ポイント安の1,548.71、ナスダック指数は同25.63ポイント安の2,780.05で引けた。

1016.jpg


(米国株相場にとっての強材料)
1.エヌビディア(NVDA)
  ドイチェバンクがポジティブコメント。PC 市場の需要拡大が見込まれること、    
 NVDAのシェア拡大が見込まれることが予想される。また、GPUについては、 
 INTCやAMDの成長が見込まれるが、NVDAを脅かすものとは思えない。同社 
 の発表する第3四半期の業績は、現地点では市場予想を上回るペースだと思
 われる。同社はNVDAの投資判断を“買い”で目標価格を43ドルとしている。

2.金融大手のシティグループ、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェ
  ースは15日、資産担保コマーシャルペーパー(ABCP)市場の回復のため
  に、最大800億ドル規模のファンドを設立することで合意したと発表した。
  同ファンドはストラクチャード・インベストメント・ビークル(SIV)か 
  ら資産を買い取る。SIVはコマーシャルペーパー(CP)などで資金を調
  達し、社債やサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン担保証券な
  どを購入する。M−LECには他の金融機関も参加する可能性があるという。

3.ゼネラル・モーターズ(GM)
  自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は、全米自動車労組(UAW)
  との新労働協約合意により、退職者向けの医療保険負担が470億ドル削減さ
  れ、新たな組合員の時間給の労働コストが半減されることが15日、正式に明
  らかになった。

4.バイオジェン・アイデック(BIIB)
  バイオテクノロジー企業のバイオジェン・アイデックに買収を打診している
  資産家のカール・アイカーン氏は、多発性硬化症の新治療薬に関する提携先
  であるアイルランドの製薬大手エランが同氏のバイオジェン買収に反対しな
  い見通しだと明らかにした。バイオジェンは複数からの買収打診を受けて、
  身売りを検討すると発表していた。

5.テクトロニクス(TEK)
  工具や電子試験装置製造のダナハーはコンピューターや半導体メーカー向け
  検査機器を手掛けるテクトロニクスの買収で合意したと発表した。1株当た
  り38ドルの現金で実施される。

6.キースリー・インスツルメンツ(KEI)
  ブリン・マレーが半導体計測機器メーカー、キースリー・インスツルメンツ
  の株式投資判断を「売り」から「買い」に引き上げた。パソコンや電話メー
  カーからの受注での売上高が回復する見通しだと明らかにした。電話市場の
  健全な動向や新製品、季節要因で業績が押し上げられると言う。



(米国株相場にとっての弱材料)
1.シティ・グループ(C)
  シティが本日寄り前に業績発表。業績は予想を上回る好調なものだった。た
  だし、CFOのクリッテンデン氏が、「旧宅ローンの支払い遅延が、更に第4
  四半期増加する可能性がある」とコンファレンスでコメントしたことから、 
  同社株は売られた。

  第3半期(7‐9月期)実績
  ○総収入…226億6,300万ドル(コンセンサス予想は217億4,100万ドル)
  ○1株当たり利益…0.47ドル(コンセンサス予想は0.44ドル)


  (主要部門別前年同期比利益)
  ○個人向け銀行部門…17億8,000万ドル(44%減)
  ○投資銀行部門…4億4,600万ドル(74%減)
  ○裕福層資産管理部門…4億8,900万ドル(23%増)
  ○オルタナティブ投資部門…6,700万ドルの損失

2.トルコのエルドアン首相は15日、議会に書簡を送り、イラク北部への軍事侵
  攻を認めるよう求めた。イラク北部に拠点を置くクルド労働者党(PKK)の武
  装勢力からの防衛については国際法に基づく権利を有していると主張。法案
  が可決されれば、エルドアン首相は1年以内に軍事攻撃を命令できるように
  なる。

3.グリーンスパン前連邦準備制度理事会(FRB)議長は15日、CNBCとの 
  インタビューで以下の通り発言。

  (発言要旨)
★ドル安が輸出に影響を与えていることは明らかだ。輸出は堅調で、第3四
   半期(10−12月)の国内総生産(GDP)の先導役になり、1ポイント前
   後の寄与となろう。
  ★米住宅市場の最悪期はまだ来ていない。新築住宅の過剰在庫が米国経済を
   強く圧迫している。住宅建築業者はこれらの維持費が非常に高いとみて、
   徐々に市場に放出し始めている。

4.ジェネンテック(DNA)
  バイオ大手が引け後に業績発表。第3四半期の決算は予想を上回った。
  ただし、株価は下落。背景としては、@2007年通期ベース予想EPSが予想を
  下回ったAアバスチンとならんで、同社の主力薬である末期がん治療薬リツ
  キサンはじめ、ハーセプチン、ルーセンティスの売上高が予想を下回ったこ
  とである。

  第3四半期(7−9月期)実績
  ○売上高・・・ 29 億 2,000 万ドル(コンセンサス27億1,156万ドル)
  ○1株当たり利益・・・0.73ドル(コンセンサス0.72ドル)

  2007年通期予想
  ○1株当たり利益…2.85ドル〜2.95ドル(コンセンサス予想2.94ドル)

   (主力薬売上高推移)
   同社Big 4薬品の売上高
 ○アバスチン…5億9,700万ドル(37%増)
 ○リツキサン…5億7,200万ドル(12%増)
 ○ハーセプチン…3億2,000万ドル(6%増)
 ○ルーセンティス…1億9,800万ドル(29%増)

5.サリーメイ(SLM)
  米学資ローン最大手SLM(サリーメイ)が大幅安。投資家の間ではJ.C.
  フラワーズ率いる企業連合によるSLMの買収取り消し問題が長期化すると
  の懸念が広がっている。SLMは同連合に、買収手続きの完了、あるいは取
  り消す場合には違約金として9億ドルを支払うよう訴えを起こし、緊急審問
  会を要求していた。企業連合側は、学資ローン会社への助成金削減がSLM
  の業績を損ねることから、買収合意は無効であるとの従来からの主張を繰り
  返した。

6.イートン(ETN)
  油圧機器大手のイートンは大型トラックに対する需要が弱まっていることを
  理由に、通期利益見通しを下方修正した。

7.オフィス・デポ(ODP)
  クレディ・スイスのアナリストらは事務用品小売り世界2位、オフィス・デ
  ポの株式投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に引き下げた。


個別銘柄編

投資判断変更

1.ノベラス(NVLS)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の投資判断を“セクターパフォ
  ーム”から“アウトパフォーム”に引き上げた。
  
2.アグリウム(AGU)
  CIBCワールド・マーケットスが、同社の投資判断を“セクターパフォ
  ーム”から“セクター・アウトパフォーム”に引き上げた。

3.ボーイング(BA)
  バーステインが、同社の投資判断を“アウトパフォーム”から“マー
  ケットパフォーム”に引き下げた。

4.モンサント (MON)
  マトリックスUSAが、同社の投資判断を“保有”から“売り”に引き下
  げた。


価格目標変更 

1.べライゾン (VZ)  
  BMOキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を44ドルから48
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“マーケットパフォーム”とした。

2.AT&T (T)
  BMOキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を45ドルから49
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

3.サンパワー (SPWR)
  ウェッドブッシュ・モルガンが、同社の目標価格を78ドルから100ドルへ
  引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

4.モトローラ (MOT)
  UBSが、同社の目標価格を19ドルから20ドルへ引き上げた。また、
  投資判断は“中立”とした。

5.アップル (AAPL)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を160ドルから190ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

6.ポタッシュ (POT)
  CIBCワールド・マーケットスが、同社の目標価格を89ドルから115
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“セクターパフォーム”とした。


=以上=
タグ:米国株 投資
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2007年10月13日

急反発。

米国株相場レポート

10月12日

森  崇

急反発。


(背景)
1.インフレが抑制される中、小売りの力強い伸びが好感され、企業業績への期
  待が広がった。

 @9月の小売売上高は前月から0.6%増加(前月は0.3%増加)し、予想(0.3%
  増)を上回り、3カ月連続のプラスとなった。前年同月からは5.0%増。ガソ
  リン、自動車関連の売り上げ増加が押し上げた。変動の大きい自動車関連を
  除いた売上高は前月から0.4%増加(前月はマイナス0.4%)し、予想(0.3%
  増加)を上回った。

 A9月の卸売物価指数は前月比1.1%上昇(前月はマイナス1.4%)し、予想 
  (0.5%上昇)を上回った。しかし、変動の大きいエネルギーと食品を除くコ
  ア指数は0.1%の上昇(前月は0.2%上昇)し、こちらは予想(0.2%上昇)を
  下回った。

2.主要企業に好材料が出た。

 @アプライド・マテリアルズ(AMAT)
  世界第2位の半導体メーカー、韓国のサムスン電子が今年の設備投資計画を
  13%上方修正。同社他、半導体製造装置株の一角が上昇した。

 Aマクドナルド(MCD)
  同社が12日発表した7−9月(第3四半期)決算の暫定集計は、予想を上回 
  る増益だった。1株当たり利益は89セント。傘下のレストランチェーン、ボ
  ストン・マーケットの売却益として1株当たり6セントが含まれるという。 
  しかし、予想(1株当たり利益78セント)をかなり上回った。

 BBEAシステムズ(BEAS)
  オラクルがBEAシステムズに敵対的買収案を提示。買収額は67億ドルで、
  一株あたり17ドル。この価格はBEA株価の11日引け値を25%上回ってい
  る。これに対し、BEA側は、買収案が著しく低過ぎると回答。
  IBMやSAP等がやはりBEA買収に動きだす可能性が取りざたされている。

Cバイオジェン・アイデック(BIIB)
 バイオジェンに資産家アイカーン氏が株式取得を打診した。会社側の取締役 
 会が身売りを承認したことから、株価は本日引け後に急伸。
ダウ指数は前日比77.96ドル高の14,093.08ドル、S&P500指数は同7.39ポイント高の1,561.80、ナスダック指数は同33.48ポイント高の2,805.68で引けた。

1013.JPG


(米国株相場にとっての強材料)
1. 9月の小売売上高は前月から0.6%増加(前月は0.3%増加)し、予想(0.3%
  増)を上回り、3カ月連続のプラスとなった。前年同月からは5.0%増。ガソ
  リン、自動車関連の売り上げ増加が押し上げた。変動の大きい自動車関連を
  除いた売上高は前月から0.4%増加(前月はマイナス0.4%)し、予想(0.3%
  増加)を上回った。ガソリンスタンド売り上げが2.0%増加、自動車・部品も
  1.2%増となった。住宅市場の低迷を受け、家具類は0.6%減と2カ月連続の
  マイナスとなった。

2. 9月の卸売物価指数は前月比1.1%上昇(前月はマイナス1.4%)し、予想 
  (0.5%上昇)を上回った。エネルギー価格の高騰が響き、7カ月ぶりの高い 
  上昇率を記録。変動の大きいエネルギーと食品を除くコア指数は0.1%の上昇
  (前月は0.2%上昇)し、こちらは予想(0.2%上昇)を下回った。

  ガソリンが8.4%値上がりし、エネルギー全体でも4.1%上昇したのが主因。 
  食品も1.5%上昇した。

3.BEAシステムズ(BEAS)
  オラクルがBEAシステムズに敵対的買収案を提示。買収額は67億ドルで、
  一株あたり17ドル。この価格はBEA株価の11日引け値を25%上回ってい
  る。これに対し、BEA側は、買収案が著しく低過ぎると回答。
  IBMやSAP等がやはりBEA買収に動きだす可能性が取りざたされている。

4.8月の企業在庫は前月比0.1%増加(前月は同0.5%増加)し、予想(0.2% 
  増)を下回った。これは、3月以来の低い伸び。8月の企業売上高は前月比
  0.4%減少(前月1.1%増加)だった。対売上高在庫比率は1.27カ月(1.26
  カ月)に上昇した。

5.アプライド・マテリアルズ(AMAT)
  世界第2位の半導体メーカー、韓国のサムスン電子が今年の設備投資計画を
  13%上方修正。同社他、半導体製造装置株の一角が上昇した。

6.BP(BP)
  英石油大手BPのヘイワードCEOは、年末までに売上高が伸びるとの見通し
  を示した。米国の製油所2カ所で生産が再開していることが背景。


(米国株相場にとっての弱材料)
1.米連邦準備理事会(FRB)のクロズナー理事が11日、以下の通り発言。

  (発言要旨)
  ★短期金融市場への資金供給や公定歩合の引き下げだけでは8月9日以降の 
   金融不安を沈静化できず、9月18日のFOMCで本格的な利下げに踏み切っ
   た。

2.ゼネラル・エレクトリック(GE)
  GEが12日寄り前業績発表。7―9月期の売上高は前年同月比12.3%増の425
  億3400万ドル、純利益が同13.8%増の55億3900万ドルとなった。
  継続事業ベースの利益は50億9000万ドル(1株当たり0.50ドル)と、予想
  に一致。航空機エンジンや石油・ガス関連機器の受注が好調だった。同社は
  継続事業ベースでの通期の1株当たり利益見通しを2.19−2.22ドルと、前
  回見通しの2.18−2.23ドルから修正した。

3.10月のロイター・ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は82.0(9月
  は83.4)と、予想中央値(84.0)を下回った。これは2006年8月以来の最
  低水準。

4.コールドウォーター・クリーク(CWTR)
  婦人服小売りのコールドウォーター・クリークは、11日引け後、業績予想を
  下方修正した。2007年11月−08年1月(第4四半期)の損益は収支とんと
  んとなり、売上高は最高3億6500万ドルになるもよう。

5.ジャナス・キャピタル・グループ(JNS)
  投資会社ブラム・キャピタル・パートナーズは、投資信託会社ジャナス・キ
  ャピタル株式保有比率を8%に減らした。ブラムはこれまで9.7%を保有し
  ていた。

6.センテックス(CTX)
  米住宅建設会社4位のセンテックスは7―9月期(第2四半期)決算の暫定
  集計を発表。純収入は13%減、住宅販売は14%減少したもよう。住宅市場の
  低迷により、10億ドルの評価損を計上する見通しと言う。

7.ザイオンズ・バンコープ(ZION)
  米銀行持ち株会社のザイオンズ・バンコープは7―9月期(第3四半期)決
  算が減益になったもようだと発表。不良債権の引当金が膨らんだことが背景。


個別銘柄編

投資判断変更

1.EMCコープ(EMC)
  カリス&カンパニーが、同社の投資判断を“平均以上”から“買い”に引
  き上げた。
  
2.スプリント・ネクストテル(S)
  ワコビアが、同社の投資判断を“マーケットパフォーム”から
  “アウトパフォーム”に引き下げた。

3.サンディスク(SNDK)
  ニードハム&カンパニーが、同社の投資判断を“買い”から“保有”に引
  き下げた。

4.ジェットブルー・エアウエイズ (JBLU)
  ベア・スターンズが、同社の投資判断を“ピアパフォーム”から
  “アンダーパフォーム”に引き下げた。

5.サウスウエスト・エアー (LUV)
  ベア・スターンズが、同社の投資判断を“アウトパフォーム”から
  “ピアパフォーム”に引き下げた。

6.シティグループ (C)
  ドイチェ・セキュリテイズが、同社の投資判断を“買い”から“売り”に
  引き下げた。また、同社の目標価格を60ドルから44ドルへ引き下げた。

7.モザイク (MOS)
  マトリックスUSAが、同社の投資判断を“売り”から“保有”に
  引き上げた。

8.ジャビル・サーキット (JBL)
  マトリックスUSAが、同社の投資判断を“売り”から“保有”に
  引き上げた。


価格目標変更 

1.ウオール・マート (WMT)
  ジェファリー&カンパニーが、投資判断を“買い”に
  新規格付けした。また、同社の目標価格を83ドルとした。

2.コスコ(COST)
  ジェファリー&カンパニーが、投資判断を“保有”に新規格付けした。

3.ネットワーク・アプリアンス (NTAP)
  ワコビアが、投資判断を“アウトパフォーム”に新規格付けした。

4.EMCコープ(EMC)
  ワコビアが、投資判断を“アウトパフォーム”に新規格付けした。

5.ブロードケード (BRCD)
  ワコビアが、投資判断を“マーケットパフォーム”に新規格付けした。

6.コスコ(COST)
  ワコビアが、投資判断を“アウトパフォーム”に新規格付けした。

7.シスコ・システム (CSCO)
  ワコビアが、投資判断を“アウトパフォーム”に新規格付けした。

8.エレクトリック・アートス (ERTS)
  ウッドブッシュ・モルガンが、同社の目標価格を65ドルから72ドルへ
  引き上げた。また、投資判断は“ストロング・買い”とした。

9.オキシデンタル・ペトロ (OXY)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を58ドルから62ドルへ
  引き上げた。また、投資判断は“イコールウエイト”とした。

10.ノードストローム (JWN)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を58ドルから55ドルへ
  引き下げた。また、投資判断は“イコールウエイト”とした。

11.リミテッド (LTD)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を34ドルから33
  ドルへ引き下げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

12.バイドゥ (BIDU)
  CSFBが、同社の目標価格を109ドルから143ドルへ引き上げた。また、
  投資判断は“アンダーパフォーム”とした。

13.グーグル (GOOG)
  オペンヘイマーが、同社の目標価格を625ドルから700ドルへ引き上げた。
  また、投資判断は“買い”とした。

14.エレクトリック・アートス (ERTS)
  カフマン・ブラザーズが、同社の目標価格を58ドルから61ドルへ引き上
  げた。また、投資判断は“保有”とした。

15.ニューモント・ミニング (NEM)
  CIBCワールド・マーケットスが、同社の目標価格を45ドルから52ド 
  ルへ引き上げた。また、投資判断は“セクターアンダーパフォーム”
  とした。


=以上=
タグ:投資 米国株
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2007年10月12日

午前中は総じてしっかりだったが、午後2時くらいから一転売られ、ほぼ全面安。

米国株相場レポート

10月11日

森  崇

午前中は総じてしっかりだったが、午後2時くらいから一転売られ、ほぼ全面安。


(背景)
1.バイデュー・ドット・コム(BIDU)急落からハイテク株に売りが広がった。
  JPモルガンが、中国のサーチエンジン大手の同社の第3四半期の売上高予想 
  を3.2%引き下げた。

2.欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのウェーバー独連銀総裁は11日、
  ミュンヘンで講演。ECB政策委員会メンバーのなかで、金融政策の今後を
  めぐって見解の開きが顕在化しつつあり、中でもウェーバー氏は追加利上げ
  派の先頭に立っている。
  (発言要旨)
  ★インフレ抑制を維持し経済成長を抑える水準に政策金利を引き上げざるを
   えなくなることもありえる。
  ★ユーロ圏で今後数カ月にわたりインフレが加速するとの見通しに基づき、
   金利を引き上げる更なる必要性が生じるかもしれない。

3.個別銘柄に悪材料が出た。
 @ギャップ(GPS)とリミッテッド(LTD)
  9月の既存店売上が予想を下回った。

 Aペプシコ(PEP)
  清涼飲料2位のペプシコが11日寄り前業績発表。7−9月期の業績は予想を
  上回ったが、ガイダンスとして提示された2008年度見通しによれば、増益率
  がここ6年間で最低の伸びにとどまると言う。

 Bノースカロライナ州のムーア財務局長は8日付の米証券取引委員会(SE
  C)あての書簡で、住宅金融最大手カントリーワイド・ファイナンシャルの 
  モジロCEOの自社株売却について調査するよう求めた。

ダウ指数は前日比63.57ドル安の14,015.12ドル、S&P500指数は同8.06ポイント安の1,554.41、ナスダック指数は同39.41ポイント安の2,772.20で引けた。

1012.jpg


(米国株相場にとっての強材料)
1.8月の貿易収支統計によると、財とサービスを合わせた貿易収支は576億ド
  ルの赤字で、前月に比べ赤字幅が2.4%縮小した。予想は590億ドルの赤字だ
  った。7月の貿易赤字は590億ドルと、速報値の592億ドルの赤字から修正
  された。輸出は前月比0.4%増の1383億ドル。一方、輸入は0.4%減の1959
  億ドルと、4月以来の減少となった。

2.9月の輸入物価指数は前月比1%上昇。予想と一致した。石油の5.4%上昇が
  際立った。9月の石油を除く輸入物価は前月比0.2%低下(前月0.1%低下)
  した。8月の総合指数は前月比0.3%の低下だった。

3.ウォルマート(WMT)
  小売り最大手のウォルマートは11日、2007年8−10月(第3四半期)の1
  株当たり利益予想を上方修正した。1株当たり利益見通しは66−69セントと、 
  従来予想から4セント引き上げられた。コスト削減が奏功し、売り上げの伸
  び鈍化をカバーした。
 一方、ライバル企業のターゲットは、利益見通しを下方修正した。ガソリン
  や住宅、食料品などの値上げによる個人消費の抑制が影響した。

4.米不動産調査会社リアルティートラックが11日発表したところよると、9月
  に住宅差し押さえに向けて手続きが始まった件数は前年同期から倍増した。 
  サブプライム住宅ローンの借り手が変動金利(ARM)型住宅ローンを返済
  できないケースが増えている。デフォルトや競売、銀行による差し押さえの
  通知件数は22万3538件。前月比では8%減少した。州別ではカリフォルニ
  ア州の5万1259件が首位。続いてフロリダ州の3万3354件だった。

5.米連邦準備制度の統計によると、米コマーシャル・ペーパー(CP)市場は
  2週連続で拡大した。高利回りの短期債に買いが戻ったのが背景。CP発行
  残高は10日までの1週間で49億ドル増加し1兆8600億ドルとなった。一方、 
  資産担保CP(ABCP)は68億ドル減少。減少幅は前の週の61億ドルか
  ら拡大した。CP発行残高の2週連続増加から、9月18日の利下げ以降、企
  業が短期資金を調達しやすくなっていることがうかがえる。一方、ABCP
  はサブプライム住宅ローンが担保に組み込まれているのではとの不安から、
  8月、9月は市場から閉め出された状態に近かった。

6.ベアー・スターンズのチーフ投資ストラテジスト、ジョナサン・ゴルプ氏は
  S&P500種株価指数が2008年に過去最高の1700に上昇するとの見通しを
  示した。

  (要旨)
  強い世界経済、低金利、底堅い企業収益の伸び、株価の妥当な水準が強気の
  背景だ。株価にとって好ましい環境になっている。中期的な楽観的見通しを
  維持する。

7.ゼネラル・モーターズ(GM)
 @全米自動車労組(UAW)は10日、米自動車最大手ゼネラル・モーターズ
 (GM)の工場労働者が、GMとUAWが先に合意した向こう4年間の労働
 協約を承認したと発表した。退職者向け医療費の債務を労組が運営する基金
 に移管することや、新規採用者の賃金水準を低くすることなどが盛り込まれ
 ている。
Aシティ・インベストメント・リサーチは新協約により、GMのキャッシュフ
 ローが改善するとし、目標株価を5ドル引き上げて46ドルに設定した。

8.モンサント(MON)
  メリルリンチのアナリスト、ドン・カーソン氏は遺伝子組み換え作物開発で
  世界最大手のモンサントが2008年にトウモロコシ種子の米販売シェアを伸ば
  すとのレポートをまとめた。また、2012年まで1株利益が6ドルを超えると
  の見通しも示した。


(米国株相場にとっての弱材料)

1.欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのウェーバー独連銀総裁は11日、
  ミュンヘンで講演。ECB政策委員会メンバーのなかで、金融政策の今後を
  めぐって見解の開きが顕在化しつつあり、中でもウェーバー氏は追加利上げ
  派の先頭に立っている。

  (発言要旨)
  ★インフレ抑制を維持し経済成長を抑える水準に政策金利を引き上げざるを
   えなくなることもありえる。
  ★ユーロ圏で今後数カ月にわたりインフレが加速するとの見通しに基づき、
   金利を引き上げる更なる必要性が生じるかもしれない。

2.バイデュー・ドット・コム(BIDU)
  JPモルガンが、中国のサーチエンジン大手の同社の第3四半期の売上高予想 
  を3.2%引き下げた。

3.ノースカロライナ州のムーア財務局長は8日付の米証券取引委員会(SE
  C)あての書簡で、住宅金融最大手カントリーワイド・ファイナンシャルの 
  モジロCEOの自社株売却について調査するよう求めた。ムーア財務局長は
  モジロCEOが株価下落による損失を回避するため、自社株売却計画を変更
  し、違法に売却数を増やしたと主張している。SECが2000年に施行した自
  社株売却に関する規定によると、経営幹部は株価に影響する恐れのある情報
  を得る前に取引を設定する必要がある。

4.アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ(AEO)
  若者向け衣料小売りのアメリカン・イーグル・アフトフィッターズは、2007
  年8−10月(第3四半期)1株利益予想を最高45セントとし、従来予想の
  同48セントから下方修正した。

5.メンズ・ウェアハウス(MW)
  紳士服小売りのメンズ・ウェアハウスは、来店客数の減少を受け、07年8−
  10月(第3四半期)の利益予想を下方修正した。

6.ギャップ(GPS)、リミッテッド(LTD)、JCペニー(JCP )
  10月の既存店売上が予想を下回った。

7.ペプシコ(PEP)
  清涼飲料2位のペプシコが11日寄り前業績発表。2007年7−9月(第3四
  半期)の売上高は前年同期比11%増の102億ドル、純利益は17億4000万ド
  ル(1株当たり1.06ドル)と、前年同期の14億9000万ドル(同89セント)
  を上回った。これには、海外での税額控除1億1500万ドル(1株当たり7セ
  ント)が含まれている。これを除くと、1株当たり利益は99セントになる。
  1株当たり利益は96セント、売上高は99億4000万ドルと見込まれていた。
  ただし、ガイダンスとして提示された2008年度見通しによれば、増益率が
  ここ6年間で最低の伸びにとどまると言う。

8.ボーイング(BA)
  サンフォード・C・バーンスティーンは世界2位の民間航空機メーカー、ボ
  ーイングの目標株価を115ドルとし、従来から5ドル下方修正した。2009年
  に新型機「787ドリームライナー」を納入できないとの見通しが理由。


個別銘柄編

投資判断変更

1.サンディスク(SNDK)
  オペンヘイマーが、同社の投資判断を“買い”から“中立”に引き下げた。
  
2.アボット・ラボス(ABT)
  ワコビアが、同社の投資判断を“アウトパフォーム”から“マーケットパ
  フォーム”に引き下げた。

3.CSXコープ (CSX)
  リーマン・ブラザーズが、同社の投資判断を“イコールウエイト”から
  “アンダーウエイト”に引き下げた。

4.ナスダック (NDAQ)
  パイパー・ジェファリーが、同社の投資判断を“アウトパフォーム”から
  “マーケットパフォーム”に引き下げた。
  

価格目標変更

1.メットライフ (MET)
  フリードマン・ビリングスが、投資判断を“アウトパフォーム”に
  新規格付けした。また、同社の目標価格を83ドルとした。

2.ブロードコム (BRCM)
  UBSが、投資判断を“買い”に新規格付けした。

3.ボーイング(BA)
  ドイチェ・セキュリテイズが、同社の目標価格を104ドルから100ドルへ
  引き下げた。また、投資判断は“保有”とした。

4.コスコ(COST)
  HSBCセキュリテイズが、同社の目標価格を51ドルから58ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“アンダーウエイト”とした。

5.グーグル(GOOG)
  スティフル・ニコラスが、同社の目標価格を620ドルから710ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“買い”とした。

6.グーグル(GOOG)
  スタンダード・リサーチが、同社の目標価格を615ドルから735ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

7.EMCコープ (EMC)
  フリードマン・ビリングスが、同社の目標価格を17ドルから25ドルへ引 
  き上げた。また、投資判断は“マーケットパフォーム”とした。


=以上=
タグ:投資 米国株
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2007年10月11日

ダウ指数、S&P500指数は反落。ナスダック指数はしっかり。

米国株相場レポート

10月10日

森  崇

ダウ指数、S&P500指数は反落。ナスダック指数はしっかり。


(背景)
企業収益が市場予想を下回るのではとの懸念が出た。主としてダウ指数採用銘柄に悪材料が多かった。

  @モンサント(MON)
   遺伝子組み換え種子会社の決算内容が弱めだった。6−8月期の売上高、
   一株あたり利益が予想を下回った他、2008年度通期の予想一株当たり利益
   が予想より低めだった。

  Aボーイング(BA)
   ボーイングは10日、新型機「787ドリームライナー」の納期を6カ月延ば
   したことを明らかにした。部品不足と組み立て工程の遅延が理由だという。

  Bアルコア(AA)
   アルミニウムメーカー大手アルコアが9日引け後発表した2007年7−9月
   (第3四半期)決算は、一部項目を除いたベースの1株利益が予想を1セ
   ント下回った。

  Cインターナショナル・ペーパー(IP)
   製紙最大手のインターナショナル・ペーパーは土地売却益が予想を下回る
   見通しであることを理由に、07年7−9月(第3四半期)利益がアナリス
   ト予想に届かなかったことを明らかにした。

  Dクライスラー
   全米自動車労組(UAW)は10日、クライスラーと行ってきた、医療費削
   減を巡る労働協約の改定交渉が期限である10日までに合意できなかった。
   これによって、全米のクライスラーの工場と研究施設でストライキに突入
   した。


ダウ指数は前日比85.84ドル安の14,078.69ドル、S&P500指数は同2.68ポイント安の1,562.47、ナスダック指数は同7.70ポイント高の2,811.61で引けた。

1011.jpg


(米国株相場にとっての強材料)

1.全米抵当貸付銀行協会(MBA)が10日発表した5日までの1週間の住宅ロ
  ーン申請指数は、前週比2.4%上昇し652となった。住宅ローン30年物固定
  金利は平均6.40%だった。

  (他の主要指数動向)
  ★購入指数…2.1%上昇し420.2
  ★借り換え指数…2.7%上昇し2003.2


2.グリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長は10日、ニューヨー
  クで開かれた会議に出席し、以下の通り発言。

  (発言要旨)
  ★向こう6−9カ月間で、米国がリセッションを避ける確率は50:50よりも
   高い。株式相場がこのまま上昇すれば、今われわれが経験している住宅の
   価値減少もすぐに相殺することができる。
  ★世界的な貯蓄過剰が長期金利を押し下げた。住宅バブルの責任は米連邦準
   備制度やその他中央銀行にはない。一つの見方としては中央銀行の重要性
   が世界的に薄れている点が挙げられる。中銀には極めて重大な住宅バブル
   に対する制御は不可能だった」と述べた。

3.ボストン連銀のローゼングレン総裁が講演にて以下の通り発言。

  (発言要旨)
  ★投資家は大規模な範囲でのリスク再評価を実施してはいない。新興市場で
   は株価も債券も深刻な下落は見られない。
  ★信用市場でのリスク逃避は経済や金融市場に長期的影響は与えないだろう。

4.ゴールドマン・サックス(GS)
  ゴールドマン・サックスが規制当局に10日提出した文書によると、同社が保
  有していた債務担保証券(CDO)と融資担保証券(CLO)の価値が6―
  8月期(第3四半期)に53%減少したことが明らかになった。保有するCD
  OとCLOの適正価額は8月末時点で17億7000万ドルと5月末時点の37億
  9000万ドルから減少。住宅ローン担保証券(MBS)は16%減少した。

5.8月の卸売在庫は前月比0.1%増加(前月は0.2%増加)と、予想(0.3%増)
  を下回った。8月の売上高は前月比0.4%増と、7月の0.2%増を上回った。 
  在庫比率は4カ月連続で1.11カ月となった。

6.フリーモント・ゼネラル(FMT)
  米不動産ローン会社フリーモント・ゼネラル株が買われた。バークレイ
  ズ・キャピタルの元トレーダー、フィリップ・ファルコン氏が経営するヘッ
  ジファンド運用会社ハービンジャー・キャピタル・パートナーズを含む複数
  企業が同社に投資したのが背景。

7.アカマイ・テクノロジーズ(AKAM)
  アメリカン・テクノロジー・リサーチは、インターネット関連ソフトを手掛
  けるアカマイ・テクノロジーズの投資判断を「買い」で始めた。基本的な業
  績は依然として強く、同社の示す収益見通しは市場予想と一致あるいは上回
  るだろうと指摘。

8.グーグル(GOOG)
  メリルリンチが強気コメント。2009年グーグル株の目標株価を25%引き上げ
  740ドルに設定した。インターネット検索市場でのシェアを引き続き拡大す
  るだろう。第3四半期決算は強い内容になろうとしている。
  リーマンも9日に同社株の目標株価を714ドルに引き上げていた。


(米国株相場にとっての弱材料)

1.全米不動産業者協会(NAR)によると、今年の米中古住宅販売戸数は前年比
  11%減少し、578万戸と当初予想を下回る公算が大きい。5年ぶりの低水準だ。
  一方、新築住宅販売戸数は前年比24%減の80万4000戸の見通し。

2.欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー、イタリア銀行のドラギ総裁は
  10日、ユーロの対ドル相場は異なるファンダメンタルズの違いを反映してい
  ると述べた。

3.ボーイング(BA)
  ボーイングは10日、新型機「787ドリームライナー」の納期を6カ月延ばし
  たことを明らかにした。部品不足と組み立て工程の遅延が理由だという。納
  入は2008年11月下旬か12月に開始される。当初目標は同年5月だった。同
  社のドリームライナーはこれまでに700機以上(総額約1200億ドル)の受注
  を獲得している。ハネウエル・インターナショナルに発注した航空機制御ソ
  フトウエアなどが未完成のため、組み立て工程が滞っている。10日発表され
  た納入の延期は利益には実質的な影響を与えない見通し。同社は07年度と
  08年度の利益見通しを据え置いた。

4.クライスラー
  全米自動車労組(UAW)は10日、クライスラーと行ってきた、医療費削減
  を巡る労働協約の改定交渉が期限である10日までに合意できなかった。これ
  によって、全米のクライスラーの工場と研究施設でストライキに突入した。

5.アルコア(AA)
  アルミニウムメーカー大手アルコアが9日引け後発表した2007年7−9月
  (第3四半期)決算は、一部項目を除いたベースの1株利益が予想を1セン
  ト下回った。

6.インターナショナル・ペーパー(IP)
  製紙最大手のインターナショナル・ペーパーは土地売却益が予想を下回る
  見通しであることを理由に、07年7−9月(第3四半期)利益がアナリスト
  予想に届かなかったことを明らかにした。

7.クエスト・コミュニケーションズ(Q)
  UBSは米地域通信4位のクエスト・コミュニケーションズ・インターナシ
  ョナルの投資判断を「買い」から「中立」へ引き下げた。キャッシュフロー
  に対するリスクが高まっていることを理由に挙げている。


個別銘柄編

投資判断変更

1.KLA・テンコア(KLAC)
  リーマン・ブラザーズが、同社の投資判断を“オーバーウエイト”から
  “イコールウエイト”に引き下げた。また、同社の目標価格を20ドル
  とした。

2.アプライド・マテリアルズ(AMAT)
  リーマン・ブラザーズが、同社の投資判断を“オーバーウエイト”から
  “イコールウエイト”に引き下げた。

3.ターゲット (TGT)
  パイパー・ジェファリーが、同社の投資判断を“アウトパフォーム”から
  “マーケットパフォーム”に引き下げた。

4.ナスダック (NDAQ)
  マトリックスUSAが、同社の投資判断を“買い”から“保有”に引き下
  げた。

5.ザイリンクス (XLNX)
  パシフィック・クレスト・セキュリテイズが、同社の投資判断を“アウト
  パフォーム”から“セクターパフォーム”に引き下げた。

6.チャールズ・シュワブ (SCHW)
  フォックス・ピット・ケルトン・ココラン・カーニア・ウオーラーが、
  同社の投資判断を“アウトパフォーム”から“イン・ライン”に引き下
  げた。
  

価格目標変更

1.アカマイ・テック (AKAM)
  AM・テック・リサーチが、投資判断を“買い”に新規格付けした。
  また、同社の目標価格を50ドルとした。

2.サタヤム・コンピューター (SAY)
  リーマン・ブラザーズが、投資判断を“アンダーウエイト”に新規格付
  けした。

3.アメリカン・インターナショナル・グループ (AIG)
  バンク・オブ・アメリカ・セキュリテイズが、投資判断を“中立”に
  新規格付けした。また、同社の目標価格を74ドルとした。

4.EMCコープ(EMC)
  UBSが、同社の目標価格を23ドルから26ドルへ引き上げた。また、
  投資判断は“買い”とした。

5.アルコア(AA)
  UBSが、同社の目標価格を50ドルから47ドルへ引き下げた。また、
  投資判断は“買い”とした。

8.オートデイスク(ADSK)
  ロバートW・バードが、同社の目標価格を47ドルから57ドルへ引き上
  げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

9.ヤム・ブランドズ (YUM)
  フリードマン・ビリングスが、同社の目標価格を41ドルから46ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。



=以上=
タグ: 米国株 投資
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2007年10月10日

大幅高!ダウ指数とS&P500指数は今年2度目の史上最高値更新。

米国株相場レポート

10月9日

森  崇

大幅高!ダウ指数とS&P500指数は今年2度目の史上最高値更新。


(背景)
1.議事録でFOMCメンバーが米経済が失速するとの懸念を強める可能性のあ
  る文言を避けたことが示された。

2.主要企業に好材料が出た。
 @マイクロソフト(MSFT)
  ゴールドマン・サックス・グループは、マイクロソフトの人気ゲームソフト
  「Halo3」の需要が強いことから、同社の10−12月(第2四半期)利益
  が押し上げられると予想。7−9月期についても1株当たり利益見通しを1
  セント上方修正して40セントとした。

 Aヤム・ブランズ(YUM)
  KFCやピザ・ハットなどレストランチェーンを展開するヤム・ブランズの
  7−9月(第3四半期)決算は海外での売上高だ貢献し、アナリスト予想を
  上回る17%増益となった。

 Bグーグル(GOOG)
  リーマン・ブラザーズがポジティブ・コメント。
  ★グーグル株は714ドルまで上昇するだろう。当初目標価格は610ドルだっ
   た。
  ★早ければ来年2月にグーグルが携帯電話を発表する可能性がある。
  ★グーグルの携帯電話は簡単で、かつ低価格だ。更に、インターネット上で
   ソフトウエアを稼働できるよう設計される見通しだ。

ダウ指数は前日比120.80ドル高の14,164.53ドル、S&P500指数は同12.57ポイント高の1,565.15、ナスダック指数は同16.54ポイント高の2,803.91で引けた。

1010.jpg


(米国株相場にとっての強材料)
1.米連邦準備制度理事会(FRB)が、FOMC議事録(9月18日開催)を公
  表。

  (骨子)
  ★FOMCメンバー「全員」が政策金利を0.5ポイント引き下げ4.75%とす
   ることが最善だと結論した。
  ★今後の政策は景気見通しが市場の展開や他の要因によってどのように影響
   されるかによって決定される。
  ★金融市場の状況が一段と悪化する中で開かれた8月16日の緊急会合では、
   公定歩合の引き下げが中心議題になり、大部分の参加者が強い支持を表明
   した。ただし、一部の参加者はその効果を疑問視し、参加者の一人は適正
   かどうかについて疑問を表明した。
  ★FOMCメンバーは金融市場や景気拡大がどのような展開になるか不透明
   であることから追加利下げについては特定の計画を設けなかった。
  ★労働コストの上昇やドル安を背景に、インフレに関する懸念を引き続き
    表明した。
  ★FOMCが注目する物価指数の食品とエネルギー価格を除くコア指数は8
   月には前年同月比1.8%上昇と、複数のメンバーが心地よいレンジとみる1
   −2%内に3カ月連続でとどまった。FOMCメンバーはこのインフレ低下
   が持続するとの見方をやや強めた。

2.マイクロソフト(MSFT)
  ゴールドマン・サックス・グループは、マイクロソフトの人気ゲームソフト
  「Halo3」の需要が強いことから、同社の10−12月(第2四半期)利益
  が押し上げられると予想。7−9月期についても1株当たり利益見通しを1
  セント上方修正して40セントとした。

3.モルソン・クアーズ・ブルーイング(TAP)
  ビール醸造3位の英サブミラーは同業のモルソン・クアーズ・ブルーイング
  と米国内事業を統合することで合意したと明らかにした。最大手、アンハイ
  ザー・ブッシュへの攻勢を強める。

4.ヤム・ブランズ(YUM)
  KFCやピザ・ハットなどレストランチェーンを展開するヤム・ブランズの
  7−9月(第3四半期)決算は海外での売上高だ貢献し、アナリスト予想を
  上回る17%増益となった。


(米国株相場にとっての弱材料)
1.セントルイス連銀のプール総裁が9日、講演。

  (発言要旨)
  ★住宅市場や信用市場の悪化が続いていることが経済成長を損ねる可能性が
   あるものの、金融市場には混乱収拾の兆候がみられる。
  ★住宅価格の下落を挙げ、米国は未踏の領域にある。インフレの脅威よりも
   経済成長への下振れリスクをより懸念している。
  ★9月の雇用統計について、下振れリスクが起きていると示唆するものでは
   ない。8月分の大幅な修正については、一つの経済統計に重きを置き過ぎ
   るのは誤りであることをあらためて認識させられた。

2.ソーンバーグ・モーゲージ(TMA)
  住宅ローン会社ソーンバーグ・モーゲージは9日、2007年7−9月期中に変
  動金利(ARM)型住宅ローンを裏付けにした証券の売り出しで11億ドルの
  損失を出したとの推計を明らかにした。従来の推計は8億6300万ドルの損失
  だった。ソーンバーグは8月10日以降、220億ドル相当のARMを売り出し
  ていた。同社はファニーメイとフレディマックが購入できない41万7000ド
  ル以上の住宅ローン、いわゆるジャンボ住宅ローンを専門にしている。同社
  は16日に7−9月決算を発表する。

3.米自動車大手のクライスラーは国内自動車販売の減少に対応し、ホワイトカ
  ラー層を415人追加削減するほか、契約労働者を1100人削減することを検討
  している。クライスラーは労組に加盟していない8300人の本社勤務ホワイト
  カラー従業員の5%を削減する可能性がある。また3000人の契約社員の約3
  分の1も削減の対象になる見通しという。2月に発表した人員削減計画では
  時給労働者が1万1000人、ホワイトカラー従業員が2000人とされていた。

4.国際ショッピングセンター評議会(ICSC)とUBSが9日発表した暫定
  集計によると、米小売り大手の9月の既存店売上高は前年同月比2%増にと
  どまった。温暖な天候で秋物衣料の売れ行きが不振だったことや、消費者が
  支出を押さえ気味だったことが背景。住宅販売の鈍化や燃料コスト、金利の
  上昇などが影響し、衣料品や家具類、家庭用品など必需品ではない商品の購
  入が抑えられた。年末商戦も過去5年間で最も低い伸びにとどまる可能性が
  ある。今回の暫定集計結果はICSCの予想レンジ2−2.5%の下限となった。
  最終集計値は今月11日に発表される。

5.国際通貨基金(IMF)は2008年の米経済成長率見通しを1.9%とし、従来
  の(金融市場混乱前)2.8%から下方修正した。IMFはユーロ圏の08年成
  長率見通しも2.1%と、従来見通しの2.5%から下方修正したという。ドイツ
  の経済成長率見通しについては2%と、従来見通しの2.4%から、フランスに
  ついては2%と、前回予想の2.3%からそれぞれ引き下げた。中国については
  10%と従来予想の10.5%から、カナダについては2.3%と前回予想の2.8%か
  ら下方修正。世界全体の経済成長率見通しは4.8%と、従来予想の5.2%から
  下方修正した。

6.ドイツのシュタインブルック財務相は9日、 以下の通り発言した。

  (要旨)
  現在の外国為替レートの変動は過去20年間の動向と比べれば、特別なことで 
  はないし、大したことでもない。変動幅はこれまでの20年間でみてきた範囲
  内だ。

7.マイクロチップ・テクノロジー(MCHP)
  家電用アナログプロセッサーを製造するマイクロチップ・テクノロジーが発
  表した7−9月(第2四半期)決算では、住宅不振の影響で需要が伸び悩ん
  だことから、純利益がアナリスト予想に届かなかった。

8.ボネージュ・ホールディングス(VG
  ベアー・スターンズは、インターネット電話のボネージュが電話大手のスプ
  リント・ネクステルとの訴訟で8000万ドルで和解したものの、ボネージュが
  経営破たんするリスクは変わらないとの見解を示した。

9.欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー、スペイン中央銀行のオルドネ
  ス総裁は9日、インフレ抑制のためECBが政策金利を引き上げる準備があ
  ると述べた。オルドネス総裁は、「ECBは進展を注意深く監視し、物価安
  定実現に対するリスクを避けるため、必要に応じて行動する用意がある」と
  語った。


個別銘柄編

投資判断変更

1.チャイナ・モービル(CHL)
  ドイチェ・セキュリテイズが、同社の投資判断を“買い”から“保有”に
  引き下げた。

2.スプリント・ネクストテル(S)
  ステイフル・ニコラスが、同社の投資判断を“保有”から“売り”に引き
  下げた。

3.コカ・コーラ (KO)
  ドイチェ・セキュリテイズが、同社の投資判断を“買い”から“保有”に
  引き下げた。また、同社の目標価格を57ドルから60ドルへ引き上げた。

4.アポロ・グループ (APOL)
  シグナル・ヒル・キャピタル・グループが、同社の投資判断を“売り”
  から“保有”に引き上げた。


価格目標変更

1.ジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ)
  スタンフォード・リサーチが、投資判断を“保有”に新規格付けした。

2.アクテイビジョン (ATVI)
  シテイ・グループが、投資判断を“買い”に新規格付けした。また、
  同社の目標価格を29ドルとした。

3.エレクトリック・アートス (ERTS)
  シテイ・グループが、投資判断を“買い”に新規格付けした。また、
  同社の目標価格を75ドルとした。

4.フォード・モーター(F)
  キャレヨン・セキュリテイズが、投資判断を“リデュース”に新規格付
  けした。また、同社の目標価格を7ドルとした。

5.ジェネラル・モータース (GM)
  キャレヨン・セキュリテイズが、投資判断を“リデュース”に新規格付
  けした。また、同社の目標価格を31ドルとした。

6.グーグル (GOOG)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を610ドルから714ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。
7.アパッチ (APA)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を95ドルから105ドルへ引き
  上げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

8.ヤム・ブランドス(YUM)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を34ドルから38
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“セクターパフォーム”とした。

9.ブロードコム (BRCM)
  AM・テック・リサーチが、同社の目標価格を40ドルから45ドルへ
  引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。


10.アマゾン・ドット・コム (AMZN)
  バンク・オブ・アメリカ・セキュリテイズが、同社の目標価格を90ドル
  から105ドルへ引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

11.グーグル (GOOG)
  バンク・オブ・アメリカ・セキュリテイズが、同社の目標価格を620ドル
  から670ドルへ引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

12.マカフィー (MFE)
  CSFBが、が、同社の目標価格を41ドルから45ドルへ引き上げた。
  また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

13.アクテイビジョン (ATVI)
  CSFBが、が、同社の目標価格を25ドルから28ドルへ引き上げた。
  また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

14.ヤム・ブランドス(YUM)
  フリードマン・ビリングスが、同社の目標価格を40ドルから41
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトフォーム”とした。



=以上=
タグ: 米国株 投資
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2007年10月09日

ハイテク株がしっかりで、ナスダック指数は小幅続伸。

米国株相場レポート

10月8日

森  崇

ハイテク株がしっかりで、ナスダック指数は小幅続伸。ダウ指数とS&P500指数は小幅安。コロンブスデーの祝日で米国債市場が休場となったことから、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の出来高概算は8億5100万株にとどまり、今年一番の薄商いとなった。

(ナスダック指数が続伸の背景)
@週明けのアジア株相場は上昇し、指標のモルガン・スタンレー・キャピタル・ 
インターナショナル(MSCI)アジア太平洋(日本除く)指数は過去最高値
に達した。先週発表された9月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数が予想を
上回る伸びになったのを受け、米国のリセッション(景気後退)入り懸念が弱
まった。
A9月の雇用統計で雇用者の伸びが予想を上回ったことから、景気先行きへの自
信が出てきた。また、メリルリンチ、ワシントン・ミューチャル、シティグル
ープは、サブプライム住宅ローン問題悪化後、早々と決算への影響度を公表し
ている。これによって、金融市場の混乱が収束に向かっているとの楽観的見方 
が広がりつつある。利下げ観測は低下したが、景気への自信から、サブプライ
ム住宅ローン問題とあまり関係のない景気敏感株であるハイテク業種が物色さ
れた。

(その他指数が下落した背景)
@ドル反発し、ドル安ヘッジ的側面から買われた感のある商品相場が総じて安か
った。景気減速で金属やエネルギーの需要が落ち込むとの懸念も根強く、鉱山
株や石油株が売られた。とりわけ石油大手のオキシデンタル・ペトロリアムが 
急落。フリードマン・ビリングズ・ラムジーが株式投資判断を引き下げたこと 
が売りにつながった。
Aメリル・リンチ株安が尾を引いた。これが他の証券株、金融株に波及。
JPモルガン・チェースとクレディ・スイスは、メリルリンチの株式投資判断
を「中立」に引き下げた。また今年と来年の通期利益見通しも下方修正した。
一方、サンフォードCバーンスティーンはメリルの利益見通しを引き下げたも 
のの、株式投資判断は「アウトパフォーム」で据え置いた。JPモルガンは、
メリルの債券事業の回復は難しいだろう。新たな債券事業部門の責任者がリス
ク投資を削減し、今後数四半期のリターンが減少する可能性があるとした。
Bトラックリース事業大手のライダー・システムは需要減退を理由に7−9
月(第3四半期)利益見通しを下方修正。株価はほぼ3年ぶりの大幅な値下が
 りとなった。需要が著しく軟化したのは景気悪化が背景としている。



ダウ指数は前日比22.28ドル安の14,043.73ドル、S&P500指数は同5.01ポイント安の1,552.58、ナスダック指数は同7.05ポイント高の2,787.37で引けた。

1009.jpg


(米国株相場にとっての強材料)
1.バーリントン・ノーザン・サンタフェ(BNI)
  資産家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェ
  イは、米鉄道会社2位のバーリントン・ノーザン・サンタフェ株を6080万株
  まで買い増した。

2.米投資会社のブラックストーン・グループとアポロ・マネジメントが先週、
  財政難に陥った英住宅金融会社ノーザン・ロック買収に関心を示したと、本
  日付WSJ紙が報じた。これに先立ち米投資会社JCフラワーズ、サーベラ
  ス・キャピタル・マネジメントも、ノーザン・ロックや同社のアドバイザー
  と詳しい条件などを協議したと言う。ノーザン・ロックは、同社買収に関心
  のある企業を資金面で協力するため、シティグループと融資に関する契約を
  まとめた。融資規模は100億ポンドに達する可能性もあるという。

3.リーマン・ブラザーズ(LEH)
  クレディ・スイス・グループは、リーマン・ブラザーズの株式投資判断を 
  「ニュートラル(中立)」から「アウトパフォーム」に引き上げた。85−90
  ドルまで上昇する可能性があると指摘。住宅ローン事業の緩やかな回復を想
  定し、今年のリーマンの1株当たり利益を7.80ドル、来年は同8.05ドルと予
  想している。

4.フランス銀行(中央銀行)によると、米国のサブプライム住宅ローン問題が
  フランスの信用市場に及ぼした影響は最小限にとどまった。同行の調査担当
  副責任者ロバート・オフェレ氏は8日、金利上昇は緩やかな信用収縮につな
  がり、比較的規模の大きい企業が影響を受けたと指摘。その上で、フランス
  企業が受けた影響はほかのユーロ加盟国の企業よりも小さかったとの見方を
  示した。

5.AKスチール・ホールディング(AKS)
  米鉄鋼3位のAKスチール・ホールディングは退職者の医療制度について、 
  オハイオ州で起こされた訴訟で和解が成立したほか、医療厚生のための信託
  基金設立に6億6300万ドルを支払うと発表した。

6.ボネージュ・ホールディングス(VG)
  インターネット電話を手がけるボネージュは米電話大手スプリント・ネクス
  テル(S)との間で争っていた特許侵害訴訟で、8000万ドルを支払って和解した。
  ボネージュは先月、2件の特許侵害訴訟で敗訴している。

7.ヤム・ブランズ(YUM)
  リーマン・ブラザーズはKFCやピザ・ハットなどのレストランチェーンを
  展開するヤム・ブランズの目標株価を16%引き上げ、37ドルに設定した。

8.米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズは8日、メキシコの長期外貨
  建て債務格付けを「BBB」から「BBB+」に引き上げた。同国で先月、
  徴税強化法案が通過したのが格上げの理由。更に、長期自国通貨建て信用格
  付けを「A」から「A+」に引き上げた。


(米国株相場にとっての弱材料)
1.アルコア(AA US)
  世界2位のアルミニウム会社、アルコアは、使途を特定しない経営上の一般 
  的な用途向けとして32億5000万ドルの信用枠を獲得したことを明らかにし
  た。シティ・インベストメント・リサーチは買収資金を用意している可能性
  があるとコメント。

2.フリーポート・マクモラン(FCX)
  最近の銅価格上昇で、中国が買いを手控えるかもしれないとの観測が高まっ
  ている。

3.エクスペディア(EXPE)
  世界最大のオンライン旅行代理店である同社株の投資判断が引き下げられた。
  シティ・インベストメント・リサーチが“買い”から“保有”へ。

4.ライダー・システムズ(R)
  トラック・リース会社が業績発表。予想を下回る内容だった。景気悪化の影
  響をこうむった形となった。

5.メリル・リンチ(MER)
  メリルリンチは5日、7―9月期(第3四半期)の最終損益が赤字に転落し
  たもようと発表。
  (要旨)
  ★住宅ローンや資産担保証券(ABS)、レバレッジドローン(高リスク・
   高利回りローン)で50億ドル近い過去最大の評価損を計上する結果、1株
   当たり50セントの赤字となる。
  ★10−12月期(第4四半期)の収入は予想するのが依然として難しい。
  ★サブプライム住宅ローンと債務担保証券(CDO)での評価損は、ヘッジ
   取引による利益を差し引いたベースで45億ドルとなった。信用スプレッド
   の過去に例を見ない動きと、第3四半期に強まった関連証券市場での流動
   性不足が背景。
  ★投機的等級の融資による損失は9億6700万ドル、引き受け手数料を含むベ
   ースでは4億6300万ドルとなった。
  
  これを受け、JPモルガン・チェースとクレディ・スイスは、メリルリンチ 
  の株式投資判断を「中立」に引き下げた。また今年と来年の通期利益見通し
  も下方修正した。一方、サンフォードCバーンスティーンはメリルの利益見
  通しを引き下げたものの、株式投資判断は「アウトパフォーム」で据え置い
  た。JPモルガンは、メリルの債券事業の回復は難しいだろう。新たな債券
  事業部門の責任者がリスク投資を削減し、今後数四半期のリターンが減少す
  る可能性があるとした。また、メリルの07年度通期の1株利益見通しを6.05
  ドルと、従来見通しの7.67ドルから下方修正した。08年通期については10
  セント下方修正し8.15ドルとした。クレディ・スイスは、メリルの07年度
  通期の利益見通しを5.85ドルと従来見通しの7.90ドルから引き下げ、08年
  度についても1ドル下方修正し7.85ドルとした。サンフォードCバーンステ
  ィーンは、メリルの07年度通期の1株利益見通しを5.67ドルと従来予想の
  7.66ドルから引き下げ、08年度については1.81ドル引き下げて8.10ドルとし
  た。またメリルの株価目標を15ドル引き下げ100ドルとした。

6.クライスラーと全米自動車労組(UAW)との労働協約交渉は9日に期限を
  迎え、それまでに合意に至らない場合、UAWはストライキも辞さない構え
  であることが8日、明らかになった。

7.@ドイツのグロス経済技術相は8日、以下の通りコメントした。
  (要旨)
  ★原則として、ドルの下落は不安をもたらしている。特にこれ以上の値下が
   りは不安をさらに強める。

  Aドイツのシュタインブルック財務相は8日、以下の通りコメント。
  (要旨)
  ★対ドルで最高値を記録したユーロ高を懸念していない。強いユーロを好む。

8.国際通貨基金(IMF)のラト専務理事は 8日、以下の通り発言した。
  (要旨)
 ★貿易加重平均の見地に立てば、ドルは等価を下回っている。ただし、判断
   は、投資家や買い手、売り手によってなされる。


個別銘柄編

投資判断変更

1.リーマン・ブラザーズ(LEH)
  CSFBが、同社の投資判断を“中立”から“アウトパフォーム”に引き
  上げた。

2.KLA・テンコア(KLAC)
  ワコビアが、同社の投資判断を“アウトパフォーム”から“マーケットパ
  フォーム”に引き下げた。また、同社の目標価格を40ドルとした。

3.オキシデンタル・ペトロ (OXY)
  フリードマン・ビリングスが、同社の投資判断を“マーケットパフォー   
  ム”から“アンダーパフォーム”に引き下げた。また、同社の目標価格を
  51ドルから56ドルへ引き下げた。

4.メルリ・リンチ (MER)
  CSFBが、同社の投資判断を“アウトパフォーム”から“中立”に引き
  下げた。また、また、同社の目標価格を95ドルから85ドルへ引き下げた。

5.プロクター&ギャンブル (PG)
  サン・トラスト・ロビンソン・ハンプレイが、同社の投資判断を“買い”
  から“中立”に引き下げた。

6.ボストン・プロパテイズ (BXP)
  ドイチェ・セキュリテイが、が、同社の投資判断を“買い”から“中立”
  に引き下げた。また、同社の目標価格を110ドルとした。


価格目標変更

1.ヤム・ブランドズ(YUM)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を32ドルから37ドルへ引き上
  げた。また、投資判断は“イコールウエイト”とした。

2.ワシントン・ムーチュアル (WM)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を55ドルから45ドルへ引き下
  げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

3.スター・バックス (SBUX)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を40ドルから37ドルへ引き下
  げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。
4.マクドナルド (MCD)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を59ドルから66ドルへ引き上
  げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

5.ブロードコム (BRCM)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を37ドルから39ドルへ引き上
  げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

6.ティファニー (TIF)
  ベア・スターンズが、同社の目標価格を72ドルから75ドルへ引き上
  げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。
  


=以上=
タグ: 米国株 投資
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2007年10月06日

大幅高!

米国株相場レポート

10月5日

森  崇

大幅高!S&P500指数は史上最高値を更新した。ナスダック指数はほぼ7年ぶりの高値まで戻った。ダウ指数は一時市場最高値を更新したが、引け値は史上最高値にわずかに及ばなかった。S&P500指数は週間ベースでは2%上昇、ダウ指数とナスダック指数はそれぞれ1.2%と2.9%上昇した。

(背景)
1.9月の雇用統計で雇用者の伸びが予想を上回ったことから、景気先行きへの
  自信が出るとともに、金融市場の混乱収束に向かって楽観的見方が広がった。
  8月の雇用者数は8万9000人増と、速報値の4000人減からプラスに大幅上
  方修正された。7月と8月の非農業部門雇用者数の上方修正幅は合計で11万
  8000人となった。FF金利先物市場の動向によると、金利据え置きは52%の
  確率が織り込まれており、前日の28%から上昇した。

2.主要企業に好材料が目立った。
 @リサーチ・イン・モーション(RIMM)
  携帯電子メール端末「ブラックベリー」を製造・販売するカナダの同社が4
  日発表した2007年6−8月(第2四半期)決算は、純利益が前年同期の倍以
  上に膨らんだ。また、ガイダンスはアナリスト予想を上回った。

 Aヤフー(YHOO)
  サンフォード・C・バーンスティーンは、インターネット検索サイト大手ヤ
  フーの経営陣は株価上昇のために事業部門の分割や売却を検討すべきだと指
  摘した。人員削減や広告事業の立て直しを図れば株価は45ドルまで上昇する
  だろうと述べた。

 Bシアーズ(SHLD)
  百貨店大手のシアーズは8日連続で上昇。週間ベースでは17%値上がりした。
  米投資家ウィリアム・アックマン氏がシアーズのエドワード・ランパート会
  長に対して、増益を図るため店舗売却を要求するとの観測が背景。アックマ
  ン氏は3日、シアーズ株500万株を取得した。

 Cアルコア(AA)
  世界2位のアルミニウム会社、アルコアはダウ指数採用銘柄で値上がり率ト
  ップだった。4日、包装材事業の売却や他部門のリストラ計画に関連する経
  費およそ8億4500万ドルを2007年7−9月(第3四半期)に経費として計
  上すると発表。


ダウ指数は前日比91.70ドル高の14,066.01ドル、S&P500指数は同14.75ポイント高の1,557.59、ナスダック指数は同46.75ポイント高の2,780.32で引けた。

1006.jpg


(米国株相場にとっての強材料)

1.9月の雇用統計が発表になった。

  (内訳)
  ★非農業部門の雇用者数は前月比11万人増加した。予想は10万人増だった。  
  ★8月の雇用者数は8万9000人増と、速報値の4000人減からプラスに大幅
   上方修正された。7月と8月の非農業部門雇用者数の上方修正幅は合計で
   11万8000人。8月の上方修正の大半は政府関連機関による雇用(5万 
   7000人増)で、新学期に向けた教師の採用増を反映したものだった。
  ★9月の失業率は4.7%と、前月の4.6%から上昇。予想は4.7%だった。
  ★9月の平均時給は前月比7セント(0.4%)増加(8月は前月比0.3%増)し
   た。前年同月比では4.1%増加と、2月以来最大の伸びとなった。
  ★平均週給は593.87ドル(8月は591.50ドル)
  ★週労働時間は33.8時間と前月と変わらず。
  ★製造業の週平均労働時間は41.4時間で、前月と変わらずだった。

  (部門別雇用状況)
  ★民間部門の雇用者数は9月に7万3000人増加。8月は3万2000人増だっ
   た。
 ★銀行や保険会社、レストランや小売業者を含む広義のサービス業の9月の
   雇用は14万3000人増加(前月15万3000人増)した。小売りは5200人の
   減少(前月8700人増)だった。
 ★製造業部門は1万8000人減少。前月は4万5000人減少だった。予想は9 
   月は1万人減だった。建設業の雇用者数は9月に1万4000人減少(8月は
   2万2000人減)した。

  (雇用統計の評価)
 住宅市場の悪化と金融市場の混乱が雇用市場に対して懸念されていたほど打
  撃を加えていないことを示唆している。同統計発表を受けて、金融市場では
  今月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)が追加利下げを見送るとの見方
  が広がっている。FF金利先物市場の動向によると、金利据え置きは52%の
  確率が織り込まれており、前日の28%から上昇した。

2.コマーシャル・メタルズ(CMC)
  ゴールドマン・サックスは鉄鋼メーカーのコマーシャル・メタルズの株を
  「コンビクション・バイ」のリストに加えた

3.シーリー(ZZ)
  マットレスメーカー、シーリーの6−8月(第3四半期)決算では、1株利
  益が22セントに減少した。予想は32セントだった。

4.ヤフー(YHOO)
  サンフォード・C・バーンスティーンは、インターネット検索サイト大手ヤ
  フーの経営陣は株価上昇のために事業部門の分割や売却を検討すべきだと指
  摘した。人員削減や広告事業の立て直しを図れば株価は45ドルまで上昇する
  だろうと述べた。

5.リサーチ・イン・モーション(RIMM)
  携帯電子メール端末「ブラックベリー」を製造・販売するカナダの同社が4
  日発表した2007年6−8月(第2四半期)決算は、純利益が前年同期の倍以
  上に膨らんだ。また、ガイダンスはアナリスト予想を上回った。
  売上高は13億7000万ドルと、前年同期の2倍以上に拡大した。純利益は2
  億8770万ドル(1株当たり50セント)と、前年同期の1億4020万ドル(同
  25セント)から増加した。同社は新製品投入で、アップルの音楽プレーヤー
  付き携帯電話機 「iPhone」発売による打撃を回避している。
  9−11月(第3四半期)については1株利益が59−63セント、売上高が16
  億−16億7000万ドルにそれぞれ増加するとの見通しを示した。1株利益56
  セント、売上高15億4000万ドルが見込まれていた。9−11月期の加入者数
  について165万人増を予想している。

6.シアーズ(SHLD)
  百貨店大手のシアーズは8日連続で上昇。週間ベースでは17%値上がりした。
  米投資家ウィリアム・アックマン氏がシアーズのエドワード・ランパート会
  長に対して、増益を図るため店舗売却を要求するとの観測が背景。アックマ
  ン氏は3日、シアーズ株500万株を取得した。

7.アルコア(AA)
  世界2位のアルミニウム会社、アルコアはダウ指数採用銘柄で値上がり率ト
  ップだった。4日、包装材事業の売却や他部門のリストラ計画に関連する経
  費およそ8億4500万ドルを2007年7−9月(第3四半期)に経費として計
  上すると発表。

8. ワシントン・ミューチャル(WM)
  米S&L(貯蓄・貸付組合)最大手のワシントン・ミューチュアルは、7−
  9月期の純利益が9年ぶりの低水準との暫定集計を発表したにもかかわらず、
  上昇した。同社発表資料によると、貸倒引当金として9億7500万ドル(税引
  き前)、さらに住宅ローンや同証券に関連した損失および評価損で4億1000
  万ドルを計上することから、7−9月期は大幅な減益となった。ただし、引
  き続き事業拡大および配当実施に必要な流動性と資本は維持していると述べ
  た。


(米国株相場にとっての弱材料)

1.メリル・リンチ(MER)
  メリルリンチは5日、7―9月期(第3四半期)の最終損益が赤字に転落し
  たもようと発表。
  (要旨)
  ★住宅ローンや資産担保証券(ABS)、レバレッジドローン(高リスク・
   高利回りローン)で50億ドル近い過去最大の評価損を計上する結果、1株
   当たり50セントの赤字となる。
  ★10−12月期(第4四半期)の収入は予想するのが依然として難しい。
  ★サブプライム住宅ローンと債務担保証券(CDO)での評価損は、ヘッジ
   取引による利益を差し引いたベースで45億ドルとなった。信用スプレッド
   の過去に例を見ない動きと、第3四半期に強まった関連証券市場での流動
   性不足が背景。
  ★投機的等級の融資による損失は9億6700万ドル、引き受け手数料を含むベ
   ースでは4億6300万ドルとなった。

2.ネイバーズ・インダストリーズ(NBR)
  油田採掘を手掛けるネイバーズ・インダストリーズは、7−9月期利益がア 
  ナリスト予想より落ち込んだと発表。またガス生産業者が価格下落に伴い北
  米での開発計画を遅らせていることから、2008年通期のネイバーズの利益は
  減少するとの見通しを示した。

3.サポートソフト(SPRT)
  ビジネスソフトを手がけるサポートソフトは、通期業績予想を下方修正した。
  1株損益は最大37セントの赤字、売上高は4700万ドルとなる見通しだとい
  う。
4.テルラブス(TLAB)
  通信機器メーカーのテラブスは7−9月期売り上げが自社予想を下回ったこ 
  とを明らかにした。北米の無線通信業者からの受注減少が響いた。

5.コーンFRB副議長は5日フィラデルフィアで講演。

  (発言要旨)
  ★FOMCは景気減速とインフレ高進の両リスクを考慮し、機敏に政策決定す
   る必要がある。
  ★景気が短期的な軟調局面の後、緩やかな成長軌道に戻るだろう。
  ★0.5ポイントと大幅な利下げに踏み切ったことについて、必要以上に大幅だ
   ったことが判明すれば、相殺できるため支持した。さらに、利下げが小さ
   過ぎたり、遅過ぎるよりも、大き過ぎたり、速過ぎる方が経済には良い。
  ★利下げの完全な影響は、数四半期後まで表れない。深刻な打撃を受けた市
   場では改善の兆候がいくらか見られるが、利下げで景気軟化をすべて回避
   できるわけではなく、今後数カ月は弱さが続く恐れがある。
  ★信用市場の混乱については個人消費にしばらく悪影響を与えるだろう。
  

個別銘柄編

投資判断変更

1.BHPリミテッド (BHP)
  CSFBが、同社の投資判断を“アウトパフォーム”から“中立”に引き
  下げた。

2.モンスター・ワールドワイド(MNST)
  ワコビアが、同社の投資判断を“アウトパフォーム”から“マーケットパ
  フォーム”に引き下げた。また、同社の目標価格を40ドルとした。

3.ウォールグリーン (WAG)
  カリス&カンパニーが、同社の投資判断を“買い”から“平均以上”に引
  き下げた。また、同社の目標価格を35ドルとした。

4.ブロケード (BRCD)
  マトリックスUSAが、同社の投資判断を“ストロング・買い”から“買
  い”に引き下げた。

5.エレクトリック・アートス (ERTS)
  ベア・スターンズが、同社の投資判断を“アウトパフォーム”から“ピア
  パフォーム”に引き下げた。

6.ナショナル・セミコンダクター (NEM)
  マトリックスUSAが、同社の投資判断を“売り”から“ストロング・売
  り”に引き下げた。


価格目標変更

1.マカフィー(MFE)
  ヘンレイ&カンパニーが、同社の投資判断を“買い”に新規格付けした。
  また、同社の目標価格を50ドルとした。

2.ネットワーク・アプリアンス (NTAP)
  CSFBが、同社の投資判断を“中立”に新規格付けした。
  また、同社の目標価格を28ドルとした。

3.EMCコープ (EMC)
  CSFBが、同社の投資判断を“中立”に新規格付けした。
  また、同社の目標価格を20ドルとした。

4.リサーチ・イン・モーション (RIMM)
  RBCキャピタル・マーケットスが、同社の目標価格を115ドルから120
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

5.リサーチ・イン・モーション (RIMM)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を106ドルから115
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

6.マリオット (MAR)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を55ドルから53ドルへ引き下
  げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

7.リサーチ・イン・モーション (RIMM)
  UBSが、同社の目標価格を120ドルから125ドルへ引き下げた。また、
  投資判断は“買い”とした。

8.グーグル (GOOG)
  ベア・スターンズが、同社の目標価格を550ドルから700ドルへ引き上
  げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。

9.アパッチ(APA)
  キャレヨン・セキュリテイズが、同社の目標価格を92ドルから98ドルへ
  引き上げた。また、投資判断は“追加”とした。

10.グーグル (GOOG)
  ノーベンバーガー・キャピタルが、同社の目標価格を575ドルから650
  ドルへ引き上げた。また、投資判断は“買い”とした。

11.マリオット (MAR)
  フリードマン・ビリングスが、同社の目標価格を55ドルから51ドルへ
  引き下げた。また、投資判断は“アウトパフォーム”とした。



=以上=
タグ: 米国株 投資
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2007年10月05日

全般小動き。

米国株相場レポート

10月4日

森  崇

全般小動き。


(相場の特徴)
明日の雇用統計を控え模様眺めムードが強かった。
8月製造業受注が予想を上回る落ち込みだった為、工業株やハイテク株等、景気敏感株が安かった。反面、食品、飲料、薬品、日用品等、ディフェンシーブ株がしっかり。マイクロソフトは、ビデオゲーム・ソフト“Halo3”の売上げが、販売第1週目で3億ドルを超えたと発表したことから買われた。

石炭火力発電の最大手アメリカン・エレクトリック・パワーが上昇。業績見通しの上方修正が好感された。4州で発電所を運営するアリゲニー・エナジーは5年ぶりの復配を手掛かりに2カ月ぶりの高値を付けた。

製薬大手のメルクが手掛ける子宮頸がんワクチン「ガーダシル」は歴史的な売り上げを記録する可能性があるとの見方が高まっている。同社株が急伸した他、他の薬品株もしっかりだった。


ダウ指数は前日比6.26ドル高の13,974.31ドル、S&P500指数は同3.25ポイント高の1,542.84、ナスダック指数は同4.14ポイント高の2,733.57で引けた。

1005.jpg


(米国株相場にとっての強材料)
1.ベアー・スターンズ(BSC)
  証券大手ベアー・スターンズの幹部は4日のニューヨークでの投資家向け説
  明会で、以下の通りコメント。

  (要旨)
  ★利下げを実施して以来、状況は良くなり、流動性が改善している。
  ★一方向だけの大規模な投資を手控えている。成長よりもリスク管理を重視
   する方針だ。
  ★ベアー・スターンズが嵐を乗り切り、より強く、より多角化され、より偉
   大な組織として復活することを確信している。

2.ゼネラル・モーターズ(GM)
  自動車大手のゼネラル・モーターズが全米自動車労組(UAW)との間で先
  週暫定合意した新労働協約に基づくと、同社は2011年までにUAW組合員の 
  4分の1を通常より低い賃金の職務に移行する権利を得た。GMとUAWは
  1万6766人を超える従業員を非中核職に指定することで合意、賃金は現在の 
  GMのUAW組合員の約半分になる。非中核職の従業員はUAW組合員の年
  金を満額ではもらうことはできず、退職者向けの医療保険もない。

3.欧州中央銀行(ECB)は4日、定例政策委員会を開き、短期金利の調節手
  段である短期買いオペ(売り戻し条件付き債券買いオペ=レポ)の応札最低
  金利を4%で据え置くことを決めた。大半の予想通りの結果だった。
  欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は、「さらなる情報を集め、新たな 
  データを分析した上で、今後の金融政策の結論を導く必要がある」と述べ、 
  利上げの休止を示唆した。

4.イングランド銀行は4日、金融政策委員会(MPC)で、政策金利のレポ金
  利を5.75%に据え置くことを決めた。市場予想通りの結果となった。

5.メルク(MRK)
  製薬大手のメルクが手掛ける子宮頸がんワクチン「ガーダシル」は歴史的な
  売り上げを記録する可能性があるとの見方が高まっている。

6.シアーズ・ホールディングス(SHLD)
  ヘッジファンドを運営するウィリアム・アックマン氏は、百貨店大手シアー 
  ズ・ホールディングスの株式500万株を購入したことを明らかにした。

7.スプリント・ネクステル(S)
  携帯電話事業者スプリント・ネクステルの大株主である投資家ラルフ・ウィ 
  ットワース氏は同社に対し、長距離通信事業と光ファイバーネットワーク事
  業の売却を検討するよう求めている。本日付WSJ紙が報じている。


(米国株相場にとっての弱材料)
1.9月29日に終わった1週間の新規失業保険申請件数は前週比1万6000件増
  の31万7000件となった。予想は31万件だった。前週は30万1000件と速報
  値の29万8000件から修正された。4週間移動平均は31万2750件(前週31
  万2250件)。





2.8月米製造業受注は前月比3.3%減(前月は3.4%増)と、予想(2.8%減)よ
  り落ち込みが大きくなった。輸送用機器を除く受注は1.7%減(前月は1.7% 
  増)となった。

  (特徴)
  耐久財受注は前月4.9%減(前月は5.9%増)となった。とりわけ、民間航空
  機と自動車の受注が落ち込んだことが影響した。

3.アービンメリター(ARM)
  自動車部品メーカーのアービンメリターは、2007年7−9月(第4四半期) 
  の1株利益が先に示した自社見通しを最大で40セント下回る可能性があると
  発表した。
  
4.マリオット・インターナショナル(MAR)
  世界最大のホテル会社マリオット・インターナショナルは2008年度の増益率
  はアナリスト予想を下回るだろうと述べた。

5.ニュートリ・システム(NTRI)
  減量プログラムを運営するニュートリシステムは、新規顧客が伸び悩み、07
  年7−9月(第3四半期)利益は予想を下回ったと述べた。

6.ラジオシャック(RSH)
  ゴールドマン・サックスは、家電販売大手ラジオシャックがビデオゲーム事
  業の構築で障害に直面していると指摘し、7−9月期決算の利益見通しを下
  方修正した。


個別銘柄編

投資判断変更

1.シエナ (CIEN)
  UBSが、同社の投資判断を“売り”から“中立”に引き上げた。

2.ブロードコム(BRCM)
  カリス&カンパニーが、同社の投資判断を“買い”から“平均以上”に引
  き上げた。また、同社の目標価格を35ドルから44ドルへ引き上げた。

3.ネットワーク・アプリアンス (NTAP)
  カリス&カンパニーが、同社の投資判断を“買い”から“平均以上”に引
  き下げた。また、同社の目標価格を35ドルから28ドルへ引き下げた。



4.ザイリンクス (XLNX)
  マトリックスUSAが、同社の投資判断を“売り”から“ストロング・売
  り”に引き下げた。


価格目標変更

1.ポタッシュ(POT)
  CSFBが、同社の投資判断を“中立”に新規格付けした。また、同社の
  目標価格を116ドルとした。

2.モザイク (MOS)
  CSFBが、同社の投資判断を“アウトパフォーム”に新規格付けした。
  また、同社の目標価格を66ドルとした。

3.アグリウム (AGU)
  CSFBが、同社の投資判断を“アウトパフォーム”に新規格付けした。
  また、同社の目標価格を66ドルとした。

4.インフォシス (INFY)
  CIBCワールド・マーケットスが、同社の投資判断を“セクターパフォ
  ーム”に新規格付けした。また、同社の目標価格を60ドルとした。

5.アップル (AAPL)
  BMOキャピタル・マーケットスが、同社の投資判断を“アウトパフォー
  ム”に新規格付けした。また、同社の目標価格を182ドルとした。

6.マイクロン (MU)
  ワコビアが、が、同社の投資判断を“アウトパフォーム”に新規格付
  けした。

7.アドバンスド・マイクロン (AMD)
  ワコビアが、が、同社の投資判断を“アウトパフォーム”に新規格付
  けした。

8.クオルカム (QCOM)
  ワコビアが、同社の投資判断を“マーケットパフォーム”に新規格付
  けした。

9.IBM (IBM)
  ワコビアが、同社の投資判断を“マーケットパフォーム”に新規格付
  けした。

10.モトローラ (MOT)
  ワコビアが、同社の投資判断を“マーケットパフォーム”に新規格付
  けした。

11.テキサスインストルメント (TXN)
  ワコビアが、同社の投資判断を“マーケットパフォーム”に新規格付
  けした。

12.ザイリンクス (XLNX)
  ワコビアが、が、同社の投資判断を“アウトパフォーム”に新規格付
  けした。

13.インテル (INTC)
  ワコビアが、が、同社の投資判断を“アウトパフォーム”に新規格付
  けした。

14.ブロードコム(BRCM)
  ワコビアが、が、同社の投資判断を“アウトパフォーム”に新規格付
  けした。

15.デル(DELL)
  ワコビアが、が、同社の投資判断を“アウトパフォーム”に新規格付
  けした。

16.ピューレット・パッカード (HPQ)
  ワコビアが、が、同社の投資判断を“アウトパフォーム”に新規格付
  けした。

17.モトローラ (MOT)
  リーマン・ブラザーズが、同社の目標価格を20ドルから22ドルへ引き上
  げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。

18.アベクロンビ(ANF)
  フリードマン・ビリングスが、同社の目標価格を90ドルから100ドルへ引
  き上げた。また、投資判断は“オーバーウエイト”とした。





=以上=
タグ: 米国株 投資
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2007年10月04日

全般軟調。

米国株相場レポート

10月3日

森  崇

全般軟調。

(背景)
1.米民間部門の雇用増から米経済への安心感が高まり、ドルは対ユーロでも上 
  昇した。世界的な経済成長見通しを背景に、低金利の日本で資金を調達し、
  高金利通貨国で運用する「キャリー取引」が活発化し、円は主要16通貨すべ
  てに対して下落した。ニューヨーク外国為替市場では、一時1ドル=116円
  78銭と8月23日以来、ほぼ6週間ぶりの円安・ドル高水準を付けた。
  為替の急激な変動により、外人投資家中心に買いが見送られた。

2.半導体中心として、主要銘柄に悪材料が出た。
 @インテル(INTC)
  インテルに悪材料。モルガン・スタンレーが、価格引き下げが利益を圧迫す
  ると警告。インテルとアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)が供
  給過多と値下げ合戦に直面する可能性があると指摘。在庫調整と積極的な値
  下げを前に両社の株式を売却しておくのが望ましいと言う。これを受け、半 
  導体関連株が安かった。

 Aマイクロン・テクノロジー(MU)
  DRAM大手マイクロン・テクノロジーの株価が急落。3四半期連続の赤字決
  算が嫌気された。メモリーチップの供給過剰に直面し、在庫償却ならびに値
  引き継続を強いられている。

 Bカジノ関連株
  モルガン・スタンレーが発表した暫定集計値によるとマカオでのゲーム収入
  は9月に55%増加したが、同社アナリスト予想では約75%の増収が見込まれ
  ていた。ラスベガス・サンズ(LVS ) 等が下落。

ダウ指数は前日比79.26ドル安の13,968.05ドル、S&P500指数は同7.04ポイント安の1,539.59、ナスダック指数は同17.68ポイント安の2,729.43で引けた。

1004.jpg


(米国株相場にとっての強材料)
1.アップル(AAPL)
  アップルの音楽プレーヤー付き携帯電話機「iPhone」の欧州発売につ
  いて、CSFBは携帯電話サービス会社の月間通話料金収入からアップルに支
  払われる比率が米国を上回る可能性があるとの見方を示した。アップルは通
  話料金収入の10−15%を受け取る可能性があり、米国での10%を上回る。
  携帯電話サービス会社との提携や9月のiPhone値引きにより、2008年 
  度のアップルのフリーキャッシュフローが33億ドル拡大する可能性があると 
  指摘。さらに、新しい携帯デジタル音楽プレーヤー「iPod」やパソコン 
  ブランド「マッキントッシュ」の年末商戦での売れ行きも追い風となるだろ
  うとみている。

2.ノーザン・ロック
  イングランド銀行から先月緊急支援を受けた英銀ノーザン・ロックの株価が
  前日比12%急伸。過去7年で最大の上げとなった。米投資会社JCフラワー
  ズがノーザン・ロック買収資金を確保したとする英紙報道を好感した。JC
  フラワーズは、ノーザン・ロックの買収資金などに充当する可能性のある約
  150億ポンドを確保した。また、ノーザン・ロックは同日、メリルリンチに
  加え、身売り交渉のアドバイザーにシティグループを起用したことを発表し
  た。シティが買収資金も用意している模様。

3.デル(DELL)
  パソコンメーカー大手のデルは3日、パソコン販売大手のソフマップと提携
  し、5日から日本国内14カ所のソフマップ店舗でパソコンを販売すると発表
  した。デルはソフマップの親会社であるビックカメラと提携を結んでいる。

4.BEAシステムズ(BEAS)
  米資産家カール・アイカーン氏はインターネット関連ソフト大手のBEAシス 
  テムズの持ち株比率を再び引き上げた。持ち株比率はオプションも含めて 
  11%。9月20日に提出した文書では9.9%だった。今回の買い増しにより、
  アイカーン氏はプライベート・キャピタル・マネジメントを抜いて最大株主
  になった。同氏はBEAを売上高が同社よりも大きい企業に売却することで、
  売り上げ増を図るよう同社に求めている。

5.グリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長は3日、リスボンで
  開催されたイベントで、資産担保コマーシャルペーパー(ABCP)市場の
  混乱は沈静化し始めていると述べた。 米国経済について、成長率は低下する
  可能性が高い。2008年初めの数カ月以内に底入れした後、回復し始めるだろ
  うと語った。また同国株式相場が上昇し、ダウ指数が1日に最高値を更新し
  たことは、投資家らがすでに信用収縮の終えんを予想していることを示唆す 
  ると指摘した。

6.給与明細書作成代行会社のオートマティック・データ・プロセッシング
 (ADP)エンプロイヤー・サービシズが3日発表した給与名簿に基づく集計調 
  査によると、9月の米民間部門の雇用者数は5万8000人増加(8月は2万 
  7000人)と、予想(6万人増)を若干下回った。

  (内訳)
 業種別では製造業、建設業を含む財生産部門は3万9000人減少。サービス部
  門は9万7000人増加した。

7.ハーレー・ダビッドソン(HOG)
  UBSインベストメント・バンクは、二輪車メーカー最大手のハーレー・ダ
  ビッドソンの小売り部門の売り上げは予想ほど悪くない可能性があると述べ
  た。

8.パネラ・ブレッド(PNRA)
  ベーカリーカフェをチェーン展開するパネラ・ブレッドは2007年7−9月期
  決算の1株当たり利益は35−37セントだったと発表。1株当たり34セント
  の利益が見込まれていた。


(米国株相場にとっての弱材料)
1.インテル(INTC)
  インテルに悪材料。モルガン・スタンレーが、価格引き下げが利益を圧迫す
  ると警告。インテルとアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)が供
  給過多と値下げ合戦に直面する可能性があると指摘。在庫調整と積極的な値
  下げを前に両社の株式を売却しておくのが望ましいと言う。

2.マイクロン・テクノロジー(MU)
  DRAM大手マイクロン・テクノロジーの株価が急落。3四半期連続の赤字決
  算が嫌気された。メモリーチップの供給過剰に直面し、在庫償却ならびに値
  引き継続を強いられている。

3.ベアー・スターンズ(BSC)
  証券大手ベアー・スターンズは3日、住宅ローン組成部門で310人の人員削 
  減を実施していると発表。6−8月期(第3四半期)決算で純利益が61%減 
  えと、1998年以来の大幅な減益になったことを受けた措置。人員削減はアン
  コア・クレジット、ベアー・スターンズ・レジデンシャル・モーゲージの2
  つの住宅ローン組成部門を統合する計画の一環。同社は今年に入りすでに同
  部門関連の人員を40%削減している。

4.カジノ関連株
  モルガン・スタンレーが発表した暫定集計値によるとマカオでのゲーム収入
  は9月に55%増加したが、同社アナリスト予想では約75%の増収が見込まれ
  ていた。ラスベガス・サンズ(LVS ) 等が下落。

5.ドリームワークス・アニメーションSKG(DWA)
  パリ・キャピタルはアニメ映画制作会社ドリームワークス・アニメーション
  SKGの株式投資判断を「買い」から「ニュートラル(中立)」に引き下げ
  た。「Bee Movie(原題)」の世界的な興行成績が予想を下回ったほか、「シ
  ュレック・ザ・サード」のDVD販売低迷が投資判断引き下げの理由。


個別銘柄編

投資判断変更

1.ジェネラル・モータース(GM)
  バンク・オブ・アメリカ・セキュリテイズが、同社の投資判断を“売り”
  から“中立”に引き上げた。また、同社の目標価格を25ドルから37ドル
  へ引き上げた。

2.キャメコ(CCJ)
  カナコード・アダムスが、同社の投資判断を“買い”から“保有”に引き
  下げた。

3.ペトロブラ・ブラジルエロ (PBR)
  ベア・スターンズが、同社の投資判断を“アウトパフォーム”から“ピア
  パフォーム”に引き下げた。

4.ウオール・グリーン (WAG)
  マトリックスUSAが、同社の投資判断を“買い”から“ストロング・買 
  い”に引き上げた。

5.ウイン・リゾートス (WYNN)
  UBSが、同社の投資判断を“中立”から“売り”に引き下げた。また、 
  同社の目標価格を129ドルとした。

6.ジェネラル・モータース(GM)
  ソレイル・セキュリテイズが、同社の投資判断を“売り”から“保有”に
  引き上げた。また、同社の目標価格を37ドルとした。

7.チア・バリ・ドゥ・リオ・ドゥース (RIO)
  JPモルガンが、同社の投資判断を“オーバーウエイト”から“中立”に
  引き下げた。

8.マイクロン・テクノロジー (MU)
  シンクエクイティ・パートナーズが、同社の投資判断を“買い”から
  “アキュムレート”に引き下げた。
  

価格目標変更

1.ナスダック (NDAQ)
  ジェファリー&カンパニーが、同社の投資判断を“買い”に新規格付
  けした。また、同社の目標価格を45ドルとした。

2.シエナ (CIEN)
  UBSが、同社の目標価格を35ドルから41ドルへ引き上げた。また、
  投資判断は“売り”とした。

3.リサーチ・イン・モーション (RIMM)
  CSFB同社の目標価格を70ドルから100ドルへ引き上げた。また、
  投資判断は“中立”とした。



=以上=
タグ:米国株 投資
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